ノート:赤外線銀河

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ULIRGおよびHLIRGの訳語について[編集]

英:ultraluminous infrared galaxy -ULIRGについては、日本語の訳語が定まっていないようだ。誰にでも簡単に検証してもらえる方法として、「"赤外線銀河"」でググって拾った訳語の例を列挙する。リンク先はその語が使用されているページで、日付はそのページの更新日。もちろん、ページの更新日はその語が使われた日を意味しないが、私が引用したページが本当に生きているページであることかどうかの目安として付記した。

本項では、本文の脚注にも示したとおり「超高光度赤外線銀河」を採用した。それの理由は以下のとおり。

  1. 上記の訳語を一覧した限りでは"ultra"を"超"と訳す訳語が多いこと。
  2. 「超光度」 や「超高度」では日本語の「超」の使い方としては多少不自然さがあること。
  3. 「超大光度」と「超高光度」では、「超高光度」の方が使用例が多いようであること。

つまるところは私の好みで決めた。

英:hyperluminous infrared galaxy - HLIRG の訳語「ハイパー高光度赤外線銀河」は本文にコメントとして埋めたとおり、私の訳語である。手近の資料ないしググった範囲で、適当な訳語が見つからなかった。ただし、HLIRGを使用している例はあった[1]

どちらの用語にしても、どなたかが別の訳語に換えようと考えたら、そうしてもらっても私は別に構わない。--Bo-ci-an 2010年4月9日 (金) 21:46 (UTC)[返信]

上のノートに語句を追加。--Bo-ci-an 2010年4月10日 (土) 11:50 (UTC)[返信]

失礼。また少し直した。--Bo-ci-an 2010年4月12日 (月) 07:55 (UTC)[返信]

項目名の変更の提案[編集]

この項目は Luminous infrared galaxy の項なので、luminous の意味が出るように「高光度赤外線銀河」と改名するのはいかがでしょうか? --Leapahead 2010年4月17日 (土) 15:39 (UTC)[返信]

それはかまわないのだけど、超高光度赤外線銀河ほどではない赤外線銀河を「高光度赤外線銀河」と書いている例を私自身は見つけられなかった。逆に、例えば、本文で脚注につけた「超高光度赤外線銀河のエネルギー源」の冒頭付近にこう書いてある。
赤外線天文衛星IRASは(中略)可視光線よりもはるかに大きな光度を赤外線で放射している、数多くの銀河を発見した。このような銀河は一般に赤外線銀河と呼ばれる。なかでも、赤外線光度が太陽の1012倍を超える天体は、超高光度赤外線銀河(中略)と呼ばれ(以下略) — 今西昌俊 、「超高光度赤外線銀河のエネルギー源」(強調部分は引用者による)
これは、この記事を訳すにあたって探してきた論文だから、 それほどなじみがあるわけじゃない。もしかして私、何か勘違いして読んでる?
「高光度赤外線銀河」がウィキベディア語(ウィキベディアが発祥の言葉)になってしまわないかなぁ。それに、ウィキベディア英語版には Infrared garaxy という項目はないでしょう?私の脳内ソース(つまり、どっかで読んだ/聞いた覚えがあるだけ、という意味)だから本文には書かなかったけど、普通の銀河の赤外線強度は太陽の1010倍程度。つまり、ウィキベディア英語版が言うところの Luminous infrared galaxy (太陽の1011倍程度)より赤外線強度のレベルの低いものは、もう普通の銀河だと私は理解している。もっとも、上に挙げた例で、「超」のついていない呼び方は、あるいは Luminous infrared galaxy の訳語に当たるのかもしれない。今改めて読むと、、、う~ん、確かに必ずしもULIRGのことではないかもしれないね。
そういうわけで、あまり気が進まないから自分ではしないけど、改名してもらっても私はかまわない。--Bo-ci-an 2010年4月17日 (土) 21:13 (UTC)[返信]
失礼。このテーマについて見出しを追加した。--Bo-ci-an 2010年4月18日 (日) 20:25 (UTC)[返信]

統合提案[編集]

上記にもしるされたようにluminous infrared galaxyは色々な訳があるが、現在、英語版へのリンクがこのページと超光度赤外線銀河がかぶりあったため、この2つの統合を提案する。上記のほかの訳はリダイレクトとして活用するという事ではどうだろうか。--poispois 2010年7月8日 (木) 07:38 (UTC)[返信]

統合については私は異議はない。上のほかの訳をいちいちリダイレクトにする必要はないと思う。ググレば出てくるだけで、決して多いわけでもない。もちろんリダイレクトにして困ることがあるわけではない。お任せする。--Bo-ci-an 2010年7月8日 (木) 14:53 (UTC)[返信]

2011年11月5日07:38版のノート[編集]

自信をもって記事をあげることができないというのはお恥ずかしいことではありますが、いくつかのいい訳をノートしておきます。

  1. 太陽の放射エネルギーは、私が記事全体に対して主に参考にしたSandersらの論文では、脚注をつけたように3.83×1033erg・s-1としてありますが、例えば理科年表2006年版では、総輻射量が3.85×1026Wとなっています(p.93)。申し訳ないですが、この違いが何に由来しているのか私は知りません。3.83の方はbolometric luminositty としてあるので、これが理科年表の"総輻射量"と定義がちがうのかもしれません。1%に満たない違いなので大勢に影響はないはずですが、Sandersらの論文では、3.83を当てはめていると明確に書いてあるので、脚注にはこちらの数字を埋めました。
  2. いろいろな資料を参考にしていますが、資料に よって採用しているハッブル定数の値がが違います。この違いは、例えば赤外線光度の算定に影響します。しかし、元の資料の数値を全部見直して計算しなおす、というようなことはしていません。
  3. 学術雑誌に掲載された論文を主な資料にしています。広く赤外線銀河・超高光度赤外線銀河をテーマにしている物や、論文のイントロの部分、他の論文でも引用されている結論などを資料にして、広く共通に理解されていると思われることのみ記事にしたつもりです。しかし、この項目のテーマを良くご存知の方からご覧になって、マニアックな話題を取り上げていたり、実は議論になっているはずのことを断定的に書いたりしたら、どうぞ削除・ご訂正お願いします。
  4. また、資料にした論文のイントロの部分を参照している場合、私が参照した事項と参照元の論文の主題が全然違うということがあります。おかしな参照の仕方ではありますが、「Bo-ci-anの妄想ではない」ということを示したかったのだ、とご理解ください。
  5. 査読論文を出典として脚注につけるとき、発表された雑誌におけるページ数が確実にわかるものはそれを記載しました。ただし、論文は手に入れたけれども、該当するページが元の雑誌のどこに入っていたのか判らない場合もあり、そのような場合はページ数は書きませんでした。その代わりに、chaper として章番号を書いたものもあります。
  6. 『シリーズ現代の天文学第4巻 銀河I-銀河と宇宙の階層構造』という本にある表を基にしている箇所があります。また、Toomreの本を参照している部分があります。申し訳ないですがこれらは孫引きです。もし、直接これらの本を確認する方がいらっしゃって、私が間違えた資料の使い方をしていることがわかったら、どうぞ削除・ご訂正下さい。
  7. 以下の物理量の名前をいい加減につけています。'放射流束'は英語の資料では'Flux'(SI単位: W/m2)とされているものです。赤外線の'強さ'は、やはり英語の資料では、'Flux'と表現されていますが、単位は Jy(ジャンスキー、SI単位:10-26 W・m-2・Hz-1 )です。'光度'または'明るさ'は、英語で'luminocity' とされているもので、私が放射流束としている flux を全球面に渡って積分したものです。本文に書いたとおり、太陽の放射エネルギーを単位にしています。一般に同じ意味の物理量でも可視光と電波の分野で別の名前をつけたりすることがある、というようなことがあるようで、赤外線銀河のテーマではどういう用語を日本語であてるのか分かりませんでした。私が変な名前をつけていたら、ご訂正ください。
  8. ギャラリーなどの赤外線銀河の写真に付記した赤外線光度は、RBGSの値を引用しています。同じ天体でも赤外線光度は資料によってまちまちなのですが、私が調べた資料の中ではRBGSを基にした研究が良く出てきたので、私もこの記事ではこのカタログの数値を埋めています。ただし、本文の中で、ある特定の資料を参考にしている箇所に赤外線光度が出てくる場合は、元になっている資料の値をそのまま書いています。

--Bo-ci-an 2011年11月5日 (土) 08:07 (UTC)[返信]