ノート:熱力学温度

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熱力学温度? 熱力学的温度? 「熱力学的温度」への移動を提案[編集]

2006年2月6日 (月) 10:34 (JST)の編集で、本文中の「熱力学温度」が「熱力学的温度」に変更され、項目名と整合性が取れなくなっていることに気付きました。項目名と本文を合わせたいのですが、「熱力学温度」と「熱力学的温度」のどっちに合わせるべきでしょうか。用語としては「熱力学的温度」だと思っていたのですが、Googleで『"熱力学的温度" +site:ac.jp』で検索すると473件、『"熱力学温度" +site:ac.jp』で検索すると517件で、同程度使用されているようで、判断がつきませんでした。手許の『物理学辞典』(倍風館 培風館)では「熱力学的温度」という語はあるが、「熱力学温度」という語はありませんでした。

私案は今の「熱力学温度」の項目を「熱力学的温度」に移動した上で、「熱力学温度」を「熱力学的温度」へのリダイレクトにする、というものです。ご意見を頂戴いただければ幸いです。--Daddy t3 2006年4月23日 (日) 21:20 (UTC)[返信]

1ヶ月待ちましたが特に反対はないようです。更にあと2週間待って、それでも反対がないようでしたら、「熱力学的温度」へ移動しようと思います。--Daddy t3 2006年5月26日 (金) 11:52 (UTC)[返信]
ご提案から時間があいてのコメントで申し訳ないですが、文部科学省・日本化学会 著『学術用語集 化学編 増訂2版』(南江堂)には、"thermodynamic temperature" の訳語として「熱力学温度」があてられています。移動しなくてもいいのではないでしょうか。--eno 2006年5月26日 (金) 12:18 (UTC)[返信]
コメント、どうもありがとうございます。オンライン学術用語集を調べてみました。物理学編(1990年)はK(ケルビン)の説明として「熱力学温度」という言葉を使い、計測工学編(1973年)は「熱力学温度目盛」、物理学編(1990年)は「熱力学〔的〕温度」(thermodynamic〔al〕 temperature)、気象学編は「熱力学的温度」 (thermodynamic temperature)。まとめると「熱力学温度」が化学編で1票(enoさん)、「熱力学的温度」が気象学編で1票、物理学編は併記。参考意見として「熱力学温度」という語が物理学編と計測工学編で使用。さてどうしましょ? 記事は「熱力学温度」のままで、「熱力学的温度」はリダイレクト、という案に傾きつつあります。--Daddy t3 2006年5月26日 (金) 21:43 (UTC)[返信]
もうひとつ、2006年版の『理科年表』は、「熱と温度」のケルビンの説明で「熱力学温度」を使っていました。記事名は今のまま、「~的温度」はリダイレクトというご意見に賛成いたします。--eno 2006年5月27日 (土) 02:22 (UTC)[返信]
2週間待ちましたが反対意見がありませんでしたので、移動はなしにして、記事本文は「熱力学温度」で統一しました。「熱力学的温度」と呼ばれることも多いことを追加し、リダイレクトとして熱力学的温度を作りました。--Daddy t3 2006年6月9日 (金) 22:06 (UTC)[返信]

量と単位について[編集]

大前提として、物理学の理論は単位の選び方に依らない。

(略) 氷点 T0 = 273.15 K に選べば、この温度 θ の 0 度はセルシウス温度の 0 度に等しい(温度差の単位をケルビンに等しいとすればセルシウス温度となる)。

量の定義に単位の選び方は関係ない。「セルシウス温度」は量の名称であって、その定義は単位をセルシウス度に選ぶまでもない。 セルシウス温度θは、θ=T-273.15K で定義されている。 量の定義式(量方程式)と、単位の定義式(単位方程式)℃=Kの連立によって、数値方程式が導かれる。 ファーレンハイト温度についても同様である。

直後の負温度の記述との関わりから未だ修正していないが

熱力学温度の下限は自然な温度単位を設定することにも利用され、しばしばこの温度を 0 とする温度単位が用いられる。

このあたりの記述もおかしい。

熱力学温度が正であるという性質は、熱力学温度の定義、つまり、量の定義から導かれるものであって、単位の選び方からくるものではない。 理想気体で導入する教科書が多いので、熱力学温度の定義がセ氏温度から零点をずらしただけだとの勘違いも多いようだが、熱力学温度の定義は補間と補外の方法を与えている、ということに注意すべき。 -124.110.184.77 2015年10月10日 (土) 05:46 (UTC)[返信]

「セルシウス度」と「セルシウス温度」の混同については申し訳ありません。記述については完全にセルシウス度に関するものだと思って余計な編集をしてしまいました。絶対零度の記述はセルシウス度などとの関係を意識して書いたものですが、全体の記述を整理している内に変になってしまったようです。適切な表現については編集者の皆さんにお任せしますが、該当部分は記述を見直します。ご指摘ありがとうございました。--Glayhours会話2015年10月12日 (月) 09:09 (UTC)[返信]