古井村 (愛知県)

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ふるいむら
古井村
廃止日 1906年5月1日
廃止理由 新設合併
安城村箕輪村福釜村赤松村今村里村平貴村古井村長崎村(一部)→ 安城町
現在の自治体 安城市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
碧海郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 951
(『角川日本地名大辞典 23 愛知県』1187頁、1891年)
隣接自治体 安城村、藤野村桜井村
古井村役場
所在地 愛知県碧海郡古井村
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古井村(ふるいむら[1])は、愛知県碧海郡にあった。現在の安城市の一部にあたる。

地理[編集]

矢作川の下流右岸、碧海台地に位置していた[2]

歴史[編集]

  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、碧海郡古井村が単独で村制施行し、古井村が発足[1][2]。大字は編成せず[2]
  • 1906年(明治39年)5月1日、碧海郡安城村、箕輪村、福釜村、赤松村、今村、里村、平貴村、長崎村(一部)と合併し、町制施行し安城町を新設して廃止された[1][2]。合併後、安城町古井となる[2]

地名の由来[編集]

次の諸説あり[2]

  1. 字井ノ池の井戸跡が界隈に知られた名井で、名井「桜井」のある桜井より古い村の井戸であるので「古井」と称され、それが村名をなった。
  2. 古くから開けた高い土地の意。

産業[編集]

教育[編集]

  • 1872年(明治5年)桜井郷学校が桜井村円光寺茶所に開かれると同校に通学した[2]。まもなく当村の願力寺に学校を設けた[2]。1875年(明治8年)閉校し、村の北部は安城学校へ、南部は桜井学校に通学した[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』702頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『角川日本地名大辞典 23 愛知県』1187頁。

参考文献[編集]

関連項目[編集]