マイ・ブラザー (2007年の映画)

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マイ・ブラザー
Mio fratello è figlio unico
監督 ダニエレ・ルケッティイタリア語版
脚本 ダニエレ・ルケッティ
サンドロ・ペトラリア
ステファノ・ルッリ
原案 ダニエレ・ルケッティ
サンドロ・ペトラリア
ステファノ・ルッリ
原作 アントニオ・ペンナッキイタリア語版
Il fasciocomunista
製作 マルコ・キメンツ
ジョヴァンニ・スタビリーニ
リカルド・トッツィ
製作総指揮 マッテオ・デ・ラウレンティス
ジーナ・ガルディーニ
出演者 エリオ・ジェルマーノ
リッカルド・スカマルチョ
ルカ・ジンガレッティ
音楽 フランコ・ピエルサンティイタリア語版
撮影 クラウディオ・コッレピッコロ
編集 ミルコ・ガッローネイタリア語版
製作会社 Cattleya
Babe Film
Film Commission Torino-Piemonte
Ministero per i Beni e le Attività Culturali (MiBAC)
配給 イタリアの旗 ワーナー・ブラザース
フランスの旗 スタジオカナル
公開 イタリアの旗 2007年4月20日
フランスの旗 2007年9月12日
上映時間 108分
製作国 イタリアの旗 イタリア
フランスの旗 フランス
言語 イタリア語
製作費 €5,000,000[1]
興行収入 イタリアの旗 $9,406,247[2]
世界の旗 $12,894,062[2]
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マイ・ブラザー』(Mio fratello è figlio unico)は2007年イタリアフランス合作のコメディ映画。監督はダニエレ・ルケッティイタリア語版、出演はエリオ・ジェルマーノリッカルド・スカマルチョなど。原作はアントニオ・ペンナッキイタリア語版の小説『Il fasciocomunista』。第60回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品された。

日本では2009年5月から開催された「EUフィルムデーズ2009」で上映された[3][4]

ストーリー[編集]

キャスト[編集]

作品の評価[編集]

映画批評家によるレビュー[編集]

Rotten Tomatoesによれば、63件の評論のうち高評価は84%にあたる53件で、平均点は10点満点中7点、批評家の一致した見解は「ルケッティは、出演者の素晴らしい演技や脚本の軽妙なウィットを犠牲にすることなく、ストーリーの歴史的背景を活かしている。」となっている[5]Metacriticによれば、19件の評論のうち、高評価は18件、賛否混在は1件、低評価はなく、平均点は100点満点中71点となっている[6]

受賞歴[編集]

部門 対象 結果 備考
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞 作品賞 ノミネート
監督賞 ダニエレ・ルケッティイタリア語版
脚本賞 ダニエレ・ルケッティ
サンドロ・ペトラリア
ステファノ・ルッリ
受賞
製作者賞イタリア語版 Cattleya ノミネート
主演男優賞 エリオ・ジェルマーノ 受賞
助演女優賞 アンジェラ・フィノチアーノイタリア語版 Saturno contro』のアンブラ・アンジョリーニイタリア語版との同時受賞
助演男優賞 リッカルド・スカマルチョ ノミネート
音楽賞イタリア語版 フランコ・ピエルサンティイタリア語版
衣裳賞イタリア語版 マリアリータ・バルベラ
編集賞イタリア語版 ミルコ・ガッローネイタリア語版 受賞
音響賞イタリア語版 ブルーノ・プッパロイタリア語版
ヨーロッパ映画賞英語版 男優賞 エリオ・ジェルマーノ ノミネート
イタリア・ゴールデングローブ賞 作品賞イタリア語版 受賞
監督賞イタリア語版 ダニエレ・ルケッティ ノミネート
女優賞イタリア語版 アンジェラ・フィノチアーノ
音楽賞イタリア語版 フランコ・ピエルサンティ
ブレイクスルー男優賞イタリア語版 エリオ・ジェルマーノ
ナポレオンの愛人イタリア語版』での演技と合わせて
受賞
ナストロ・ダルジェント賞 最優秀作品監督賞 ダニエレ・ルケッティ ノミネート
製作者賞 マルコ・キメンツ
ジョヴァンニ・スタビリーニ
リカルド・トッツィ
本作だけでなく他の作品のプロデュースを含めてのノミネート
脚本賞イタリア語版 ダニエレ・ルケッティ
サンドロ・ペトラリア
ステファノ・ルッリ
受賞 サンドロ・ペトラリアは『La ragazza del lago』の脚本でも同時受賞
主演男優賞 エリオ・ジェルマーノ
Nessuna qualità agli eroi』での演技と合わせて
ノミネート
助演女優賞 アンジェラ・フィノチアーノ
Amore, bugie e calcetto』での演技と合わせて
撮影賞イタリア語版 クラウディオ・コッレピッコロ
編集賞 ミルコ・ガッローネ 受賞

出典[編集]

  1. ^ Mio fratello è figlio unico (2007)” (英語). IMDb. 2013年5月31日閲覧。
  2. ^ a b My Brother Is an Only Child” (英語). Box Office Mojo. 2022年5月16日閲覧。
  3. ^ EUフィルムデーズ 2009 プログラム” (PDF). EUフィルムデーズ. 2018年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月22日閲覧。
  4. ^ MoMAK Films EUフィルムデーズ2009 in 京都”. 京都国立近代美術館. 2018年6月22日閲覧。
  5. ^ "My Brother Is an Only Child". Rotten Tomatoes (英語). 2022年5月16日閲覧
  6. ^ "My Brother Is an Only Child" (英語). Metacritic. 2022年5月16日閲覧。

外部リンク[編集]