帯域遅延積

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データ転送において、帯域遅延積(たいせきちえんせき、: bandwidth-delay product)、または帯域幅遅延積(たいいきはばちえんせき)とは通信帯域ラウンドトリップタイム (RTT) の積である[1][2] 。一定時間におけるネットワーク[要曖昧さ回避]上のデータ量の最大値、すなわち送信済みであるものの肯定応答を受け取っていないデータ量と等しい。

帯域遅延積の大きなネットワークは、広帯域高遅延ネットワーク(long fat network, LFN。エレフェン (elephen) と読む)と呼ばれている。RFC 1072での定義として、105ビット(12500バイト)より非常に大きな帯域遅延積のネットワークがLFNであると考えられている。

参考[編集]

  1. ^ RFC 1072: Introduction
  2. ^ Understanding Bandwidth-Delay Product in Mobile Ad Hoc Networks