家原春郷

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家原 春郷(いえはら の はるさと、生没年不詳)は、平安時代前期の貴族宿禰のち朝臣陰陽頭家原郷好の近親か。官位従五位下主税頭

経歴[編集]

清和朝貞観14年(872年正六位上主税助官位にあったが、主税頭・家原氏主主計頭家原縄雄暦博士家原郷好ら一族とともに宿禰姓から朝臣姓に改姓した。

のち、従五位下に昇叙されるとともに氏主の後任として主税頭に昇任され、陽成朝初頭の元慶元年(877年内位の従五位下に叙せられた。

官歴[編集]

日本三代実録』による。

参考文献[編集]

  • 経済雑誌社 編『国史大系 第4巻 日本三代実録』経済雑誌社、1901年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991094 
  • 阿部猛『日本古代人名辞典』東京堂出版、2009年。ISBN 4490107617