ノート:節足動物

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

「胸部に三対の足と二対の羽がある。」は、節足動物というより昆虫の特徴です。

分類体系が超古すぎ。そのくせ,ヤスデ綱,ムカデ綱,エダヒゲムシ綱など,片仮名大分類を多用している。どうして,ラテン名の訳であり,形態を表す伝統的な名前を使わないのか。Wikipediaではこの分類に従っています。って誰が決めたのか?当面は,英語版に合わせておいて,「節足動物の多様性と系統」が出版されたら,それに合わせるべきだろう。 --Isorhiza 2006年12月6日 (水) 10:54 (UTC)[返信]

少し解説(言い訳)を致したいと思います。分類名についてはどれを採用するかで、いろいろと議論があったように思います。(どこでかは忘れました。すいません。)結論は出ていなかったと記憶しています。「従っています」を書き入れたのは私ですが、当時、節足動物の分類名はこの記事の分類を基準に行われていましたので、ここを変更するならば以下も同様に変更して欲しいとの思いで書き加えました。私も古いと思いましたので、英語版の分類も後に追加しております。また、ご存知とは思いますが生物の分類は現在のところ流動的なものも多く、この記事に限らず分類名の記事は迷走気味であります。さらに悪いことに、分類名の記事は種の記事に比べるとまだまだ書き足りていないものも多いのも事実であります。お力添えを頂けると大変ありがたいと思います。--Zz2 2006年12月6日 (水) 15:21 (UTC)[返信]
そうですね。現代は分子解析やそれに刺激された形態形質の見直し、化石情報の増加などで、分類体系がどの生物群も非常に流動的になっています。どんどん出てくる論文で研究のリアルタイムの先端状況を把握していないと、ちょっと怖くて分類体系の記述に手を出しづらい状況が続いています。私も、有弁翅類のハエ以外の分類体系の執筆には、怖気づいてしまって本腰を入れての執筆には手を出しかねています。だから、最新の情報を得た者が逐次手直しをしていくしかないのではないでしょうか。それにしても、「節足動物の多様性と系統」の出版はまだですかね。楽しみにしているのですが。--ウミユスリカ 2006年12月7日 (木) 05:03 (UTC)[返信]
それでは,「節足動物の多様性と系統」を待ちながら,ぼちぼちと書き換えさせていただきます。既に甲殻類に手をつけています。片仮名大分類は,文科省だかが勝手に決めたことだが,おかげでおかしなことになっている,と解説していたのは,哺乳類の分類の本だったか。人に貸しているので,確認できない。ホウネンエビがミジンコ目だとか,等脚目がワラジムシ目だとか,カニやヤドカリがエビ目だとか,先人が苦労して訳出して受け入れられて来た名前を勝手に変えるなんて,心情的には絶対に許せないが,NPOV的には両方列挙するしかないのでしょうね。 --Isorhiza 2006年12月8日 (金) 10:17 (UTC)[返信]

Wikipediaではこの分類に従っています。が突然出てきて意味がつかみづらいと思いましたので、表現を変えてみました。議論に参加していなかったので、表現のニュアンスに問題があれば訂正してください。(従っている、という表現なら、例えば「○○式分類法に従っています」のような表現になると思います)--61.117.21.137 2007年6月1日 (金) 02:56 (UTC)[返信]

背景を加筆することで、読者が受け入れやすい表現を目指してみました。--ウミユスリカ 2007年6月1日 (金) 03:03 (UTC)[返信]

『節足動物の多様性と系統』発売[編集]

ついに「節足動物の多様性と系統」が4月10日に発売になるそうです。--Isorhiza 2008年3月24日 (月) 17:30 (UTC)[返信]

予約してたので昨日入手しました。大分類は三葉虫綱、鋏角類、多足類、六脚類、甲殻類でいいようですね。--Isorhiza 2008年4月12日 (土) 01:59 (UTC)[返信]

大顎類は旧分類とし、現生4亜門としました。私は甲殻類以下を直していきますが、他の3亜門はそれぞれご専門の方々にお願いしたいです。--Isorhiza 2008年4月13日 (日) 13:31 (UTC)[返信]

まだ買ってないんですよ。注文したけどまだ来ない。で、節足動物門は分けられなかったんですか?だったら、あまりおもしろくない。同じ系列の「植物の-」はとても保守的でしたから。だから、一気にそれに合わせる、ということの妥当性はどうなんでしょう?もちろん読んでから判断すべきではあるのですが。ただ、これまで出版されたものを見ても、必ずしも新しい知見に基づいてはいない例がありますね。--Ks 2008年4月25日 (金) 23:11 (UTC)[返信]
節足動物の単系統性については、上島さんの鋭い論考が掲載されています。お楽しみに。--Isorhiza 2008年4月26日 (土) 10:02 (UTC)[返信]
さっき到着、ざっと目を通しました。確かにおもしろいですね。ただ、気になることがいくつか。まず、分類群の名ですが、甲殻類では等脚類など意味重視の漢字名を使ってますが、昆虫では目レベルはカタカナ名を使っているんですね。こういう不統一はいかがなモンだろうか?そういう意味でも、この本の分類体系をそのまま採用、というのはどうだろう?という気もします。その点はいかがですか?あるいはその辺どこかに書かれてたんでしょうか?--Ks 2008年4月26日 (土) 10:39 (UTC)[返信]
<本書を読むにあたって>にあります。表記は個々の分野の執筆者にゆだねられていますから、各分野での慣習を反映しているのでしょう。それを統一的に何かの基準に当てはめることは無理だと思います。この本の分類体系を採用せずに、他に採用できる基準が何かありますか?複数の分類学者が現在得られる情報を取捨選択してこの体系ができたのであって、当代日本の系統分類学の権威と見なされる人たちが監修しています。個別の研究者やプロジェクトが提案している体系ではありません。現在において、これ以上のものは見当たらないのではないでしょうか。従来基準とされてきた内田亨編、中山書店発行の動物系統分類学シリーズは、もう40年前のものです。今回のバイオダイバーシティシリーズは、北大系統分類学講座の継承者である馬渡教授が監修に入って、オールスターの編集体制で編まれたものですし、中山書店のシリーズを置き換えるものと評価するのは決しておかしくはないのではないでしょうか。--Isorhiza 2008年4月26日 (土) 13:37 (UTC)[返信]
とすれば、問題はなお大きいですね。つまり、著者ごとに対応が違うわけで、統一見解は取っていない、というのですから、これを標準におけるわけがない。たとえば、菌類ですがThe Mycotaの場合、全体がよるべき体系を示した上で、各著者はそれぞれに異なる体系を主張しつつ論じています。ところが、この書の場合、全体としての統一見解を出さない、が前提であれば、後々大きくひっくり返る可能性が有りはしますまいか?では、代わりにどれ、というのも困るんですが、そこはそれ、生物学事典で行くとか?--Ks 2008年4月26日 (土) 13:54 (UTC)[返信]
岩波生物学辞典のことだったら古すぎですね。代わりになるものは何もないでしょう?後々大きくひっくり返ったとして、現時点で分類学会から出て来たとりあえずのまとまった体系を採用するんだから、仕方ないですよ。オンライン百科事典なんてその程度のものでしょう?--Isorhiza 2008年4月26日 (土) 14:27 (UTC)[返信]

(インデント戻します)そうですか、その程度のものを作っていらっしゃいますか。もちろん、専門家の役に立つものは作れませんが一般人が知識を得るのに多面的な役に立つものを作る、という程度の志は…いや、それはどうでも良いですが、問題はこの書がまとまった体系を提示しているかどうかです。それに、生物学事典の体系と、どの程度に本質的な差があるのでしょう?実際に困る点はそれほどない気がしますが。私自身は基本的構成が変わらない限りは、古い体系に頼るのが無難、との意識を持っています。この本に関して言えば、これに頼らなければ根本的な過ちを作るであろう、というような要素はないんではないですか?--Ks 2008年4月26日 (土) 14:35 (UTC)[返信]

この書はまとまった体系を提示しています。亜門以下の分類群の名称については、分類群ごとの学問の伝統と慣用がありますから無理に統一できないでしょう。それにしてもきちんとした編者と監修者のチェックを受けているわけです。生物学事典岩波生物学辞典の体系と、どの程度に本質的な差があるか、手元にないのでわかりませんが、こちらの方が新しいです。前書きにも書いてありますが、そもそもがある程度古いところから出発して、新しいものを取り入れた結果です。一般向けの知識としてはより新しく最良のものを示して行きたいです。今現在の分類学の状況から言えば、40年前の体系は多分に誤っています。もちろん、本書が最終的な真実を示しているわけではありませんが、現時点で最良の日本語の文献です。ここを基本にして、さらに新しい文献で加筆して行くのがいいでしょう。--Isorhiza 2008年4月26日 (土) 15:00 (UTC)[返信]
この書がまとまった体系を提示しているとは思えません。少なくとも、細部のすりあわせはしていません。それは最初に書かれてます。しかし、それ以上は、他の方のご意見を伺いたいですね。--Ks 2008年4月26日 (土) 15:10 (UTC)[返信]
『岩波生物学辞典第4版』、生物分類表についての解説、p.1535には、

各門についての分類群の配列の方法や代表例の挙げ方など,全体として統一することはしなかった.

と書かれていますので、おっしゃるような点を「細部のすりあわせをしていない」と断ずるなら、生物学辞典も同じくらいに細部のすりあわせをしていないことになります。なぜ統一しなかったかについての理由も書かれています。また、生物学辞典の

生物分類表は、全体の監修を岩槻邦男が行い,(中略)「動物」は,(略)・馬渡峻輔・(略)・小野展嗣・(略)の作成になるものをもとに,全体のとりまとめと体系化などを(以下略)

となっており、『節足動物の多様性と系統』では、岩槻・馬渡が監修で、小野展嗣は鋏角類と多足類の執筆を行っており、編著者に重なりがあり、監修者が同じですので、同じような方針であったと考えられます。バイオダイバーシティシリーズ全体で見れば、もっと重なりがあります。『岩波生物学辞典第4版』の発行は1996年であり、『節足動物の多様性と系統』の発行が2008年であることを考えると、両者の不一致は専門家の間の見解の相違ではなく、12年の間の分類体系についての理解の変遷が反映されていると考えるに足る十分な根拠があると思います。実際、この12年は分子生物学が系統分類学の各分野に応用され、コンピュータを駆使した分類研究が急速に進展した年月でした。Wikipediaの編集はこれで終わりになるものではなく、今後もより新しい体系が一般的になれば、それに従って改訂されるべきでしょう。--Isorhiza 2008年5月7日 (水) 09:48 (UTC)[返信]

「虫」と「節足動物」[編集]

"いわゆる「虫」の範疇に入る動物は、当動物門のものである "とありますが、Wikiの「虫」の項目の内容と一致しません。「クマムシ」「ハリガネムシ」「ユムシ」など節足動物でない多くの例があります。--Spotheory会話2015年5月9日 (土) 10:53 (UTC)[返信]