市立五條文化博物館

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五條文化博物館
The City Museum of Gojo Culture
五條文化 博物館の位置(奈良県内)
五條文化 博物館
五條文化
博物館
奈良県内の位置
施設情報
正式名称 市立五條文化博物館
愛称 ごじょうばうむ
専門分野 奈良県五條市の歴史、文化、民俗、考古学
事業主体 五條市教育委員会事務局文化財課
管理運営 2021年(令和3年)4月1日より指定管理者・積小舎[1]
建物設計 安藤忠雄(鉄筋コンクリート造3階建て)
延床面積 本館:2021.4平方メートル
別館:225.62平方メートル
開館 1995年(平成7年)4月29日[1]
所在地

637-0091 
日本の旗 日本奈良県五條市北山町930番地の2

地図
位置 北緯34度22分46.9秒 東経135度41分06.2秒 / 北緯34.379694度 東経135.685056度 / 34.379694; 135.685056座標: 北緯34度22分46.9秒 東経135度41分06.2秒 / 北緯34.379694度 東経135.685056度 / 34.379694; 135.685056
外部リンク 公式サイト
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市立五條文化博物館(しりつごじょうぶんかはくぶつかん)は、奈良県五條市北山町に所在する市立歴史博物館。愛称は『ごじょうばうむ』。五條市域の文化歴史民俗考古学について豊富な展示がある。

概要[編集]

沿革[編集]

奈良県南部にある五條市とその周辺地域の歴史的資料を収蔵・公開して「五條文化」を発信する拠点として、1991年(平成3年)から市立歴史資料館建設事業が開始され、1995年(平成7年)4月29日に本館が開館した。また1997年(平成9年)11月には西隣に別館が開館した[1]

建築[編集]

博物館は、五條市北部の大阪府との境をなす金剛山地の南麓、標高約300メートルに位置する。「5万人の森公園」に隣接する。本館・別館とも建築家安藤忠雄による設計で、本館は中央広場のある円筒形の外観から『ごじょうばうむ(:Baum:)』と呼ばれる。

展示[編集]

「五條の歴史と文化」をテーマに常設展示が構成され、各階ごとに下記のテーマ訳がされている[1]

3階:エントランス[編集]

  1. 奈良時代創建の榮山寺八角堂国宝)内陣を再現。

2階:旧石器時代から中世[編集]

  1. 五條文化の始まり
  2. 古墳時代の五條
  3. 都と五條
  4. 五條地域の荘園と武士
  5. 金石文
  6. 仏教美術
  7. 五條の万葉

1階:近世から現代・民俗[編集]

  1. 近世の五條
  2. 近代への胎動
  3. 祭りと行事
  4. 陀々堂の鬼はしり
  5. 御仮屋

なお、新型コロナウイルス感染予防対策として2020年(令和2年)4月11日から6月2日まで閉館していたが、再開後も各種催し物の見合せなど、一部サービスが制限されている[2]

周辺施設[編集]

  • 市立5万人の森公園[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 市立五條文化博物館”. 五條市. 五條市教育委員会事務局文化財課 (2020年5月27日). 2020年7月21日閲覧。
  2. ^ 市立五條文化博物館再開にあたり、ご案内とご協力のお願い”. 五條市. 五條市教育委員会事務局文化財課 (2020年6月1日). 2020年7月21日閲覧。
  3. ^ 五條市5万人の森公園”. 五條市. 五條市都市整備部公園緑地課 (2020年5月15日). 2020年7月21日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]