事実上独立した地域一覧
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事実上独立した地域一覧(じじつじょうどくりつしたちいきいちらん)は、事実上、国家として独立していても、国際連合加盟国のどの国からも国家の承認を受けていない、あるいは国際連合には加盟していないものの、一部の国際連合加盟国から国家の承認を受けている地域の一覧である。すなわち国家成立要件の観点からして宣言的効果説上は国家とみなされるが創設的効果説上は国家とみなされない地域の一覧である(モンテビデオ条約も参照のこと)。
独立運動の結果、独立宣言をおこなった地域または団体勢力が地域を実効支配している地域を中心に列記する。
なお、特定の政治団体が独立運動をおこなっているが、その政治団体が地域を実効支配しておらず国家(政府)として独立をするには至っていない地域については独立主張のある地域一覧の項目を参照。
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事実上独立した地域一覧[編集]
どの国からも承認を受けていない地域[編集]
クルディスタン地域 - 国際的には独立国としては認められていないが、独自の国旗や国歌、省庁、軍隊を持つなど、半ば独立した状態である。クルド側は、新憲法にも定められている連邦制の下での自治を要求しているが、キルクークの帰属をめぐってイラクと対立したままである。
ソマリア 国内
ソマリランド(旧イギリス領ソマリランド) - 国際的には未だにソマリア領とされたままだが、既に全く別の国家として機能している。
プントランド - 1998年に誕生した。ソマリアの枠内での自治を標榜している。ソマリア連邦政府への参加を表明している。
ガルムドゥグ - 2006年に誕生した。ソマリア連邦政府への参加を表明している。
ジュバランド(
アザニア) - イスラム武装勢力からの領土奪還を名目にケニアの後ろ盾を経て2011年4月3日に建国された。
新ジュバランド - 前ジュバランド政権(1998-1999)を引き継ぐ形で、上記ジュバランドと同時期の2011年に建国された。
アル・スンナ・ワル・ジャマー - 1991年からソマリア南部のいくつかを実行支配しているイスラム武装勢力。ソマリア連邦政府への協力を表明している。
アル・シャバブ政権 - 2004年以降、ソマリアで最も有力なイスラーム勢力であり、ソマリア南部で最も支配地域が広い勢力でもあった。2013年時点では、ソマリア連邦政府とその協力勢力に押され気味。
ハイマン・アンド・ヒーブス政権 - 2007年に事実上建国された。ソマリアの枠内での自治を標榜している。
アウダルランド - 2010年に事実上建国された。ソマリアの枠内での自治を標榜している。
ハトゥーモ国 - ノースランド政権(2008-2009)、SSCソマリア時代(2010-2012)を経て2012年に地元民兵が建国。
マリーグ国 - 2010年3月5日に事実上建国された。ソマリアの枠内での自治を標榜している。
ヒーラーン国 - 2010年8月23日にヒーラーン州において事実上建国された。ソマリアの枠内での自治を標榜している。
国連非加盟国のみより承認を受けている地域[編集]
沿ドニエストル共和国 - モルドバから独立を宣言。ロシア軍が駐留している[1]。
国連加盟国より最低1ヵ国は承認を受けている地域[編集]
アブハジア - グルジアより独立宣言。国連加盟の6カ国より承認を受けている。
南オセチア - グルジアより独立宣言。国連加盟の5カ国より承認を受けている。
中華民国(台湾) - 中華人民共和国が領有を主張。国連加盟の23カ国より承認。
コソボ - セルビアより独立宣言。国連加盟の89カ国および非加盟1国(台湾)より承認。
北キプロス・トルコ共和国 - トルコのみ承認。
パレスチナ - イスラエルより独立宣言。国連加盟の130カ国より承認。
サハラ・アラブ民主共和国 - モロッコが領有を主張。国連加盟の84カ国より承認。
ナゴルノ・カラバフ共和国 - アゼルバイジャンから事実上独立。アルメニア軍が駐留している。
国連加盟国であるが、他の加盟国の少なくとも1ヵ国から承認を得られていない国[編集]
アルメニア - 1991年に独立したが、ナゴルノ・カラバフ戦争でアゼルバイジャンを支持する立場からパキスタンのみ非承認(但し、当のアゼルバイジャンは承認している)。
中華人民共和国 - 中華民国も中国大陸全土を自国の領土であると主張していることから、中華民国を承認する23の加盟国から非承認。なお、中華人民共和国は「中華人民共和国と中華民国の両方を承認」することを認めていない。
キプロス - トルコ及び非加盟の北キプロス・トルコ共和国から非承認。
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮) - 日本および韓国から非承認。
大韓民国 - 北朝鮮のみ非承認。
イスラエル - サウジアラビアなど国連加盟の32カ国から非承認。
補足事項[編集]
類似する項目・地域を次にあげる
- 亡命政府
- すでに国家として成立している地域で、当該国家外においてその国家の正当な政府であると主張する政治勢力がある地域。この補足事項の地域や冒頭で触れている独立主張のある地域は国家の成立の有無における問題であるのに対し、亡命政府は、国家は成立しているが政府がどちらであるかという問題において異なっている。
- ミクロネーション
- 独立国家としての要件を満たさず、国際的な承認も受けていないものの、一方的に「建国」を宣言している実体。多くの場合、「建国」したとされる地域にはその実体による統治権が及んでおらず、その地域を領域としている国際的に広く認められた国家による統治を逃れていないか、あるいは海上の岩礁や人工物などの無主地を領土であると主張する。文化的活動や文書など、あるいは空想の上のみに存在する国家である。シーランド公国やセボルガ公国などがある。
脚注[編集]
- ^ 沿ドニエストル共和国、アブハジア共和国、及び南オセチア共和国は相互に国家承認している
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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