大原大次郎
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大原 大次郎(おおはらだいじろう、男性 1924年[1]?月?日(初期設定。連載長期化により、随時スライド)は秋本治原作の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の登場人物である架空の警察官。主人公・両津勘吉の上司。
なお当記事では大原の家族と、娘の結婚相手である角田家についても解説する。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 基本設定
警視庁新葛飾警察署地域課の巡査部長で、亀有公園前派出所の責任者である(班長と呼ばれている話がある。なお、最初期には両津勘吉からは「先輩」と中川圭一がボスと呼んでいた)。 もし、彼が両津と出会っていなかった場合、警視正まで昇進していた可能性が非常に高いと言われており、それを知った時には両津を激しく恨んでいた。誕生日は10月15日、6月19日、4月14日など、話の都合で変化し、作者の秋本も「オープンバースデー制です」と開き直っている(初期は欄外に「都合により部長の誕生日が○月○日に変わりました」などと書かれていたが、最近は「部長の誕生日は変動制です」と書かれている)。年齢は6-6では53歳だが19-8では55歳になっており、両津には定年間近と言われるなどリアルタイム加齢期の最終期には50代後半に達していた。95-4時点では53歳という設定になっていた。現在は60歳を過ぎている(161巻での両津の発言より[2])。一人称は「わし」または「私」。血液型はA型(公式こち亀大全集「Kamedas2」などではA型となっているが、両津は典型的なAB型の性格だと言っている他、90-2「警察手帳進化論!の巻」ではO型と表示されている)。 声優が菱谷紘二の時は声が荒っぽかったため怒り方が激しく初期では怒るたびに部長の背景にはカミナリが映っており、気性が荒かった。後の佐山陽規は菱谷よりも穏やかな声であるために怒り方も若干穏やかであり、その声のためか本編アニメでも部長が怒る描写も若干少なくなった。 身長は162cm、体重は65kg。
自家用車は日野・ルノー、いすゞ・ベレル(業者の手違いでスクラップにされる)やトヨペット・コロナ、トヨタ・2000GT(パーツの30%が他の車のものを流用した車)と乗り換えており、新車よりはレストア車を含めたクラシック車志向である。
また、彼は通勤時間が2~3時間と非常に長い為電車とバスで通勤している。嫌いな食べ物は山芋とセロリ(71-1「最新歯医者事情の巻」、78-2「ケーキ屋・両さん!?の巻」)。
[編集] 家族
父親は東京大学の元教授。兄が1人いる。学生時代に知り合った妻・良子との間に娘のひろみがおり、現在は角田英男と結婚して大介、桜という孫が2人いる。
- 大原 良子(おおはら りょうこ)(声: 柴崎真理)
- 大原の妻。ひろみの母で、大介と桜の祖母。几帳面な性格であり、大次郎とは学生時代に知り合い、東急玉川線の車内で告白されて結婚した。両津に対して非常に優しい。
- 角田 ひろみ(かくた ひろみ、旧姓:大原)(声: 日高奈留美(1~33話)→森谷密(34~139話)→寺田はるひ(140話~))
- 大原の娘。連載当初は大学生として登場したが、後にコンピュータ会社勤務の角田英男と結婚する(1980年、24歳時)。名前の由来は、作者がファンの歌手の太田裕美から名づけられた。登場時の愛車はスプリンターリフトバック。
- 「こち亀」キャラの年齢の設定をややこしくしている張本人とも言える。結婚後も「大原ひろみ」と紹介される事も多い。
- 角田 英男(かくた ひでお)(声: 堀米聴)
- ひろみの夫でサラリーマン(コンピューター会社勤務)。東京大学卒。名前の表記は時々「英夫」「英雄」になるなどはっきりしない。初登場時に両津がひろみの父だと思い込み、大変なことになった。
- 角田 大介(かくた だいすけ)(声: 並木のり子)
- ひろみの息子で、大原の孫である。初登場は40巻(1984年8月10日生まれ)。オリンピック選手やすもう取り、日本画家、作曲家、大学の教授などの子供が通う有名学校に通う。現在は小学6年生。趣味はゲーム(パソコンゲームをしたり、ポケットモンスター緑で140匹のポケモンを集めたりしている)。趣味がゲームとあって両津になついているが、大原は複雑に思っている。
- 成長描写が明確で、赤ちゃん(41-9「いないいないバアの巻」~69-10「家電恐怖症の巻」)→小学生(88-4「両さんの受験指南!?の巻」~117-3「目隠し将棋名人!?両さんの巻」)→中学~成人?(120-2「部長 ガットメールの巻」~)となっている。
- 角田 桜(かくた さくら)
- ひろみの娘で、大原の孫である。初期の作品では読みは「さくら」でも、「桜子」と表記したり、読みも表記も「さくらこ」「桜子」となっており、はっきりしない。インターナショナル付属学校に通う。現在は保育園児。しかし保育園児の設定だったはずだが急に赤ちゃんになったり[3]しているため設定は微妙である。(作者の設定では保育園児もしくは幼稚園児として考えられていると思われる)
[編集] 自宅
連載当初は千葉県市川市のまともな一軒家に住んでいたが、現在は「千葉県時空ヶ原大字度田舎」(最寄り駅は私鉄さいはて駅・もちろん架空の地域)に住んでおり、通勤はバス(さいはて線・時空が丘バス停)を利用している。両津勘吉に何度も自宅を破壊されている(時には別の場所(メキシコ・砂漠など)へ運ぶといったケースもある)。そこは周りに人家がなく、旧式のボンネットバスが通っている。ここが本当に千葉県かと疑われるほど人里離れた場所であり(両津曰く「キングオブ・僻地(へきち)」だったり、鉄道が全く通っていなかったり、以前は恐竜が出没するようなジャングルだったりする)、交通が非常に不便である。一時、駅前の一等地になったこともあるが、騒音等の問題で後に現在の場所へ移動した[4]。また、中川圭一が誕生日にプレゼントした安土城に住んだこともあったが、大原自身や中川グループの不手際により、城はその日のうちに全焼した(142-6「わしの城!」の巻)[5]。近くにキャンプ場があり、112-8「部長大ブレイク!?の巻」の婦警の話ではマスコミで取り上げられており、ブームスポットへと変貌を遂げている。
[編集] 長期連載による人物設定の変化
連載当初は秋田県出身という設定だったが、現在では東京都大田区蒲田出身となっている。連載第一回目の初登場の際はヒトラーそっくり、というかそのものの容姿をしていた(ただし、「Kamedas」では、大原の初登場を1-4「亀有の少年の巻」としており、1-1「始末書の両さんの巻」・1-2「下町の青年警察官の巻」に登場する人物は別人ということになっている。またこのキャラクターは3-6「この世を華とするために…の巻」で最終場面にハーケンクロイツをつけて係長として登場している)。ドイツだけでなく世界中にナチス・ヒトラー礼賛タブーという厳しい規制があり、ヒトラーそっくりな部長はレギュラーキャラになる事は不可能であるために、舞台から下ろされたと思われる。
また、当初は大正生まれの元陸軍軍人という設定だったが、超長期連載による時代の移り変わりにより、この設定は消滅した(昭和一桁生まれ[6]を経て、現在は戦後生まれ[7]の団塊の世代となっている)。
家紋は「雪輪に笹竜胆」(112-5)。ボーナスは約98万円(78-1)。なお、連載初期は下の名前は長らく不明だったが、38-5「わたしが直す!の巻」で初登場した。
[編集] 人物像
[編集] 両津との戦い
二人の出会いは大原が巡査長であった頃、両津が巡査として公園前派出所に赴任してきた時(31-9)だが、意外なことに当初(書類の手違いが原因とは言え)大原は両津を公園前派出所に配属を要請して迎えた(152巻)。また、大原が巡査時代にタイムスリップしてきた両津と葛飾署で出会っている(51-4)。さらにアニメでは、中学生時代の両津たちが起こした「勝鬨橋」の開橋事件で両津に会っており、その時から両津の被害に遭っている(その時、本人は知らなかったが両津の話を聞いて分かった)。
大原は頑固で非常に真面目であり、職務に対する責任感は人一倍強い。そのため、いい加減な両津の仕事振りが悩みの種であるが、両津を叱り、暴走を抑える事ができる人は彼しかなく、「こら、両津!」「大馬鹿者!」などと、事ある毎に両津を厳しく叱り飛ばしている。このため両津との関係は対立が多いようにも思われるが、両津の出張時などで派出所を空けると、落ち着かなくなる一面もある(36-10)。だが、そうなると、ストレスがたまり、中川圭一や秋本麗子が部長に叱られるようになる。 また、両津と意気投合したり、飲みに連れて行ったり、休憩時間(勤務時間中でも)に一緒に将棋を指したり、お金を貸したり、両津に助けを求めたり、機械やプラモや模型制作や修理、衛星放送の取付設置を頼んだり、またある時は両津の将来を心配して貯金を勧めたり、見合いの世話をするなど親身になって面倒を見ていることもあり、意外と良好のようである。実際、大原以外に両津を押さえられ、かつ大原以上に両津を信用している人間はいないという。一方の両津も「部長さーん、カワイイ部下が上司を慕ってきました。」と言って部長宅に御馳走に来たり、飲みに誘われると真っ先に手を挙げたり、娘・ひろみの新居へ二人で遊びに行き「ああ今日は実に楽しかった」と感想を述べるなど、大原を心から嫌っている様子はない。大原が若者に馬鹿にされた時も、両津は真っ先にその若者の胸倉をつかみ、ビビらせた事がある(29-4)。
妻にはやや頭が上がらず、山形に出張と言って京都に行き、祇園祭で妻と出会ってしまった時には、問い詰められたが、両津が部長と一緒に行きたいと言って助けてもらった事もある。
二人の争いは羊羹の多い少ないや意地の張り合いなど、いい年して子供っぽいものが大半で、その結果周囲に多大な損害を与えてしまう事も数多い。中には両津に地獄を占領された閻魔大王や惑星を占領された宇宙人までもが大原に助けを求めるほどである。そのため、大原の出世は両津のせいで妨げられていると言われている。その傍証として、中川圭一のテレビゲーム会社が作成した人生シミュレーションゲームによると、もし大原が両津と出会っていなければかなりの高確率で署長(警視正)にまで昇りつめていた事が分かっている(92-4)。しかし、別の派出所に一ヶ月だけ班長代行として赴任した際に大原は「本来の手腕が認められ出世できるかもしれない」と考えていたが、両津より若い部下のマイペースぶりに苦戦したため、予定通り公園前派出所に戻り特に変化はなかった(49-9)。この時、大原はその派出所の部下を「常識があるどころか常識知らずの若者ばかりだ」や「口の利き方も知らない連中だ」と嘆いていた。だが、その若者警官の憧れであった葛飾署NO1のスーパー問題児・両津を大原が一喝した時、それを見ていた若者警官が大原に感服してしまった事もある。
前述の通り、彼は両津が最も畏怖する存在であり、両津の破天荒な悪事に歯止めを掛ける事が出来る唯一の人物でもある。しかしその反面、息子がいないためか、実際は両津を息子のように思って面倒を見ている。
ニコニコ寮の改修工事中、両津を約1ヶ月間自宅に引き取り、両津と約1ヶ月間一緒に暮らしていた折、妻・良子は両津に、「うちは一人娘だから両津さんが息子みたいに思えて、本当は内心喜んでいたのよ」と語っている。寝言でも、両津を叱り飛ばす。
基本的に両津に対する二人称は「お前」だが、両津が大原を怒らせたりしたときに「貴様」をよく使うことがよくある。また、同じく怒らせたときには嫌味ったらしく「両津君」と呼ぶこともある。両津が無礼な態度を見せた時には「この方をどなたと心得る!」というセリフを使う事もある。
一方、両津が警察官としての活躍で手柄を立てた時は180度性格が変わり、両津をやたらと褒めちぎり、自らが上司であることをひけらかすことが多い。また両津を罵倒した発言を、両津が結果で見返すと「ほんの軽い冗談じゃないか」と遠まわしに謝る等、意外とお調子者の所がある。
両津に強制的に貯金をさせたときは、両津がネットで儲けた金(この金は合法)を管理している。しかしその金をなんと勝手に使い横領の域にまで達している。 本人は「子供のお年玉を父親が借りるのと同じだ」と思っていたらしい。
アニメでは出世して本庁へ移動することが決まったこともあったが、両津が造り上げて与えた非常に鋭利な日本刀の素振りによる真空波で新葛飾署を真っ二つにしてしまったために無効となった[8]。
「たとえどんな理由があろうと、警察官が暴力を振るってはいけない」をモットーとして暴力沙汰を起こしてしまった両津を怒鳴り散らしたこともあったが、その言葉は彼が巡査時代、指名手配犯を逮捕して殴ろうとした際に未来から来た両津に教えられたことがきっかけである[9]。
[編集] 趣味
趣味は盆栽・囲碁・ボウリング・養鯉・熱帯魚の飼育・時代小説・時代劇鑑賞など多数で、漢字[10]や日本史の知識を豊富に持っており、基本的に日本文化を好む傾向にあるが、漫画・アニメ・ゲームなどのサブカルチャー全般に対しては強い否定の姿勢を示している。なお、カラオケの十八番は大川栄策の「さざんかの宿」。また「武田節」も歌う。軍歌も得意な模様。意外にも学生時代はバイクを乗り回し、青春を謳歌していた。
- 城のごく一部分を見ただけでもどの城か判別できるほどの城マニア。一番好きな城は安土城。「足多野城 段平」という名を名乗って、両津らに城についての講義をしたこともある。
- 山本富士子のファン。テレビの娯楽番組は時代劇しか見ないと言っている。
- 剣道・柔道の有段者でもある。もともと日本の警察では剣道と柔道の訓練が必須であり、剣道と柔道の有段者であることは警察官として当たり前の資格だが、特に大原の剣道の実力は葛飾署の中でも指折りである。
- 書道の有段者ともされているが、大原がある有名な書道の展覧会に入選した時には、審査員の手違いで中学生の部に入れられていたことが会場で判明し、部下たちの目の前で入選を取り消されて恥をかいてしまったことがあるので、実際の書道の腕前については疑問が残る。
- パソコンや携帯電話など新種の機器については非常にうといが、乗り物の運転は巧みで、パトカーはもちろん、場合によっては武装ヘリや戦車の操縦までこなす。ただし、免許を持っているかどうかは不明。
- 両津に(テレビ)ゲームは「全て下らない」と言うが、将棋のゲームや孫の育成ゲームにはのめりこんだ。(ステルスゲーム系統の)忍者物にも両津より遥かに上達するほどはまることもあるため、基本的に自分が好きなジャンルにはとことんはまる性格と言える。
- 孫大介のゲームデータを誤って消した事が原因で、掲載当時大人気だったポケットモンスター(緑)をプレイし、ポケモン関連の書籍を読み漁っていたシーンがある他、かなりの数のポケモン(151種類中118種類)を獲得した事がある。
- 漫画も下らない読み物だと評していたが、中川圭一の恩師・絵崎教授の漫画論を聞いて、両津勘吉の勧める漫画作品(『天才バカボン』、『火の鳥』など)を全て読破したこともある。この直後、両津に活字文学を推薦し冷や汗をかかせた。
- 大見得を切って、寺院や帆船や城の模型作りにも挑戦したことがある。が、最終的にはいずれも両津に頼って失敗した。
- 新人歓迎会の二次会でボウリングに行き、高スコアを出したことからボウリングにはまり、マイボール・マイシューズはもちろん、自宅に50万円を投じてレーン(中古)を建設したこともあった。
- 不動産情報にも詳しく、部下の寺井洋一にアドバイスをしたことも何度かある。また、両津にも一戸建てを買うよう強く勧めたことがある。
- 国債、MMC(市場金利連動型預金)、CD(譲渡性預金)など利殖にも詳しく、臨時収入があった時には二年物の国債が良いと両津に強く勧めたことがある。
- 両津によると、若者の趣味に興味を示さないようでいて、意外と敏感であるらしく、時代やそれに伴う作風の変化により、両津たちのやっているゲームなどを共にプレイする事も増えてきた。
- しかし、趣味は多いものの活動の幅が狭いため、中川の薦めた交友関係や思考の広さを再確認するセルフアレジメントでは、項目が1枚の紙に書き切れず世界地図並みとなった両津に比べ、大原は項目が8つしかなくバカにされた。
- 一時期、妻の要望でバラを栽培していたが、それが早矢をはじめとする婦警達の人気を得たため、庭をローズガーデンにし、さらにはそのローズガーデンが地元の女性達や全国の薔薇愛好家(主に美人女性)の人気を得たために、趣味をローズ中心の洋風に変え、家の外観を洋風にし、庭全体をローズガーデンにするため池を埋め松の木を切り倒し、40年間育てた盆栽を全て燃えるごみに出し、「ローザリアン・ムッシュ大原」と名乗ったことがある。その際、警察署の入り口付近もローズガーデンに変えている。両津の勧めで出場したバラのコンテスト「世界ローザリアン選手権」で優勝したこともあった。
- 演歌を聞くことも好きであるが、CDの使い方を知らないため、カセットテープ版を買って聞いている。実際に麗子が買って来たMDラジカセを使いこなせなかった。また、昔は普通のラジカセも使いこなせておらず、両津のラジカセにカセットテープを逆に入れて壊したことがある。しかし、日常生活の場ではそのような機械音痴であるにも関わらず、前記の通りなぜか乗り物の操縦については高度な技術を持っている。
- 詩吟に凝っていた時期もある。しかし、大原の声のあまりのひどさにニコニコ寮が全壊した事もある。
[編集] その他
70年代から現在まで基本的に道徳を重んじる性格である事に変わりはないが、時折、その性格にほころびが出る。
- 両津は大原の顔は怒っている顔か普段の無表情な顔しか浮かばないと語る。だが、秋本麗子は大原は本来は温厚な性格と言っている。
- 美人にたのまれると仕事中でも酒を飲む(4-2「部長の悪いクセ…の巻」。この時の乱れっぷりに両津がなだめている)。
- 派出所に女子大生が来ていると両津に告げられ(実はそれと知らず両津と戸塚が連れてきたひろみ)、大喜びで涎までたらして会いに行ったことがある。
- 戸塚が見つけた賞味期限切れのチョコレートを、両津に「太田裕美と岡田奈々を足したような容姿の女子高生から大原にバレンタインデーにあげてと言われて」とだまされ、自分の顔を鏡で見て自己満足しながら涙を流して喜びチョコレートを食べる(3-9「ゴキブリと両津の巻」)。
- 両津が当ててきた大万馬券の払戻金を、派出所の床に置いて両津が裸で寝転がっているのを見て、大原も一緒にパンツ一丁で転がる(13-10「夢一夜!?の巻」)。
- 「7万あればいい盆栽が買える」と競馬に手を出し、さらに馬券の購入が両津に目撃されたことをネタにゆすられてしまう(26-5「惑惑中年!?の巻」)。
- ヤクザの宴会を止めに入った両津が高級酒につられて一緒に宴会し、大原も一緒にカラオケ宴会に加わる(50-1「男ならドンとお花見の巻」)。
- 両津の仕掛けたアダルトビデオをビデオデッキに入れて見ようとする(80-6「野生の証明!?の巻」)。
- オヤジギャグ(主にダジャレ)を連発する。これが元で婦警たちに気に入られる事に。
- 磯鷲早矢に対し、軽い恋愛的な感情を持っているようである。早矢から磯鷲家の花見に招待された時は浮気の妄想をして鼻血を出し(153-1「京都花見百景の巻(前編)」)、酔った早矢と渋谷で迷った際にはホテル街にたどり着いてしまい、さらに早矢に寄りかかって寝られた際は危うく一線を超えそうになった(111-9「部長と早矢 熱愛発覚!?の巻」)。前述のように妻に嘘をついて、祇園祭にいったのも早矢の発言を妄想したのが発端である。また、高級毛筆を特典の早矢の毛筆指導を受ける為に購入している。
- 罰ゲームでパンストを頭にかぶって日本刀を持ち、犬を抱いて日銀本店に侵入してニュースの事件にされている(121-5「いつ…どこで…何をする!?の巻」)。
- 新葛飾署署長・屯田五目須とともに過激な漫才を本庁の会議でやって、懲戒処分の対象となる(130-3「ギャグで世の中を明るくの巻」)。
- 誕生日プレゼントとして中川から貰った安土城(6年の歳月と9000億円の費用をかけて復元したもの)の完成当日、大量の祝い酒を飲み、酔っ払った勢いで燭台を倒し、城を全焼させる(142-6「わしの城!の巻」)。
- 自分が強制的にやらせた両津の貯金を、勝手におろして盆栽などを買う(横領行為)。さらにその事を指摘されると逆ギレ。その後も謝罪や逮捕され罪を償う事も無く、他人の金で買った物に執着する(159-5「貯金王両さんの巻」)。
- アニメ版では、特殊刑事たちに女子高生のコスチュームを着るように言われ両津たちが戸惑っているときに、抵抗なく着用していた。更に、女子高生のコスチュームが置きっぱなしにされていた際には、隠れてそれを自分から着用したうえ、化粧までしていた。
- 媒体によっては他の人物がフルネームで記載される中、大原だけが「大原部長」とフルネーム表記でない事もある。
[編集] 関連オチ
大原には3つの関連オチが存在する。
[編集] おしおきフルコース
問題児・両津勘吉の起こした事件や騒動に対し、大原がドクロベエの如く様々なおしおきを両津にするのが、こち亀の定番中の定番オチとなっている。主に、両津の働いた悪事にちなんだものが多い。大原は厳しい罰を与えることによって両津の反省を期待しているのだが、両津の態度が改まる様子は一向にない。
[編集] 具体的な例
- 6-5「変身カウンタックの巻」では、両津を人間パトカーにペイントした。
- 7-1「消えた派出所?の巻」では、エチオピアのアジスアベバ市警に飛ばした。この時は中川も一緒に飛ばした。
- 15-2「下町カボチャ!の巻」では、両津を家庭菜園の肥やしにした。
- 38-8「両津鍋!?の巻」では、両津にガラクタ鍋を食べさせた。
- 50-8「おせんべい屋両さんの巻」では、せんべい屋のボランティアをやっていただけだったにも関わらず、両津を火焙りにした。
- 78-3「新築祝いは鎧で御免!?の巻」では、騎馬隊を大原の実家へ直撃させたとして、両津を馬に引きずらさせた。
- 120-2「部長ガットメールの巻」では、彼の妻である良子宛のラブメールを署員全員に誤配した両津を的にして、商店街の中で流鏑馬をやった。
- 136-1「両さんの春スキー!?の巻」では、雪下ろしを卑怯な手を使ってまで金儲けをした両津に、南極で永遠に終わることのない雪下ろしをさせた。
- 137-9「馬い話には気をつけて!の巻」では、警視庁の馬を競馬に使って金儲けをしていた両津を馬に、馬を騎手にして、G1レースに出場させた。
- 141-6「両津温泉物語の巻」では、両津が金儲けを目的に東京中の温泉を汲み上げたことで大規模な地盤沈下が起きたため、署長・次長と三人で両津を釜茹での刑にした。
- 151-8「世界中を巻き尽せ!!の巻」では、子供達のための似顔絵太巻を手抜きで作った両津を巻き寿司(通称:アホウ巻)にして、ライオンに食べさせようとした。
- 80巻。閉鎖された公衆トイレを工場に改装して酒の密造販売をしていた両津を巨大な酒ビンに閉じ込め、毒抜きと称して酒の中で溺れさせた。
- 巻数不明。警察の独身寮で自家発電をして余った電気を勝手に電力会社へ売り付けていた両津を捕まえ、電気コードで縛って電信柱に磔状態にし、人間避雷針として、今にも雷が鳴りそうな状況下の屋外に放置した。
- 巻数不明。両津がホテルを水浸しにしたことを理由にサハラ砂漠に放流した。
- 巻数不明。両津がローラースキーなる新商品を密かに開発、大原に発覚することを恐れてトラックで別の場所へ移動中に横転事故を起こし、トラックに載せていたスキー板1万本がばらまかれてJRや国道を混乱状態に陥れたため、両津を仰向けの状態でスキー板に縛り付け、頭を下にしてジャンプ台を滑降させようとした。
- 巻数不明。大原の頭がカツラかどうかをみんなで賭けようと勝手に言い出した両津が、大原の眠っている間に床屋を脅して、こっそりと大原の頭を丸坊主にしたため、両津の裸身にたくさんの生肉を縛り付け、その格好でサファリパークの猛獣区域の中を強制的に走らせようとした。
- 巻数不明。大原が趣味として購入した高級熱帯魚のディスカスを両津が面白半分につつき回して死なせてしまい、代わりに魚屋から生きたイシダイをもらって来て、それに色付けをしてごまかそうとしたため、熱帯魚店のデンキナマズの水槽に両津を沈めて感電させた。
[編集] 歴史
最初の頃は他のギャグ漫画でも目にするパターンだったが、回を重ねる毎にエスカレートし、本当なら生死に関わるような危険なおしおきを平然と行うなど、残酷すぎる展開で手段は選ばないようである。無論、これは、両津がどんな危害を加えられても死なない(たとえ死んでも生き返る)超人的な生命力の持ち主であるという前提条件があって、初めて成立可能なおしおきである。
大原本人も、もはやおしおきを前提にしておらず、懲戒免職はもとより逮捕も覚悟の上で実行しているようである。おしおきには(両津にとって)ツラさ・はずかしさ・痛さ・怖さの4要素を元に、さまざまなバリエーションに富んでいるが、最近は新しいネタを考えるのが難しくなっているのか、おしおきの登場数は少なくなっている。もっとも、その分、両津も少しは真面目になっているとも考えられる。
[編集] 武装おしおき
1980年代から、話の最後のコマで両津をおしおきするために重武装してパトカー(タクシーの例もある)で派出所に乗り込むシーン(自動車のブレーキのかけ方の描写を見ると、猛スピードで道路を走って来て、派出所前で急ブレーキをかけていると考えられる)がある。
このオチは大抵、「両津が問題を起こす」→「大原が恥をかく」→「重武装した大原が殴り込む」→「両津は既に逃げている(両津が机の下に隠れていたこともあり)」というパターンであり、大原が『両津のバカはどこだ!?』と言いながら殴り込んだ際に、中川や寺井が両津の逃げた先を答えて締めくくられる。しかし、最近の回では中川が答えた両津の居場所に大原が直接殴り込みに行ったこともあった。
余談だが、同作者が月刊少年ジャンプで不定期連載中のMr.Cliceのオチに、「局長やベラマッチャが嘘をつき、クリスが武装して彼らの所に殴り込もうとするのを局のメンバーに止められる」というセルフパロディと思われるものがある。
[編集] 具体的な例
- 武装おしおきの原型となったオチ
- 24-8「サムライ!の巻」では、秋葉原で両津が市街戦をひきおこしたため大原が制服姿で頭に「殺」とかいた鉢巻とろうそくをつけて機関銃を持って入り、「両津はいるか、ちょっと話したいことがある」と言い、これに両津は「それは話し合うスタイルじゃない!」と言っておののいていた。
- 25-9「視聴率競争!の巻」では、テレビ番組で問題を起こして警察にドロを塗った両津に大原が白い袴を着用し、「ワシと一緒に花と散ろう」と言って銃を突きつけ、切腹の用意をしたが、両津は怯えて、「まだ散りたくない! 自分だけ散って!!」と強く拒否していた。
- 巻数不明。大原が制服姿で頭に鉢巻とろうそくをつけて銃を2丁持って「両津のバカはどこにおる!?」と言いながら入ってきた。
- 53-10「これぞ模型道の巻」では、帆船の会の展示のために、両津に帆船模型を作ってもらったが、前日に模型が地震によって壊れてしまい、両津にいかだの模型を渡され、それを知らずに帆船の会の展示で展示してしまい、恥をかかされた大原は第一次大戦時のイギリス兵の軍服でルイスMK-1を持って派出所に殴りこむが、既に両津は存在せず、中川が「荷物をまとめて旅に出ました。」と行き先を答えている。(112巻巻末のコミックスプレビューによると、この話のオチが「武装おしおきの第一回目」となっている。)
- 62-2「ビデオ狂騒!の巻」では、派出所に現場検証用にビデオカメラが導入され、試験的に派出所のリポートが撮影される事になった際、派出所メンバーの審査の末、両津は自身の作品を酷評されたうえ、カメラマンの座を中川に奪われてしまう。その仕返しとしてビデオカメラを使って道端に落ちた犬の糞やたんつぼの中などを撮影し(ついでに自分の股間や肛門も撮影した。)、大原が発表会で使うビデオをこれらを撮影したものに差し替えたため、恥をかかされた大原はバズーカ砲を持って派出所に殴りこむが、既に両津は逃げており、中川がおののいて「長い旅に出ました。」と発言している。
- 65-9「FAXします!私のすべての巻」では、派出所にFAXが配置された際、両津は自分の裸体をコピーする遊びから、大原の顔写真と自分の裸体を組み合わせた「部長の全裸FAX」の写真を作る。当時署では大原の小説が話題となっており、寺井が署へ小説の原稿をFAXで送ることになっていたが、用紙を裏にしていたため確認せず誤って全裸写真まで送信してしまう。受信した署で大原は署長と小説について談話していたが、写真を見た署長に刺激的すぎると指摘されてしまう。両津の仕業だとすぐにわかった大原は八つ墓村スタイルでFN FALを持ち、派出所を襲撃した。麗子は仰天し、寺井は両津からの暴行で負傷しており、中川は大原の問いかけに対して「みそぎをしてけじめをつけるといって出て行きました。」と主張していたが、当の両津本人は逃げ遅れたらしく、マンガ雑誌を積み上げ自分の机の下に隠れていた。(アニメではこのオチはカットされている。)
- 69-4「ザ・留守録パニック!の巻(アニメでは留守録シンドローム)」では、両津と寺井が大原から時代劇ドラマ「幕末の春(アニメでは“幕末の花”)」の最終回の録画を頼まれたが、停電のため録画は失敗した。しかし、その最終回の放送は報道特別番組のため次週に延期されたにも関わらず、両津は放送されてもいない最終回を録画したと嘘をついたため、大原にしばかれてしまう(正直に謝った寺井はお咎めなし。アニメでは叱られたはずみで自分の電車模型を破壊されてしまう。)。その仕返しとして、両津は後日、寺井を連れて大原の家のアンテナを細工し、大原が楽しみにしていた最終回の放送をお下劣番組に差し替えたため、大原は翌日、武士甲冑姿(原作では面を付けていたが、アニメでは面を付けていない。)で両手に日本刀を持った姿で派出所を襲撃したが、またもや両津は存在せず、中川と麗子は仰天し、中川が「寺井さんと長い旅に出ました。(アニメでは南極に白熊を見に行きました。)」と発言した。(基本的に両津の職務怠慢や職務放棄の事でおしおきに来る事が多いが、このように私情がらみでおしおきに来る事もある。)
- 73-9「とっても便利な達筆くんの巻」では、両津の悪筆に小言を言う大原に対し、両津は友人の協力を得て、「達筆くん」なる自動書記機を導入した。その機械の高性能ぶりに大原も感嘆し、両津に「達筆くん」での数千件もの年賀状の宛名書きを依頼する。しかし、夜中の作業中に停電が起き、よりによって「達筆くん」にバックアップ機能を搭載していなかったため、全データが消去。その翌日に、両津から受取った宛名書きが終わった年賀状を大原が署長に渡したところ、それはただ宛名書きされたラベルが貼られているというダイレクトメールそのものだったため、面目を潰された大原が激怒。騎士鎧姿(しかも兜には血管が浮き出ている)で両手にレイピアを持った姿で派出所に殴りこむが、両津はすでに逃亡しており、中川が仰天して「中国へ書道の修行に旅立ちました。」と主張している。
- 75-1「音声予約でコンニチハ!の巻」では、両津が声で録画の予約が出来るビデオデッキを大原に見せた際、馬鹿を強調するなどと馬鹿にされたため、改造したビデオデッキを使って大原に裸踊りさせるなどと仕返しを仕掛けるが、すぐに見つかってしまう。しかしそれでも懲りず今度は友人を連れて大原の家に侵入し、テレビとビデオデッキを改造したものとすり替え、寺井に大原が大好きな小津安二郎のビデオをお下劣ビデオに差し替えさせた。これにより仕返しされた大原は、翌日戦車(九七式中戦車もしくは九五式軽戦車)に乗って派出所に殴りこむが、両津はすでに逃げており、麗子はおののき、中川が逃げながら「インドにヨガの修行に行きました。」と言っていた。戦車による武装おしおきはこの話が初。なお、アニメでは上記の留守録シンドロームの後半にこの話が使われている。
- 86-5「建立!五重の塔の巻」では、大原に五重塔の模型コンテスト出展の依頼が来たため、彼は両津に頼み込み、両津に顎でこき使われることも忍んで模型を作ってもらったが、両津の不始末で模型は全焼。両津が代わりの模型を借りて直接会場に持ってくるという口約で大原は会場で待っていたが、両津は三重塔の模型しか借りられなかったため、「五重塔にするしかない」と言って、三重塔の模型の上に金閣寺と法隆寺夢殿の模型を重ねて、本物とは似ても似つかぬ“五重塔”に仕立て上げ、これを箱に入れて大原に手渡し、逃走。大原が会場で箱の蓋を開けた途端、作品の余りのひどさに知人達から白い目で見られ、恥をかいてしまった。その後、大原は武蔵坊弁慶のような僧兵の格好で薙刀を振り回しながら、「両津の大バカはどこだ!?」と言って派出所に殴り込んできたが、もちろん両津は逃げた後で、寺井が仰天しながら「奈良の法隆寺へ柿を食べに行きました。」と答えている(これは正岡子規の有名な俳句「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」を元ネタにしたジョークと思われる)。
- 86-7「パソコン・モンタージュ!の巻」では、モンタージュソフトの使い方を習った両津は、大原の顔を機関車次いでうんこにモンタージュし、「機関車トーマス」「ウンコ部長」などと呼称して遊んだ(途中で大原が来た事に気付き顔を格好よくしてなだめた)。その後悪戯で指名手配(痴漢・下着泥棒・公然猥褻などの罪)を制作し、それを印刷しようとしたが、その指名手配が派出所の窓から入ってきた猫がキーボードの上に乗ったためにそのまま送信されてしまい、そのデータを削除する見当がつかなかった為、中川に「明日から夏休みを取る」と伝えて逃亡を始めたが、数日後に大原が買い物中に地元の千葉県警に誤認逮捕されたため発覚。大原は「こんなことをするのはあいつしかいない」と言って、両津を逃亡先までアパッチで追い、空爆した。そのときヘリには先述のうんこの絵が貼ってあった。(逃げ遅れる(前述)ということから両津は大原がおしおきに来る寸前に逃げ出す事が多いが、このように数日前から逃げ出す事もある。)
- 86-9「大東京ゴミ事情!の巻」では、ゴミ袋に記名が義務付けられた際、他人(主に同僚や近所の人)が勝手に両津の名前を袋に書いたため「多過ぎて他の人のゴミが置けない」として部屋に大量に運ばれ、その処理に困った両津は、大原の自宅にそのゴミ(約10トン)を「お中元」として送り付けた。これに激怒した大原は、旧帝国陸軍将校の軍服姿でガトリング砲を装備した台車を転がし、「両津のゴミ野郎はどこだ!?」と言いながら派出所内に突入したが、当然両津は存在せず、寺井が仰天して「都条例のない埼玉県へ引っ越しました。」と行き先を答えている。ちなみに、この時大原が派出所へ乗り込む際に使ったパトカーは、後部に大型の荷物を積めるワンボックス型で、上記のガトリング砲を装備した台車を運ぶために借用したものではないかと思われる。
- 95-1「音声対応ワープロ!!の巻」では、中川の会社が開発した音声対応の自動ワープロの高性能ぶりに感嘆した大原は、それを使って結婚スピーチの原稿を作るが、翌日その原稿を家に忘れてしまい、両津にワープロのデータをFAXで送るよう頼んだが、両津がそのデータを用済みと思って削除してしまい、苦肉の策として自作した「おめでとう おめでとう おめでとう おめでとう おめでとう おめでとう おめでとう おめでとう おめでとう おめでとう おめでが10 なんちゃって 完」という紙を渡され恥をかいた大原は戦車に乗り、派出所に突っ込むが、両津は逃げた後で、寺井がおののいて「ペン字教室にならいに行きました。」と行き先を答えていた。この時、麻里愛も仰天している。
- 102-2「ゴーゴーツイスター!!の巻」では、両津が(本田とともに)ツイスターと言う遊園地の乗り物に乗ったと大原に言った結果、遊園地のくだらん乗り物で遊んでる場合ではないと馬鹿にされ、叱られてしまう。その仕返しとして、大原の誕生日に本物のツイスター(竜巻)を大原の自宅に送った結果、家のほぼ全部が破壊されてしまう(大原の大切な盆栽含めて)。これにより、翌朝激怒した大原はM7プリースト自走榴弾砲に乗り、「両津の大バカ野郎はどこだ!?」と言って派出所の入口を砲撃で破壊したが、またもや両津は逃げた後で、寺井が脅えながら「フロリダのディズニーランドへ遊びに行きました。」と言っていた。
- 104-3「プリクラ大作戦2の巻」では、両津が書類に大原の寝相のプリクラを張ったため大原にしばかれてしまう。その仕返しとして、両津は大原が仮眠中顔に落書きした上でスタクラを押した写真(本人はスタクラ大王と命名)を撮り(ついでに下半身も撮った)、そのデータで巨大プリクラ(子供の背丈ぐらいありそうなサイズ)を作った挙げ句、女子高の壁や通学路などに大量に貼ったため、署長に怒られた大原は激怒し、戦車エレファントに乗り、派出所を押し潰したが、もちろん両津は逃げた後で、寺井が(麗子と)逃げながら「渋谷にプリクラしに行きました。」と叫んでいた。
- 107-9「部長のポケモン奮戦記の巻」では、孫・大介のポケモンのデータを消してしまい、必死でポケモンを集めたもののデータが消える前の状態(140匹)に追いつくことはできず、両津の完成版カートリッジを99800円で買い取って「残りはおじいちゃんが捕まえておいてあげた」と自分が集めたことにし大介に渡した(もっとも実際問題、モンスターのレベルやプレイ時間など様々なことを考慮すればすぐにバレると思われたが)。しかし実際は大原が買う前に両津が通販で別の人間に売っており、大原に渡されたのはスペースインベーダーのカートリッジにポケモンのラベルを貼っただけのものだった。それが判明した後、旧陸軍の騎兵姿で軍刀を持ち馬に乗って派出所に突入するがやはり両津は逃げており、中川が「ポケモンを探す旅に出ました。」と言っていた。
- 136-2「亀有レトロタウンの巻」では、両津による亀有駅前商店街での町興しが成功したことを受けて両津に大原が知り合いのために町興しをしてくれと依頼したところ、両津はしぶしぶと承諾した。そして大原による町興しを見たところ、それが昭和30年代そのものになっており、住人から変えろと要求された両津は江戸時代に改装したがさらに顰蹙を買う。激怒した両津は「完全に若者向けの町」と称して動物だらけの町に変えてしまう。これによって大原の知り合いから「うそつきめ!」と罵倒されたことで激怒した大原は、馬に乗ってレジェンドゾロにコスプレして派出所に発砲しながら殴りこむが、無論両津は逃亡した後で、寺井は怯んで、中川が「町製作のため模型会社へアルバイトしに行きました。」と答えていた。
- 151-4「YES!?NO!?年賀状大戦争!!の巻」では、両津に手書きの年賀状を出せと言った結果、合計2,000枚の巨大手書き年賀状を12月から元旦にかけて大原の家にばら撒いた。これに激怒し、82式指揮通信車で派出所に向かい暗視ゴーグル付き野戦服姿にパンツァーファウスト3と01式軽対戦車誘導弾を持ち、派出所に突入するがまたもや両津は逃げた後で、中川が「年賀状が無いところで暮らすとハワイへ行きました。」と言っていた。この時両津は派出所にも年賀状をばら撒いたため、中川・麗子・寺井三人とも散々な目に逢っている。
- 156-3「こちらクマさん警察署の巻」では、キッズワークデイとして署員全員熊の着ぐるみを着て警察の仕事を幼稚園児たちに見せ、その後両津率いる派出所メンバーが着ぐるみを着たままの常態での24時間密着をさせられてしまった際は、両津に「私はちかんです 近よらないでね 変態ですから」などと着ぐるみの後ろにとんでもない落書きを書かれてしまう。これに激怒した彼は、着ぐるみを着たまま(24時間密着のため接着剤をつけられていたから。この時、着ぐるみの色が軍隊色になっていた)サングラスをしてダイナマイトを腰と額に巻きFN ミニミとパンツァーファウスト3を持って派出所に殴りこむが、当然両津は逃げた後で、気ぐるみに入っていた中川と麗子がおののき、中川が「ネズランドに遊びに行きました」と行き先を答えた後、そこに潜んでいた両津を攻撃していた。
- WJ2009年11号の「難攻不落城の巻」では、大原が所属している「城の会 千葉支部」にて、会員達が考案した『平成千葉城』の模型を会展で展示することになり、プラモデルの腕前(実際は両津に作ってもらっていた)を買われて模型の製作を依頼された大原は、両津を買収して模型を作らせることにし、依頼を引き受けた。凝り性な両津は、参考のため会費で大原と共に姫路城の取材旅行に行くが、その時に大原が両津に豪華すぎる待遇をしたことが裏目に出て、調子に乗った両津は面倒な模型製作を放棄し、その後も城の取材旅行を口実に全国各地で遊びまくった(もちろん費用は城の会の負担)。その上、旅行に行くための口実のネタが尽きた後も、両津はCG写真で大原の目をごまかしつつ、今度は材料費と偽って架空請求を重ねた挙げ句、大原に「作品は会場に送っておきました」と伝え、逃走。何も知らない大原が展示会場で完成品の蓋を開けてみると、大きさが数cm程度しかないミニチュアの城の模型が横向きに倒れているだけの「立つんだ城(たつんだじょう)」と名付けられた拙作であり、他の会員達から白い目で見られてしまった。恥をかかされた大原は騎馬武者に扮装して日本刀を振り回しながら派出所内に突っ込むが、もちろん両津は逃げた後で、中川が「ドイツの城めぐりのツアーに行きました」と言っていた。
- WJ2009年26号の「ネオポリスロボの巻」では、凶悪犯罪防止のため巨大ロボットによる『警視庁近未来機動隊』の実地テストで、派出所メンバーと本田の5人がロボットに乗り込み職務をしていたが、両津が仕事を抜け出して(勤務中はロボットから降りれないためそのまま)競馬をしていたため、部長が「おしおきロボ」に乗り込んで現地に突入し、制裁を加えた。しかし、反省しない両津は部長と乱闘となり、結果地下の施設が陥没する事態に発展し、『警視庁近未来機動隊』の計画は中止となった。
- WJ2009年33号の「バラプリンスの巻」では、世界ローザリアン選手権に両津の協力の下出場し、見事優勝するが、関連グッズの売り上げをすべてバラ愛好家財団に寄付すると決めたため、お金目的だった両津は激怒。世界生放送の全国バラ万国博覧会のゲストとして出場する大原の衣装に細工をし、大原はバラの下着一丁というお下劣な姿をお茶の間にさらしてしまう。恥をかかされた大原は映画『コマンドー』でアーノルド・シュワルツェネッガーが演じたジョン・メイトリックスを意識した形相(右の二の腕に刺青も彫ってある)でサブマシンガンを装備して派出所に殴りこむが、すでに両津は逃げており、中川が「バラ関連グッズを通販で売りに行きました。」と言っていた。
[編集] 歴史
最初の頃は、大原が死装束でショットガンを持って「ワシと一緒に花と散ろう」と言って両津を道連れにお仕置きを仕掛ける事があったが、単身での殴り込みが主流になってきた。衣装は当初、死装束だったが、回を重ねる毎に凝った物になり、八つ墓村スタイル、軍服(旧日本陸軍大将軍服姿の時もある)・武士甲冑姿・僧兵(武蔵坊弁慶)姿・騎士鎧姿・カウボーイ姿(先述のレジェンドゾロのコスプレがその例)とだんだんとエスカレートしていき、遂には武装ヘリや戦車、馬に乗って派出所に殴り込んできた(また、戦車や馬も回を重ねるごとに変化している)。大原の乗る戦車等には「部長専用」や「BUCHO」等と書かれているのを見かける。(102-2など)
また、同じ目に遭いながらおしおきをしに行けなかったケースもある。大原が育てていたサボテンを鍋の具として食べてしまった両津を激しく咎めたため、仕返しとして家ごと丸々サボテンだらけの地(おそらくアメリカかメキシコ等の西部)に空輸されてしまった。(この時大原は「あのバカ覚えていろ!」と激怒している。)逆に大原が両津に恥をかかせてしまったため、仕返しを恐れて「しばらくの間休みを取る」と言って派出所を出て行ったパターンもあるがその後行方不明になった。
なお、30周年記念(155-1)で両津に武装おしおきのことを突っ込まれた際に、「あれはあれで、結構大変なんだ!」と言っている。武装おしおきのために、大原が高価な衣装や兵器をどこから調達しているか、またそのために必要な資金をどこから調達しているかは、一切明らかにされていない。
[編集] 『超こち亀』におけるおしおき
- 『魔人探偵脳噛ネウロ』との共演では魔人化した姿で登場。ヒロインの桂木弥子は大原の問いかけに対し苦笑して「世界30周の船旅へ行きました。」と行き先を答え、両津は主人公の脳噛ネウロとともに机の後ろに隠れていた。
- 『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』との共演では、上述と同様の武士甲冑姿で登場。たまたま一緒にいた志々雄真実は唖然とし、主人公の緋村剣心は大原の問いかけに対し苦笑して「35周年、40周年、50周年へ向かって走っていった。」と行き先を答えている。
[編集] 外を見ながら締める
武装おしおき以外の大原関連のオチがある。両津が問題を起こした後、出勤してきた麗子(あるいは寺井)が両津のことを聞く、もしくは中川や麗子が両津のことが載る新聞を読んでいると、大原が窓の方を向いて、お茶を飲みながら両津のことを語る姿である。(この時、隣の机に花かぬいぐるみが置かれている事もある)この結末から両津が生還する過程を描いたエピソードは長年、描かれなかったが、2007年にコーヒー農園に送られた両津が現地でコーヒー流通の仕組みを学習、コーヒーメーカーの社長となり復活するというエピソードが描かれた。[11] また、月刊少年ジャンプに掲載された番外編では地味などの指摘から銃を撃つ・叫ぶなどの激しいバージョンが掲載されたが、本編で使われた事はない。
[編集] 仕返し
前述したが、両津が警察官としての活躍で手柄を立てた時は、両津をやたらと褒めちぎり、自らが上司であることをひけらかすことが多い。また両津を罵倒した発言を、両津が結果で見返すと「ほんの軽い冗談じゃないか」と遠まわしに謝ることもある。それでも根に持った両津が逆に仕返しに出ることが多いため、大原自身が窮地に陥ってしまうことも少なくない。
- 103-9「壮絶カラオケバトル!!の巻」では、大原がカラオケの罰ゲームで駅のホームで立ち小便するという、過酷な罰ゲームで(おそらく軽犯罪法違反[12]で)捕まってしまい、翌日、派出所にかかってきた普段の大原の行動についての聞き込み電話に対して両津が奇行癖(実際にあったのかは不明)を呆れながら話す姿もあった。なお余談であるが、直前のカラオケでは「童謡」ジャンルが選択されており、麗子はポピュラーな童謡の「ふるさと」が表示されたにもかかわらず、大原が歌う番では何故かレッド・ツェッペリンの「天国への階段」が表示され「なにこれ、どこが童謡なの…」と硬直していた。
- 130-3「ギャグで世の中明るくの巻」では、通常とは逆に大原(と両津により洗脳された署長)が本庁での会議中に過激なギャグをして懲戒処分になった際、両津が窓の方をむいて缶コーヒーを飲みながら大原のことを話す姿があった。
- 159-5「貯金王両さんの巻」では、両津のゲームなどを強制的に捨てた上に、強制的にやらせた貯金を盆栽や鯉を買う為にパソコンを用いて、勝手に250万円を自分の口座に振り込む横領行為(また、二重帳簿の作成も同時に行っている)を行う。数日後、不審に思い調べた両津にバレてしまい、買った盆栽や陶芸品などを両津に捨てられてしまう。その時大原は泣きを入れて「捨てないでくれー!!」と泣いてすがっていた。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] アニメ版の声優
- アニメの大原は菱谷紘二が演じていたが、菱谷が体調を崩したため16話以降は佐山が演じていた。
[編集] 脚注
- ^ 4-1「怪盗・鶴の007号の巻」(初期版では4-3「快盗・鶴の007号の巻」)(1977年)中に、「今年で53歳」と発言している
- ^ 。ただしこの発言の通りであれば定年を過ぎており、現職警察官であることに矛盾が生じる
- ^ 保育園(幼稚園?)児として登場していた104-3の「無いちっち たまごっちの巻」の次の登場話である115-7「部長の家族幸せ計画!!の巻」では明らかに赤ちゃんになっていた。それ以降の登場では保育園(幼稚園?)児で登場している。
- ^ ただし、実際の警察官は、たとえ休みの日であっても緊急時の呼び出しがあれば直ちに出勤しなければならない職務上、自分の所属する警察署の管轄区域内(大原の場合はもちろん東京都葛飾区)に居住するのが原則である。
- ^ 大原が酒に酔って燭台を倒してしまったのが火事の直接の原因だが、そもそも木造の建物の中で篝火を焚いたり消火器を置かないのは消防法違反である。
- ^ 昭和元年~昭和9年の生まれだとすれば、平成19年で73歳~81歳となる。
- ^ 1945年(昭和20年)生まれだとすれば、2007年(平成19年)年で62歳となり、「昭和一桁生まれ」から11歳~19歳も離れる。
- ^ アニメ『最後のプレゼント』。ちなみにこの話の刀は52-6「迷(?)刀鍛冶両津見参!」が元である。
- ^ アニメスペシャル『わしと俺!?葛飾少年探偵団』
- ^ ただし、161-1「この字 何の字 気になる字の巻」によると、読めるのは一般的に使われる漢字が主であり、「紫雲英」「万年青」「鰆」等の漢字検定一級・準一級レベルの漢字は読めず、また「凸凹」は正式な漢字ではないと発言していた。
- ^ なお42-5「鉄人レース!!の巻」では、両津が獲得した1億円を別の場所へ寄付してしまったこともあり、その後行方不明になった。
- ^ より具体的には、第1条26項「街路又は公園その他公衆の集合する場所で、たんつばを吐き、又は大小便をし、若しくはこれをさせた者」に抵触する。この場合、大原だけでなく両津も共犯として同罪に問われる。
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