ノート:除染

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細菌について[編集]

除染に細菌が対象に入るのか、殺菌、消毒等の化学処理が入るのか、寄稿の際に日本語の資料があまり見つからず、英語の資料を読んで記述した。英語では「decontamination」で検索すると、化学物質や細菌が多くヒットし放射性物質は少ない。英語では「decontamination」の定義で汚染物質に細菌も含んでおり、手段も除去だけでなく「neutralization」(中和)「inactivate」(不活性化)も含まれているようである。除染の定義がdecontaminationの定義と同じかどうかは確認が必要であるので出典を待ちたい。--和流千景会話2012年9月4日 (火) 02:42 (UTC)[返信]

確認が必要なら書く前に確認するべきでしょう。出典は待つものではなく最初に確保するものです。そもそも冒頭の文章は kotobank に依拠したように書いてある[1]のですから、kotobank に沿った内容を書くべきです。- NEON会話2012年9月5日 (水) 04:54 (UTC)[返信]
軍事用語では処理対象に細菌も入り、処理手法には殺菌も入ります。例えば生物兵器の除染に効果がある除染剤としてさらし粉が挙がりますが、これはプールの消毒でおなじみの塩素系殺菌剤(生物兵器対処に係る基本的考え方について)。防衛省のある報告書ではDecontaminationの訳語として除染を用い、化学兵器に加えて生物兵器(細菌)への対処を除染と呼んでいます(生物兵器への対処に関する懇談会)。一方、医療機器の法的な定義では「滅菌」と「除染」が区別されている場合があるようです(除染・滅菌用洗浄器)。なお、Decontaminationという言葉は放射性物質や化学物質の除去に多く用いられ、病原体関連では生物兵器分野以外ではそれほど使われないという民間レポートもあります[2]
日本語の参考資料ですが、医療関係のほか化学兵器・生物兵器関連の技術的な本が扱っているはずです。『「輸出管理のための」よくわかる生物・化学兵器関連資機材の基礎知識 防護関連資機材編』一般財団法人安全保障貿易情報センター・2012年は平易な解説書だそうです[3]。Anthony T.Tuほか『化学・生物兵器概論―基礎知識,生体作用,治療と政策 』じほう・2001年もわかりやすいそうです[4]。CBRNEテロ対処研究会『必携――NBCテロ対処ハンドブック』診断と治療社・2008年は目次からするに除染の定義が細かく解説されているようです[5]。日本語以外だとこの辺りとのこと(国立国会図書館のリファレンス情報)。--Snlf1会話2012年9月5日 (水) 12:57 (UTC)[返信]
ありがとうございます。とりあえずリンク先を参考に定義だけいじりました。CISTEC の出版物が良さそうです。
生物に関して、「除染」は直ちに実害が生じない状態への遷移、「滅菌」は対象範囲の生菌数をゼロにすること(ISO 11139)なので、法的な定義というよりも意味するところ自体が異なります。滅菌すれば除染できそうですが、滅菌は菌の産生物(毒素等)を対象としないので、除染を達成できない場合があります。従って両者に共通する部分はありますが包含関係は無く、常に区別されるものと思います。- NEON会話2012年9月6日 (木) 00:02 (UTC)[返信]