プロジェクト‐ノート:数学/函数と関数

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リリースの報告[編集]

この文書成立の経緯についてはWikipedia:井戸端/subj/「函数/関数」など複数の表記がある語の扱い(非常に長い…)特に関数問題についての草案の節を参照してください。なお、「関数」と「函数」のどちらを用いてもよいことの確認の節にも提言があります。以下、細かい検討が必要でしたらどうぞ。ただし、井戸端が非常にまとまりのない議論になっていることを反省し、自分の言いたいことを反射的に書き込むのではなく、過去の議論によく目を通し、自分の考えとは異なる方向性の主張についてもよく考慮した上で発言して頂きたいと、個人的な希望を述べておきます。--白駒 2009年6月28日 (日) 05:49 (UTC)[返信]

井戸端での議論が非常に長くなっており、時間が経つと辿ることがさらに困難になりそうなのであちらで出てきたこの草案に直接関係する議論をまとめておくことにします。 sergeiさん(2009年6月13日 (土) 13:51 (UTC))らによる修正案、およびそれについての議論

  • 項目名も混在を認め、別表記からのリダイレクトを作る
  • とりあえず作っておく、という陣地取りによって記事が乱造されるおそれがある。(白駒)
  • 文章内での統一が望ましい(強調引用者)
  • 「項目名に揃える」、「項目内で表記を揃える」などを名目にした編集が契機で編集合戦がおきている(白駒)
  • アカウントユーザとIPユーザで区別はしない。月一回ならいい、というのもなしにする。
  • ウィキペディアの事情と記事の主題を理解している利用者が自分の責任で編集するのはよいのではcf. RfA(白駒)
  • 大幅な(有意な)加筆の際には元の文章の表記を変更してよいことにする
  • 1.5倍(sergei)または10kバイト(Nekosuki600)の加筆がめやす?
  • 記事の整理など、バイト数ではかれない有意な編集もあるのでは(白駒)
  • カテゴリなどは原則として古いほうを優先し、例外についてはプロジェクトでの合意を持ってする。
  • とりあえず作っておく、という陣地取りによってカテゴリが乱造されるおそれがある。(白駒)

このまとめについては自由に追記・修正してください。

上記の修正案もふくめ、「関数と函数とのどちらの表記をも一定程度許容する」および「関数を函数に、もしくは函数を関数に書き換えるだけの編集は行わない」の2点がこの文書の主旨だということは議論に関わるひとすべてに確認していただきたいです。また、井戸端でたびたび問題にされた表記ガイドに関わる論にも言えることですが、ガイドラインの「こうでなければならない」と「これが望ましい」の区別をしっかりつけた上で発言していただきたいです。さいごに、これは記事その他の格好についてのガイドラインであると同時に(あるいはそれ以上に)他者とのコミュニケーションをきちんととること、いたずらに編集合戦をまねかないこと、責任を持って編集すること、などといったある意味当たり前のウィキペディアンの行動規範を再確認するものであるということもふまえてもらいたいです。--Makotoy 2009年6月28日 (日) 11:45 (UTC)[返信]

まず、サブページを作成して下さった白駒さんと、的確なまとめをして下さったMakotoyさんに感謝します。当初の草案に「ただし、項目内では必ずしも関数に統一する必要はないし、関数と函数が混在していても構わない」ということわり書きと、「加筆の際や、明らかに記事の質を上げる改稿の際には、どちらの表記を用いても構わない」という条項が加わったために、かなりバランスのとれたものになったと思います。私はこれまで全く数学分野の項目は執筆していませんし今後もおそらくしないつもりでいますので、基本的にはお二人をはじめとする数学分野の執筆者のみなさんでこの文書をうまく運用していっていただければ、と考えています。
ただ、井戸端での議論に首を突っ込んだ行きがかり上、なおいささか気になることを二点ほどここで指摘させていただくことにします。これは今すぐに何とかして欲しい、というようなことではなく、今後の課題として検討していただければ、という趣旨で提示するものですので、そのつもりでお受け取り下さい。--sergei 2009年6月29日 (月) 12:33 (UTC)[返信]

白駒さんとMakotoyさんのお骨折りを感謝します。 ただ「現行方針」の第1項で「ただし、項目内では必ずしも関数に統一する必要はないし、関数と函数が混在しても構わない」とあるのは明らかに表記ガイド#その他の条文「原則としてページ内の表記は統一しますが」と相反しています。 それでも「関数」の優先が明記されていることは一歩前進で、これで平和理に収まるならば反対するほどのことではないと考えています。 ただ、ガイドラインに反することが ウィキプロジェクト:数学の方針として明記されるわけですから、他分野からはこの分野はガイドラインを知らないか無視しているとの印象を持たれる恐れがあります。 そこで当分野でも「方針・ガイドライン」は充分に尊重している証として、このような例外措置にはそれなりの断り書きを付けておくのがよいと思います。 具体的には「現行方針」の前文に「対立する意見の融和のため一部ガイドラインの適用を一時凍結して」というような文章を挿入したらと考えますが、いかがでしょうか。 --Midz 2009年7月5日 (日) 06:46 (UTC)[返信]

「原則としてページ内の表記は統一します」ということは、とりもなおさず、例外的にページ内の表記を統一しなくともよい場合がある、ということですから、「現行方針」第1項は表記ガイド#その他の範囲内です。したがって「ガイドラインの適用を一時凍結して」などと書く必要はありません。--Jms 2009年7月5日 (日) 09:05 (UTC)[返信]
 お答えします。 貴方でも「原則として・・・」と「・・・構わない」とは逆の方向を向いている規定であることは感じられるでしょう。 それは「原則として・・・」は言外に「少数の例外を除いて大多数の場合は・・・」ということを含んでいるのに対し、「・・・構わない」は「全部例外でも構わない」と言っているからです。 ですからこの2つが相反すると感じるのが健全な感覚です。 そしてこれから生ずるガイドライン無視の印象とどう向き合うかということを私は問題としたのですが、「原則として」は「すべて例外でも構わない」も可能性として含んでいるのだから、という貴方の理屈ではこの印象を持つ人を納得させることは難しいと思います。 そして、この場合じっさい、現行方針は次の意味でガイドラインを凍結していますので、それを素直に表に出すことが外部の人を納得させる道であると考えます。 
「原則として・・・」というのは、個々の場合にその事情によっては例外とすることを認める、つまりその場合には「規定を凍結して適用しない」とするものです。 そして「「関数/函数」の場合は無条件に構わない」と保証するのは、現行方針の適用範囲内の全てをまとめて例外とするわけですから、それはとりも直さず「現行方針の適用範囲内では表記ガイドの規定の適用を凍結する」と宣言することを意味します。 したがってやはり「表記ガイドの一時凍結」が現行方針の基本的内容のひとつだということを明記しておくべきです。 それにこの断り書きは「方針・ガイドライン」尊重の面で当分野の信用を維持するのに役立つだけで、方針の運用に何ら影響を与えませんので、なおさら書いておくべきです。 --Midz 2009年7月6日 (月) 00:50 (UTC)[返信]
原則のあてはまる頻度の方が例外の頻度より高いのは当然ですし、常識的に考えて原則のあてはまる場合の方が例外となる場合よりも「ずっと」多いでしょう。さて問題は、この多寡の評価がどの様に行われるかです。たとえば例外記事の一つで「タケ」と「竹」の用いられる頻度を見ると、常識と例外という様な大差ではなく、半々といってもよい様な状況です。これは「竹」と「タケ」が文脈に応じて使い分けられているのですから、当然でしょう。が例外であるのは、その記事内での「竹」と「タケ」の頻度によるのではなく、ウィキペディア全体の記事数に対して、記事がずっと少数であることによります。これをしかし、「文化的・社会的にとりあげられ、産業的に利用されてきた生物」という記事集合を母集団として選ぶと、そうした使い分けはその母集団においてむしろ普通になり得るでしょうし、そうなれば例外ではなくなってしまいます。つまり、そういう母集団をとるということは、ガイドライン適合な記事をガイドライン違反にしてしまうので、結局母集団のとりかたがガイドラインに反することなります。同じことが、「函数/関数」についても言えます。「函数/関数」の登場する記事数はウィキペディアの記事全数に対してずっと限られているという意味で「函数/関数」は例外なのであって、仮に数学分野でどの記事でも「函数/関数」が混在していたとしても、それは「文化的・社会的にとりあげられ、産業的に利用されてきた生物」と同様に考えるべきであり、「表記ガイド」についての判断基準とすべきではありません。その意味で、「現行方針」第1項は表記ガイド#その他の範囲内ですし、「ガイドラインの適用を一時凍結して」などと書く必要はありません。なお、「原則として・・・」というのは、個々の場合にその事情によっては例外とすることを認めるということだ、というのは真ですが、そのことは、「規定を凍結して適用しない」を意味しません。なぜならば、例外も含めた全体が規程だからです。その意味で、「現行方針の適用範囲内の全てをまとめて例外とする」ということは、「現行方針の適用範囲内では表記ガイドの規定の適用を凍結する」を意味しません。もし凍結であるならば、それはそもそも表記ガイドの規定外だということになりますが、もしそうだとしたら、表記ガイドにある「原則」は意味を持たなくなります。--Jms 2009年7月6日 (月) 07:43 (UTC)[返信]
念のため要点だけ書くと、わたくしの主張は
  • 「原則として」というのは例外の存在を含意するから、例外もまた表記ガイドの規程の範囲内であり、従って表記ガイド規程の凍結を宣言する必要はない。
  • 表記ガイド規程の凍結を宣言しなければ「現行方針」第1項を適用できないならば、表記ガイドは例外の存在を含意していないことになるが、「原則」が例外の存在を含意する以上、これは表記ガイドの内容に矛盾する、従って表記ガイドを尊重するならば規程の凍結を宣言してはならない。
です。--Jms 2009年7月6日 (月) 08:39 (UTC)[返信]
 貴方の議論は強引なだけに論理の飛びが多くて、全体の論理構成や繋がりの理解が難しく、局所的に反論しても意味がありませんので、これ以上議論に付き合って時間を浪費することは止めます。 ただ、次のことを指摘しておきます。 それは外部の人が「項目内では必ずしも関数に統一する必要はないし、関数と函数が混在しても構わない」と読むと一瞬、「え?」と思うだろうということです。 それは「項目内で表記が統一されている」ことは世間一般の常識では「ルール以前の暗黙の了解」であり、別に表記ガイドの規定を知らなくても当然だと思っているからです。 そして恐らく『何故?』と思うでしょう。 そのような人にこの分野の特異な事情の存在を説明するのにも、この断り書きは有用だと思います。--Midz 2009年7月6日 (月) 09:15 (UTC)[返信]
論理の飛びが多い、というのはいくつくらいなのか見当もつきませんが、理解が難しいというのは事実なのでしょうから、ひとまず置きます。「そのような人」への説明はWikipedia:ウィキプロジェクト 数学/函数と関数#解説で十分だと思います。論理的に正しくない断り書きは混乱させるだけであり、無用どころか有害です。--Jms 2009年7月6日 (月) 16:23 (UTC)[返信]

中立的な観点[編集]

すでに井戸端でも何度か述べましたように、この件は「学術用語集・数学編」が制定される際に文部省と数学者たちとの間で意見が対立したことに端を発するという経緯があります(出典:福原満州雄他『数学と日本語』共立出版 1981 年 ISBN 4-320-01315-8)。ですので「どちらかと言えば『関数』を推奨する方が良さそうです」と公式なルールとして定めてしまうのはWikipedia:中立的な観点に鑑みてあまり望ましくないと思います。例えば、「しかしながら、これらを総合的に見て、どちらかと言えば『関数』を推奨する方が良さそうです。反面、『函数』を禁止する必要もないでしょう。」という二文を以下のように書き換えてみてはどうでしょうか。

「関数」の方がより広く使用される傾向にあり、日本の中学・高校の検定教科書では専ら「関数」と表記されているため、初心者や他分野の専門家には「関数」の方がよりわかりやすいとは言えるかも知れません。しかし、好んで使用する数学者も少なくない「函数」を敢えて避けなければならない必要もないでしょう。

また、井戸端でも出ましたが、項目やカテゴリの名称を関数に統一するのなら、本体の関数 (数学)だけは「函数 (数学)」もしくは「函数」に移動するという案も検討した方がいいのではないかと思います。--sergei 2009年6月29日 (月) 12:33 (UTC)[返信]

御意見を採り入れつつ、修正しました。総本山改名については、個人的には賛成でも反対でもありませんが、現実問題として、今から改名提案をするとこれまで以上のまとまらない議論になりそうな予感がします。--白駒 2009年6月29日 (月) 22:10 (UTC)[返信]
関数 (数学)の記事名については、「関数」か「函数」か、という名前の議論以前に、ウィキペディアの技術的観点から検討すべき部分があるかと思います。文中で主として「関数」を使うことを前提とするなら、一々[[函数|関数]]などと書かせねばならない記事名には問題がないとは言えません。関数へのリンクを処理せずに計数した結果ですが、標準名前空間記事からのリンク数は関数 (数学)が254、サブルーチンが161、ラムダ計算が64ですので、リンク数から考えれば「関数」については平等な曖昧さ回避をすべき場合とはいえないと思います。となれば、現状の関数を「関数 (曖昧さ回避)」に移動させ (または関数 (数学)の Otheruse で処理し) 、関数 (数学)を「函数」へ移動、その上で関数を「函数」へのリダイレクト化、というのは可能ですが、逆にそこまでしないと「函数」はWikipedia:記事名の付け方のリンクしやすいことという条件を満足できないことになるでしょう。関数のリダイレクト化は、ノート:関数での議論を見るに、それなりに異論がありそうに思います。個人的趣味としては項目関数 (数学)の記事名のみ「函数」として記事内では基本的に「関数」というのは、曖昧さ回避のための括弧をなくせるというのも含めたいろいろな意味で「お洒落」だと思っていますが、前述の手間を考えると、関数 (数学)の移動保護解除依頼してまでやることなのかなぁ、と思ってしまっているところです。--Jms 2009年6月29日 (月) 22:35 (UTC)[返信]
追記。[[サブルーチン|関数]]で検索すると 84 件、[[ラムダ計算|関数]]で検索すると45件みつかりますが、後者には実際の[[ラムダ計算|関数]]はなさそうです。前者も素直な[[サブルーチン|関数]]は少ないという印象を持ちました。前述したリンク数は精査の必要がありそうです。--Jms 2009年6月29日 (月) 22:57 (UTC)[返信]
似たような方法ですが、「函数」はほぼ数学分野のみの使用に限られ一意であって、「関数」が複数の意味を持ち曖昧さがあるなら、「函数」を「関数 (数学)」へのリダイレクトとするのはどうでしょうか。これは「函数」がリダイレクトとするのに最適ゆえに考えた方法であって、どちらの表記が優位という議論とは無縁です。あくまで技術的制限に対処する方法として捉えてください。この場合には、導入部で両方の観点に十分に配慮した記述が求められるでしょう。またリダイレクトのルールとしてカッコつきへのリダイレクトは本来許容されていませんが、ことこのような場合には例外的に認めてもよいかと考えます。--Kurz 2009年6月30日 (火) 13:42 (UTC)[返信]
話が脇道にそれている気もしますが 現状すでに函数関数 (数学) へのリダイレクトです。プログラミングの意味の関数を函数と表記することが全くないと言い切れるものかどうか、いささか疑問ではあります。必要であれば、続きはノート:関数 (数学) またはノート:関数でお願いします。--白駒 2009年6月30日 (火) 14:17 (UTC)[返信]
そうでしたか。では訂正します、失礼しました。--Kurz 2009年6月30日 (火) 20:05 (UTC)[返信]
早速書き換えの対応をして下さいましてありがとうございました。Wikipediaのルールとしてより妥当な内容になったと思います。
関数 (数学)の名称の問題は曖昧さ回避の方法等も含めて考える必要がありそうなので、後でノート:関数の方で意見聴取をしてみたいと思います。--sergei 2009年7月2日 (木) 08:53 (UTC)[返信]

アカウント・ユーザーによる月一回の書き換え[編集]

もう一つ気になるのは、条件を満たすアカウント・ユーザーにのみ月一回の書き換えを認めている点です。WikipediaではRFAなどの投票資格を一定の条件を満たすアカウント・ユーザーに限定していますが、これは多重投票を防ぐためのもので、通常の項目編集においてはアカウント・ユーザーもIPユーザーも同等の資格で参加できるというのが原則です。この規定は、その原則に反するものになってしまっているのではないかと危惧します。

実際問題として、正規分布でもフーリエ変換でもアカウント・ユーザーが編集合戦に関わっています。IPユーザーの間でこの規定に不平等感が募るとしたら、そのことが編集合戦を誘発する要因にならないとも限りません。「加筆の際や、明らかに記事の質を上げる改稿の際には、どちらの表記を用いても構わない」という条項が加えられた以上、この規定は必要ない気がします。

もしこの規定に、参加資格の平等性というWikipediaの大事な原則に反してでも導入することが望まれる、何か実用上の必要性のようなものがあるのでしたら、その旨ご説明いただければ幸いです。--sergei 2009年6月29日 (月) 12:33 (UTC)[返信]

関数問題には、過去に可変 IP や多重アカウントが関わっていますので、それによる混乱の増幅を避ける意図がありました。IPユーザもアカウントユーザも同等、というのは原則としてそうですが、実際には半保護された記事の編集や記事の移動で差があります。不公平と思われるならば、アカウントをお取り下さい、というのが私のスタンスです。いっそのこと「月に1回」の規定を取り除くのは、検討する価値があると思います。その場合は、何が許されて何が許されないか、という線引きをもっと細かく検討する必要があるように思います。--白駒 2009年6月29日 (月) 22:10 (UTC)[返信]
これまで関数/函数問題で函数側に立って軋轢を起こしてきたIPもしくは新規アカウントが全て無期限ブロックされた利用者のブロック逃れだという前提では、そのご判断は正しいと思います。ただ、この問題の重要な側面の一つは、函数への書き換えを行う利用者が本当に無期限ブロックされた利用者のブロック逃れであるのかを十分に検証することなく、単に函数表記を用いること自体が荒らし行為であるかのように見なされる風潮がコミュニティーの間に蔓延してしまっていた、ということにあるのではないかと思います。その点からいうと、アカウント・ユーザーを優遇したルールを設けることは、IPとアカウントとの間の編集合戦を半保護によって対処するのに似たものがあり、できればこうした規定は設けない方がいいような気がします。
で、「何が許されて何が許されないか、という線引き」ですが、以下のようなものを考えてみましたがいかがでしょうか(具体的に挙げてある数値は一例です)。
  • 大幅な加筆や改稿の際には、元からあった表記を変更しても構わない。何を以て「大幅」とするかは概ね以下の目安によって判断する。ただし、これらの条件を形式的に満たすだけのために無駄な編集を行うことは厳に慎むものとする。
    • バイト数にして10キロバイト、もしくは小さな記事の場合は元の分量を1.5倍程度に増やす加筆。
    • 全体の3分の1程度の量の記述を全面的に書き換える編集。
    • 節構成を全般に改めて整理する編集。
もちろん、どんなにうまく規定を設けても、その抜け道を探すような行為を完全に防ぐことはできないでしょうが、そこは各人の良識に任せることにして、それでもなおおかしなことをやらかす人がいたら、その場合にはコメント依頼、場合によってはさらにその先に進行することを覚悟していただく、ということでいいのではないでしょうか。--sergei 2009年7月2日 (木) 08:53 (UTC)[返信]
少なくとも今回の騒動の発端はLTA:MATHまたはその模倣に該当するようです。sergeiさんは自身が「函数への書き換えを行う利用者が本当に無期限ブロックされた利用者のブロック逃れであるのかを十分に検証」したかどうかは別にしても、必ずしもそうではないという確信が得られる程度に履歴を確認したのでしょうか。
以下私見ですが、ブロックされるようなユーザの問題が背後にあるにもかかわらず「どんなにうまく規定を設けても、その抜け道を探すような行為を完全に防ぐことはできないでしょうが、そこは各人の良識に任せる」という姿勢は理解しかねます。従って、sergeiさんの案には反対です。白駒さんの現行方針案(特定の条件満たすログインユーザは、同一月に1項目のみ表記の変更をすることができる)どおりのほうが望ましいと思います。--Kamogawa06 2009年7月2日 (木) 11:30 (UTC)[返信]
お言葉を返すようですが、今回の騒動の発端がどれで、それがどのようにLTA:MATHであげられているパターンに一致するのか、履歴を示しつつ論じていただけませんか。「函数」表記への変更・移動を行っているということのみをもって、それがいわゆるLem氏のブロック破り・模倣だというには無理があります。--Makotoy 2009年7月2日 (木) 15:56 (UTC)[返信]
決め付け・印象操作はやめてください。正規分布フーリエ変換のIP氏のアドレス(218.251.72.xxx, 218.251.73.xxx)がLTA:MATHに例示列挙するものに該当するので、LTA:MATHまたはその模倣に該当すると判断したしだいです。また、行動もLTA:MATHに例示列挙するものと類似します。--Kamogawa06 2009年7月2日 (木) 16:52 (UTC)[返信]
予断を持って臨むべきでない、ことをKamogawa06さんに伝えようとしたのですが・・ぼくが何をどう決めつけたり印象操作しようとしたのか書いてくださらないことには直しようもないです。たとえば数学分野にはIP:218.251.72.218会話 / 投稿記録氏のような、LTA:MATHにあげられている範囲からの投稿でありながら、LTA:MATHとの同一性を認めがたいIPユーザもいます。このIPアドレス範囲は関西圏の大手が近畿地方を中心に割り振っているとても一般的なものであって、該当する地域にはおおくの学生や研究者が居住していることを考慮するべきです。Kamogawa06さんがあげられた記事におけるIPユーザの行動パターンはLTA:MATHに例示列挙されているもの全てに一致しますか?一部に一致するとしたら、それはどれですか?フーリエ変換のほうだったら、函数表記が持ち込まれた一連の翻訳加筆において、Lem氏だったらWiki/HTML記法に直すであろう<math>記法がそのまま残されていることなど、LTA:MATHとは異なる特徴が見られることに気づきませんか?(その後の編集合戦において、双方に対話の努力が見られないことは憂慮すべきことですが、それはまた別の問題です。)--Makotoy 2009年7月3日 (金) 10:44 (UTC)[返信]
議論に付き合うのは他の人に失礼ですので、回答を控えます。--Kamogawa06 2009年7月3日 (金) 12:27 (UTC)[返信]
ブロック破りの側面よりも、この「関数」vs「函数」自体がとても微妙な問題であり、これに関わる表記の変更を行うならば説明責任を果たせるようにしておいてほしいので、アカウントユーザに限ったほうがよいのではないかと感じています。自分が書く部分でだけ自分の好きな方の表記を選択する、ということならばIPユーザでもOKなわけですし。いっぽう、許されることの線引きについては「関数戦争」を再発させるようなフレーミング(複数の潜伏アカウントの使用も含めた安易な決めつけ・暴言の乱発が懸念される)を抑制し、意欲のある執筆者による編集・加筆は許容する、と言う観点からsergeiさんの提案されているような編集量に基づく基準のほうがよいと思います。(「月一だから」と言う理由を許したとして、その基準でOKなまじめな利用者がいたとしても、実際にそんな条項を援用して変更をするのは気が引けてしまうのでは?)--Makotoy 2009年7月2日 (木) 15:56 (UTC)[返信]
確かに、これほど紛糾した案件に関わる編集を敢えて行うなら説明責任をきちんと果たすべきだ、というのは一理あると思います。その一方、フーリエ変換の翻訳加筆のように分量を3倍近くまで増やすような大幅な加筆のついでに行うのなら、IPユーザーによる書き換えも認めてもいいんじゃないか、と思います。それからやはり月一回という規定はあんまりまともとは思えないんですよね。そこで、上に提案したような条件を二段階にして適用するというのはどうでしょうか。たとえばこんな感じです。
  • 大幅な加筆や改稿の際には、元からあった表記を変更しても構わない。何を以て「大幅」とするかは概ね以下の目安によって判断する。ただし、これらの条件を形式的に満たすだけのために無駄な編集を行うことは厳に慎むものとする。
    • バイト数にして20キロバイト、もしくは小さな記事の場合は元の分量を2倍程度に増やす加筆。
    • 全体の半分程度の量の記述を全面的に書き換える編集。
  • 初めて編集した時から1か月以上を経過し、その間、標準名前空間(記事名前空間)を50回以上編集し、直近1か月間の標準名前空間の編集回数が5回以上あるログイン・ユーザー(WP:RFA の基準に準ずる)は、さらに以下の条件の元で表記の変更をすることができる。ただし、この件をめぐって編集合戦がたびたび起こされてきたことに鑑み、他のユーザーの立場にも十分に配慮し、自らの行動には説明責任を十全に果たすべきものとする。
    • バイト数にして2キロバイト、もしくは小さな記事の場合は元の分量を2割程度増やす加筆。
    • 一つの節を全面的に書き換える編集。
    • 節構成を全般に改めて整理する編集。
--sergei 2009年7月3日 (金) 14:28 (UTC)[返信]
sergei さんの案にも相当の妥当性を認めますが、私はやや反対よりです。繰り返しになりますが、ウィキペディアの精神として、ある程度の記事の流動性は確保したいという気持ちがあります。それに、あまり「あそび」のないがっちりした規定は新たな軋轢を生むだけのように思います。例えば、当文書リリース直後にこんな編集がありましたが、これを望ましくない編集として差し戻すべきでしょうか。編集者としては、カテゴリの修正が必要だったのだ、と主張することもできそうです。その編集の正当性を争ったり、ルールだからといって差し戻したりする不毛さを思えば、まあ月1回ということでよしとしましょう、とする方がいくらかマシな気がします。まあ、十中八九おせっかいの類でしょうから、会話ページに牽制を入れておきましたが、まだ返事は頂けておりません。おせっかいが続くようなら、私も考え直すでしょう。 次に、「大幅加筆」は「明らかに記事の質を上げる改稿」と解釈すればよいと思います。ブロック逃れ云々については、私は何の見解も示したつもりはありませんし、ここで議論することでもないと認識しています。「函数=荒らし」という雰囲気が蔓延していたことが問題、という部分には全面的に同意します。LTA:MATH の冒頭ででも「函数を用いる人を無条件で荒らし扱いするな」と注意しておく必要があるかもしれませんね。--白駒 2009年7月6日 (月) 13:19 (UTC)[返信]
「流動性」「あそび」といった趣旨については理解できます。ただ、現行の規定だと「アカウント・ユーザーには月一回のペースで自分の好きな表記に改める権利がある」という風に受け止める人が多いと思うんですよね。こういう考え方が広まるとしたら、それも非常に不毛なことだと思うのです。白駒さんが意図したように、みなが「子供も読みそうな正規分布とか、物理に関係の深い超関数に配慮」利用者‐会話:ひゃくまんこのしあわせより引用)するという趣旨でこの規定を利用してくれればいいのですが、これまでの経緯を見た限りではそうはならない可能性が高そうな気がします。逆に、Makotoyさんの仰るように、本当に閲覧者の都合などを考えて、自分と異なる立場にも十分配慮した上で適切な書き換えをしようとするまじめな利用者なら、「月一回はしてもいい」というような規定だと却ってそれを利用するのにためらいを感じてしまうのではないかと思います。
白駒さんの意図した趣旨からいっても、またログインすることが推奨される根拠として説明責任を果たすためという目的を掲げているWikipedia:説明責任の精神に則っても、むしろ、編集を行う際にその理由を明記することを義務づけた方が合理的ではないでしょうか。月一回というのは目安でいいのではないかと思います(もしその理由が本当に誰もが納得する必然的なものであるのなら月一回という頻度にはとらわれなくてもいいはずです)。例えばこんな感じです。
  • 「函数」を「関数」に、「関数」を「函数」に変更する編集は推奨されないが、以下の条件(WP:RFA の基準に準ずる)を満たすログインユーザは、何らかの合理的な理由がある場合にはその理由を明記した上で表記の変更をすることができる。理由を記す場所としては当該項目のノートが推奨されるが、ごく短い説明が可能な場合は要約欄でも可とする。ただしこの規定の濫用は厳に慎み、これに基づく表記の変更は原則として月一回程度にとどめるものとする。
    • 初めて編集した時から1か月以上を経過していること。
    • その間、標準名前空間(記事名前空間)を50回以上編集し、直近1か月間の標準名前空間の編集回数が5回以上あること。
--sergei 2009年7月8日 (水) 10:14 (UTC)[返信]
(追記)書き忘れていましたが、LTA:MATH の冒頭あたり(もしくは「2007年」の節にでも)に函数表記を用いること自体は荒らしではないと明記しておくのには賛成です。参考としてこの文書へのリンクを張っておいてもいいかも知れませんね。--sergei 2009年7月8日 (水) 12:56 (UTC)[返信]
Sergeiさんが2009年7月8日 (水) 10:14 (UTC)に提案されているのがよいと思います。とにかく一連の騒動を見ていていちばん痛切に感じたのが、差戻し合戦に関わっていた双方にもっとちゃんと対話・説明の努力を払ってほしいということでした。LTA:MATHになにをどう書くかということについては少し前から思うところもあるのですが、それについては改めてあちらのノートで検討することにしましょう。--Makotoy 2009年7月9日 (木) 09:37 (UTC)[返信]
◆丁寧に検討して下さいましてありがとうございます。少し実際上の対応方法について確認させて下さい。私の理解を記しますので、おかしな点があればご指摘ください。ひゃくまんこのしあわせさんのおっしゃる「序で」などの(私には)よく分からない理由でも、RFA の投票権のあるアカウントの月1回程度の表記の変更は正当なものとして扱う。理由に納得いかない人は、ノートまたは会話ページで尋ねる。正当とは認められない編集は(理由を示しつつ)誰が差し戻しても構わない。当文書を案内しても、正当でない編集が続くなら、場合によってはブロックや保護で対応する。規定の解釈に疑義が生じた場合は、改めてこのノートで検討する。このような感じでよろしいでしょうか。--白駒 2009年7月11日 (土) 08:25 (UTC)[返信]
私が想定していた手順は大体その通りです。ひゃくまんこのしあわせさんのご説明は私にも釈然としませんが、ともかく理由をノートに書いておいてもらえばおかしいと感じた利用者がそれに反論することもできますので、不毛な編集合戦に至ることはある程度抑制できるのではないかと思います。
この文書を提示してもなおおかしな言動が続く場合には、基本的には項目に対してではなく利用者に対して何らかのアクションを起こすのが妥当な対処の仕方ということになると思います。この規定は登録後一箇月を経過したアカウント・ユーザーを対象としているので半保護で対処することはできず、かといって全保護となると表記の書き換え以外の編集もできなくなってしまうので。もちろん、編集合戦が収まらない場合には全保護で対処するしかないでしょうけど。
で、利用者に対するアクションとしては、その利用者の行為の不適切さの度合にもよりますが、まずはコメント依頼を行うのが推奨されると思います。その行為が不適切であるということをコミュニティーに確認してもらって、それでも改まらない場合にはブロックを検討する、という順序になると思います。もちろん、はじめから全く対話が成り立たないような悪質なケースはいきなりブロックを依頼するしかないでしょうね。--sergei 2009年7月11日 (土) 14:53 (UTC)[返信]
遅くなりましたが書き換えました。また何かありましたらよろしくお願い致します。--白駒 2009年7月18日 (土) 13:51 (UTC)[返信]

高等学校学習指導要領[編集]

「解説」の他の記述に年号が含まれているのにあわせ、「関数」表記となった高等学校学習指導要領の施行年月を追記しました。月まで含めたのは高木貞治との兼ね合いからです。高木貞治存命中は学習指導要領も「函数」だったので、『解析概論』に言及した当時は「函数」が主に用いられたと考えられますというくだりは適切ではないかもしれません。学習指導要領が「関数」表記になる以前に「関数」表記がどれくらい用いられていたかを調査しないとことにはなんとも言いかねるところですが…。--Jms 2010年7月3日 (土) 19:59 (UTC)[返信]

中学校学習指導要領について追記しました。上記「適切ではないかもしれません」は適切ではなかったので撤回します。お騒がせしました。--Jms 2010年7月3日 (土) 21:49 (UTC)[返信]