メイド・イン・ヘヴン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
メイド・イン・ヘヴン
クイーンスタジオ・アルバム
リリース 1995年11月
録音 1980年 - 1995年
ジャンル ロック
時間 7021
レーベル イギリスの旗パーロフォン
アメリカ合衆国の旗ハリウッド・レコード
プロデュース クイーン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
クイーン 年表
クイーン・ライヴ!!ウェンブリー1986
1992年
メイド・イン・ヘヴン
1995年
グレイテスト・ヒッツIII 〜フレディー・マーキュリーに捧ぐ〜
1999年
メイド・イン・ヘヴン 収録の シングル
  1. ヘヴン・フォー・エヴリワン
    リリース:1995年10月23日
  2. ウインターズ・テイル
    リリース:1995年12月18日
  3. ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
    リリース:1996年2月28日 (日本)
  4. トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー
    リリース:1996年3月26日
  5. レット・ミー・リヴ
    リリース:1996年6月17日
  6. ユー・ドント・フール・ミー
    リリース:1996年11月18日
テンプレートを表示

メイド・イン・ヘヴン』 (Made in Heaven) は、イギリスロックバンドクイーン1995年に発表したアルバム。全世界で2000万枚以上を売り上げており、クイーンのスタジオ・アルバムとしては最大のヒット作となっている[1]

概要[編集]

フレディ・マーキュリーの死後、ブライアン・メイロジャー・テイラーのソロ活動を経て製作されたアルバム。前作時に残された音源やデモに近い録音作品に、残ったメンバー3人がオーバーダビングして作られた。収録時間に足りない分は各メンバーのソロ作品や、それに近い位置付けの曲が収録された。サウンド的にはブライアンが主導権を握っている。

条件付きのラストアルバムで、ほぼバラードや比較的ポップな曲が収められている。

また紙ジャケット版は、朝焼けと夕焼けの2種類が存在する[2]

発売日[編集]

収録曲[編集]

  1. イッツ・ア・ビューティフル・デイ - It's a Beautiful Day+ (Mercury)
  2. メイド・イン・ヘヴン - Made in Heaven (Mercury)
  3. レット・ミー・リヴ - Let Me Live * + (Queen)
  4. マザー・ラヴ - Mother Love + (May,Mercury)
  5. マイ・ライフ・ハズ・ビーン・セイヴド - My Life Has Been Saved (Deacon)
  6. アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラヴ・ユー - I Was Born to Love You * (Mercury)
  7. ヘヴン・フォー・エヴリワン - Heaven for Everyone* (Taylor)
  8. トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー - Too Much Love Will Kill You * + (May)
  9. ユー・ドント・フール・ミー - You Don't Fool Me* + (Queen)
  10. ウインターズ・テイル - A Winter's Tale *+ (Mercury)
  11. イッツ・ア・ビューティフル・デイ(リプライズ) - It's a Beautiful Day (Reprise) + (Mercury)

他、この後に隠しトラックが2つある。

*印はシングルCDタイトル曲、+印はこのアルバムでの新ボーカル(+印以外は演奏のみを差し替え。詳細は後述)。

曲の詳細[編集]

「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」「レット・ミー・リヴ」「マザー・ラヴ」「ユー・ドント・フール・ミー」「ウインターズ・テイル」の5曲はこのアルバムが初お披露目。 「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」は原型は1980年頃には出来ていたとされる。(2011年にアルバム「ザ・ゲーム」が再発された際のボーナストラックに1980年4月収録とされる当曲のデモトラックが"オリジナル・スポンテニアス・アイデア"として収録されている) 「レット・ミー・リヴ」はアルバム『ザ・ワークス』に向けてのセッションでロッド・スチュワートと共に制作した曲[3]。 「マザー・ラヴ」はフレディの生前最後のボーカルトラックと言われる。フレディが最終コーラスまで録りきることができなかったため最終コーラスはブライアンが歌っている。 「ウインターズ・テイル」はスイス・モントルーのフレディの別荘で書かれた、彼が単独で作曲した最後の曲。

「メイド・イン・ヘヴン」「ボーン・トゥ・ラブ・ユー」はフレディのソロ・アルバム『Mr.バッド・ガイ』から。演奏はメンバーが差し替え。

「マイ・ライフ・ハズ・ビーン・セイヴド」はアルバム『ザ・ミラクル』時に録音された、シングル「スキャンダル」のカップリングとなった曲。このアルバム収録にあたりアレンジが変更された。

「ヘヴン・フォー・エヴリワン」はロジャーのソロ・プロジェクト・バンドであるザ・クロスのアルバム収録曲で、ゲスト・ボーカルとしてフレディを起用したテイクのボーカル部分を使用。演奏はメンバーによって差し替えたもの。クロスのシングル・バージョンでは、ロジャーが歌っている。

「トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー」はフレディ・マーキュリー追悼コンサートでお披露目され、後にブライアンのソロ・アルバムに収録された曲。このバージョンは、フレディのボーカル・バージョン。

隠しトラック[編集]

ジャケットの曲目一覧は11曲まで記載されており、12曲目、13曲目はない。

12曲目は「イッツ・ア・ビューティフル・デイ(リプライズ)」の最後の4秒、Freddieが"Yeah"と歌う箇所を別トラック扱いとして分割したものである。13曲目は音楽というよりも音による天国の風景を表現したような作品。プロデューサーのデヴィッド・リチャーズの証言によると『イッツ・ア・ビューティフル・デイ』の編曲をしていて思いついた曲だという。最後はFreddieの"Fab !"という言葉で終わる。

プロモーション・ビデオ[編集]

シングル「ヘヴン・フォー・エヴリワン」のプロモーションビデオは映画『月面旅行』の一部を引用し、更にメンバーが映像を重ねる編集を行い製作した。 「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」のプロモーションビデオは、フレディのソロ版のビデオ[4]にブライアンとロジャーが1986年のウェンブリー・スタジアムでのライヴ映像をコラージュしている。

楽曲を使用している作品[編集]

イッツ・ア・ビューティフル・デイ[編集]

ボーン・トゥ・ラヴ・ユー[編集]

その他、さまざまなTV番組でBGMとして使用される。

トゥー・マッチ・ラヴ・ウィル・キル・ユー[編集]

脚注・出典[編集]

  1. ^ Q+PR 2008 TOUR PRESS RELEASE/DATES
  2. ^ 夕焼けバージョンがジャケットの場合、朝焼けが内側になっており、朝焼けバージョンがジャケットなら夕焼けが内側にプリントされている
  3. ^ http://www.ultimatequeen.co.uk/songs/madein.htm?
  4. ^ フレディ・マーキュリー ビデオコレクションで視聴できる。