ラテン語法

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ラテン語法(ラテンごほう、Latinism)は、欧州の言語の、ラテン語の影響による諸種の表現、語彙をいう語。多義的に用いられ、具体的に何をさすかは文脈による。

  • ラテン語からの借用語
  • ラテン語の単語・成句の直訳、カルク
  • ラテン語の文法的な規則を別の言語で部分的にまねること
  • ラテン語を意識してラテン語に近づけて書かれた、(同時代の文章の中で)それほど見かけないつづり
  • キケローの演説文のような、修辞法を駆使した長い文を好んで使うこと

などがある。