ノート:日本の国宝一覧

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六祖恵能伝=経典(?)[編集]

英語版 Lists of National Treasures of Japan の編集を中心的に担当しておられるBamseさんという方から英語で質問を受けましたのでこちらに翻訳させていただきます。

これは私(Bamse)の個人的な理解の限りでは、伝記ではないかと思うのですが。

、とのことです。もしもどなたかお分かりになる方がいらっしゃいましたらお気軽にこちら↓に、もしくは直接彼の私の talk pageにお書き添え下さい。 日本語で結構です。必要でしたら翻訳させていただきます。--Tokorokoko 2010年10月3日 (日) 15:03 (UTC)[返信]

Perhaps the manuscripts and calligraphic works entered in this list can be re-categorized in different ways. But please note that it is the Agency for Cultural Affairs (文化庁) , not a user of JAWP, who categorized the manuscript of Rokuso Enō Den (六祖恵能伝) as Buddhist scripture. The sub-categories adopted in this list comes mainly from Kokuhō Jūyō Bunkazai Taizen(国宝・重要文化財大全), a comprehensive catalogue of national treasures and important cultural properties of Japan, edited by the Agency for Cultural Affairs. Kokuhō Jūyō Bunkazai Taizen categorizes Rokuso Enō Den as Buddhist scripture, not as Chinese literature. The manuscript of Rokuso Enō Den owned by Enryaku-ji temple (延暦寺) was brought to Japan from China (Tang Dynasty) by priest Saichō (最澄), and it has been kept in the sutra repository of the temple. Please also note that the name of the manuscript is also found in Dengyō Daishi Shōrai Mokuroku (伝教大師将来目録, Inventory of Buddhist scriptures brought to Japan from China by priest Saichō), written in 805 AD. --Urania 2010年10月4日 (月) 15:24 (UTC)[返信]
  • 「仏教経典」に分類された経緯はわかりません(おそらくは勘違いでしょう)が、「最澄が中国から持ち帰った」と伝えられることから「漢籍(中国写本)」に分類することが妥当だと思われます。(「伝記」という分類は無いので。)なお、本文は修正しました。--日陰猫Joga 2010年10月5日 (火) 01:03 (UTC)[返信]


Thanks a lot Urania. I did not know that there was an official source for these categories. If bunkacho decides to categorize their properties like that, it's fine with me. (Bamse)
-> Uraniaさん、詳しい情報を英語で書いていただいてありがとうございます。とても助かりました--Tokorokoko 2010年10月6日 (水) 04:41 (UTC)[返信]
-> 日陰猫Jogaさん、コメントどうもありがとうございます。なるほど 漢籍(中国写本)の方が適切かもしれません。ただ、上で Uraniaさんも質問者のBamseさんも仰られていますが、これをcategorize(分類)する(した)のはウィキペディアのユーザーではなく文化庁の出版物からのようですので少なくとも現段階ではまだ 私たちでは修正はしてしまわない方が良いかも知れませんね--Tokorokoko 2010年10月6日 (水) 04:41 (UTC)[返信]

本一覧の「書跡・典籍の部」の箇所を投稿した者です。「六祖恵能伝」の分類先については上の方につたない英文で説明したとおりで、既に解決済みと思っていましたが、記事本文を見ると「六祖恵能伝」が「漢籍」の部に移動されていることに気がつきました。私は、この「六祖恵能伝」という作品に特別の思い入れがあるわけではなく、既存の国宝全集などで採用されている標準的な分類に従ったのみです。本ノートページのやりとりを拝見すると、失礼ながら、かなり基本的な部分の誤解が解消されていないように思われます。そこで、僭越ではありますが、後々このノートページを見る人々に誤解を与えないように、一応の説明をしておきたいと思います。

国宝・重要文化財の所轄官庁である文化庁では、国宝・重要文化財の「典籍」を、「和書」(または国書)、「漢籍」、「仏典」の大きく3つに分類しています。このように3分類していることがわかる参考文献として、以下の3点を挙げておきます。

  • (a)文化庁監修『国宝(増補改訂版)9 書跡I』『同・10 書跡II』毎日新聞社、1989
  • (b)文化庁監修『国宝・重要文化財大全 7 書跡上』毎日新聞社、1998
  • (c)『週刊朝日百科 日本の国宝』108号「国宝の書跡・古文書」朝日新聞社、1999

(a)では典籍類を「国書」「漢籍」「仏典」に大別しています。(b)もほぼ同様の分類法ですが、「国書」でなく「和書」という用語を使っています。(c)は冒頭に「書跡・古文書関係国宝年表」というページがあり、指定物件を「漢籍」「仏典」「国書」等に分類して時代順にリストアップしています。(a)・(b)・(c)を比較すると、分類は100%同じではなく、分類に揺れのある典籍も一部に存在します。たとえば、「冥報記」(高山寺蔵)は、(a)(c)では「仏典」、(b)では「漢籍」に分類されています。「真草千字文」(個人蔵)は、(a)(c)では「漢籍」、(b)では「古筆(中国法帖)」に分類されています。しかし、「六祖恵能伝」に関してはブレがなく、(a)・(b)・(c)のいずれを見ても「仏典」に区分されています。ここで用語の意味をあらためて確認すると、お釈迦様が説いた教えの内容を弟子たちが書き留めた(少なくともそのように信じられている)ものが狭義の「経」(Sutra)、いわゆる「お経」です。しかし、通常「経典」とか「仏典」という場合には狭義の「経」だけでなく、経の注釈書、高僧伝などの仏教典籍も広く含まれています。いわゆる「一切経」には、釈迦の説いたとされる狭義の「経」だけでなく、中国撰述の仏教典籍類も多数含まれています。分かりやすい例を1つ挙げます。『大唐西域記』という典籍は、唐時代の中国の僧・玄奘が書いた、現代風に言えば「地誌」ですが、この書物は「一切経」に含まれ、著名な「中尊寺一切経」にも入っています。こちらの画像を見ると、この『大唐西域記』は、見返し絵や書式なども「中尊寺経」の他の巻と全く同様の扱いです。JAWPの記事「経典」の冒頭にも「広義には仏教典籍全般を指し、その場合は『仏典』と同義である」と明記されています。仏教関係の典籍を「仏典」「内典」といい、それ以外のたとえば『文選』のようなものを「外典」(げてん)とする分け方もあります。それから、「漢籍」というのは「中国から将来した本」という意味ではなく、日本で製作された写本であってもテキストが中国の典籍であれば「漢籍」に分類されます。JAWPの「国宝一覧」については、見出し語については若干検討の余地があるかもしれませんが(たとえば「仏教経典」は「仏典」とした方がよいかもしれない)、「六祖恵能伝」の配列位置については当初のとおりでよいと思われ、これを「漢籍」の部に移動することの方がむしろ「独自研究」にあたるのではないかと考えます。--Urania 2010年11月28日 (日) 10:39 (UTC)[返信]

Uraniaさん、記事本文の位置の修正、ありがとうございます。そして、後々このノートを読む人にも誤解を与えないように、との良心的な解説を書いておいていただいて、どうもありがとうございました。--Tokorokoko 2010年12月31日 (金) 11:05 (UTC)[返信]

国際化[編集]

国宝は日本だけではないのに、日本だけしか書いてないので、国際化タグを貼った。世界の国宝を書くか、又は、記事名を「日本の国宝一覧」に変えるべきだ。--211.14.204.35 2012年1月13日 (金) 23:24 (UTC)[返信]

改名提案[編集]

ページ名を“国宝一覧”から“日本の国宝一覧”に改名することを提案します。記事には日本の国宝の記述しかなく、“日本の国宝一覧”のほうが適切と思われるため。--田無稲子会話2012年5月30日 (水) 13:49 (UTC)[返信]

日本の国宝一覧に改名いたしました。--田無稲子会話2012年6月13日 (水) 13:28 (UTC)[返信]
コメント この改名は 国宝日本の国宝 の改名とセットだと思っていたのですが。片方だけの改名は不適切だと思います。--Greeneyes会話2012年6月16日 (土) 03:15 (UTC)[返信]