亀岡百首

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亀岡百首(かめおかひゃくしゅ)は、慶長7年(1602年)2月27日、直江兼続米沢藩上杉家家臣や僧侶などの雅友20余人と共に置賜郡亀岡(現山形県東置賜郡高畠町亀岡)にある大聖寺亀岡文殊堂に詣で、詩歌の席を設けて奉納した百首の詩歌である。より詳しくは亀岡文殊堂奉納詩歌百首といい、原短冊が大聖寺に残されている。

漢詩33首(6人)と和歌67首(21人)の合計100首(27人)からなる。文人としても名高い直江兼続(漢詩7首)、前田慶次(和歌5首)、直江の実弟大国実頼(和歌5首)ら有名な武将の詩歌があり、歴史資料・文化資料として高い価値を有する[1]

脚注[編集]

  1. ^ 高畠町観光協会作成『亀岡百首』パネル展資料

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