八木勝吉

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八木 勝吉(やぎ かつよし)は、日本実業家ガンバ大阪代表取締役社長[1][2]

人物・経歴[編集]

1963年、立教大学経済学部経営学科(現・経営学部)卒業。学生時代は体育会バスケットボール部に所属し、全日本大学バスケットボール選手権大会全日本バスケットボール選手権大会で優勝を経験[2]

大学卒業後、松下電器産業株式会社(現・パナソニックホールディングス)に長く務める。入社して数十年が経った1991年10月に、同社のサッカー部を母体として株式会社松下サッカークラブを設立してJリーグ正会員に加盟し[3]、翌1992年にはチーム名を『パナソニックガンバ大阪』として活動していくこととなるが[4]、同チームを運営する株式会社松下サッカークラブの代表取締役社長を務めた[2][5]

1996年にはチーム名を『ガンバ大阪』に改称し、法人名も株式会社松下サッカークラブから株式会社ガンバ大阪に変更し[4]、同社の代表取締役社長に就任した[1][2][6]

社長を就任時に、ガンバ大阪の強化担当として梶居勝志を抜擢している。梶居は松下電器産業サッカー部およびガンバ大阪出身で、選手引退後に松下電器産業の人事部で働いていたが、再びサッカーの仕事をしようと同社を退社したのち、ガンバ大阪ジュニアでコーチのアルバイトをしていた。八木が声をかけ梶居は強化担当に就き、その後ガンバ大阪の強化部長を務めている[7]

脚注[編集]