加速度試験

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加速度試験(かそくどしけん)とは、機械システムや情報システムなどにおける「信頼性」(Reliability) を決めるための試験。

信頼度寿命MTBFMTTRなど)を測るためには、実際のシステムや機器を多年にわたり動作させなくてはならない。しかしMTBF100万時間を1台で試すには114年かかる。100台では1年かかる。テストには莫大な費用と時間がかかる。そのため動作条件を厳しくして劣化を加速してテスト期間を短くすることを加速度試験という。

通常電子部品では電圧・電流・周波数・周囲温度などをあげ、機械部品では回転速度、温度、圧力、トルクなどを上げて測定して換算する。換算があるので信頼度は目安であり実際の動作でどうなるかは不明である。また「故障は通常の正規分布に従う」という仮定を置いているので、「べき分布」事象に準用された場合には単なる目安になる[1]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Googleが運用する数百万台のPCの調査結果は衝撃的であった。故障は散発的(ランダム)であり、SMARTという動作環境記録システムによるHDDの寿命予測は役に立たないとされた。