フィーバーボルテックス

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フィーバーボルテックスIIは、1990年7月にSANKYOが開発、発売したルーレットをモチーフとしたルーレットドラム型デジパチ。保留玉連荘機。

特徴[編集]

  • 保留玉連荘タイプ。
  • デジタルに同社初の「ドットマトリックス」を採用。リーチ時の停止2コマ前からスローになる動き(停止前に大当たりを察し易い)は人気となった。
  • ルーレット型ドラムを採用し、ルーレットの出目とデジタルのゾロ目で大当たり。実際の仕組みとしてドラム自体はステッピングモータなどで制御されてはいなく(ランダムな出目となる)、ルーレット出目との差数をデジタル表示していた。そのため、出目の法則性などは存在しない。
  • SANKYOのデジパチでは、大当たり時のおまけチャッカータイプの最後の機種である。(新要件機改正に伴うオマケの禁止)
  • 新要件機版で、おまけチャッカーが廃止されアタッカー賞球15個、アタッカー開放16回に引き上げられたフィーバーボルテックスV(アタッカーの部品は共通だがおまけチャッカー部のゲージが変更され、アタッカー方向からはその左右のチャッカーに入賞できなくなっている)、ダイドー(現ビスティ)版のフィーバーボルテックスDIも存在した。