ノート:教会旋法

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  • また、ジョン・コルトレーンは、狭義の調性(長調と短調)に基づく音楽において、コードのアベイラブル・ノート・スケールとして旋法を利用するという手法を高度に創り上げた。

明らかな間違いです。アヴェイラブル・ノート・スケールは機能和声に基づくものですが、コルトレーンは調性の離脱を試みるために機能和声外の用法をしております。その用法をモード奏法と呼ぶわけで、アヴェイラブル・ノート・スケールとモード奏法に教会旋法と同じ名前のものがあるからとしても、この2つは全く違います。いま私がアヴェイラブル・ノート・スケールについて執筆しておりますので、そちらがまとまり次第モードについても手を付けたいと思います。--marienbad 2006年12月1日 (金) 18:29 (UTC)[返信]

「コルトレーンは調性の離脱を試みるために機能和声外の用法をしております。」。明らかな誤読です。アベイラブル・ノート・スケールに機能和声外の音が含まれているのは当たり前の話です。従来のコードにコンポージット・モードを適用すれば一発でそうなります。--しまでん 2006年12月1日 (金) 21:59 (UTC)[返信]

ご返事ありがとうございます。あれこれアヴェイラブル・ノート・スケールとモードについて私見を書こうとしたのですが、そもそもの記述の意図を解き明かす方が先かと思いして、以下に更に質問をしたいと思います(執筆者ではないかも知れませんが)。

  1. 「現代における教会旋法の利用」という箇所において、「ジャズにおいて、1960年代頃から、教会旋法が利用されるようになってきた。第一は、あるコードにおけるアベイラブル・ノート・スケールとしての利用法である。」と記述がありますが、この記述について。コードに対応するアヴェイラブル・ノート・スケールには、教会旋法と同じ名前が付いていますが、そのことを指しているのでしょうか。たぶんそれでよいのですよね。この部分は「また、ジョン・コルトレーンは、狭義の調性(長調と短調)に基づく音楽において、コードのアベイラブル・ノート・スケールとして旋法を利用するという手法を高度に創り上げた」という部分に対応しているように思えます。
  1. 1960年初頭にマイルス・デイビスは教会旋法からヒントを得て旋法の手法を創り上げた」というのも、疑問に思う点です。当時、アヴェイラブル・ノート・スケールという言葉が存在して、ダイアトニックコードに対応する形で、アイオニアン・ドリアン……と名前が付いていたのか、ジャズメンは経験からアヴェイラブル~を知っていたのか、寡聞にして知らないのですが、恐らくマイルスの意図は単純でしょう。ハードバップは元の曲をどんどんリハーモナイズして、コードだらけになった。アヴェイラブル・ノート・スケールでアドリブしようとすると大変だし、手慣れたフレーズばっかり弾いてしまうようになってしまった。もっとアドリブを自由にやりたい、それならばコードではなくスケールに基盤を置いて、コードを進行させないような曲でアドリブをしよう。それが経緯なんじゃないかと思います。自伝にもそれを伺わせる内容を言っていますしね。

コメントに関してですが、「従来のコードにコンポージット・モードを適用すれば一発でそうなります。」そうなるとは、どうなるのでしょう。よくわかりません。具体例を提示して教えていただけると、誤解も少なかろうと思います。明らかな誤読、と言う内容も、あまり説明されていないように感じます。結局、具体的にコルトレーンのどの演奏について、どうだったと述べたいのでしょうか。わたしはあの記述では、アヴェイラブル・ノート・スケールに教会旋法と同じ名前が付いていると言っていると読みました。それで正しいのでしょうか。ちなみに、アヴェイラブル・ノート・スケールに関して、まだまだ途中ですがそれなりに執筆いたしました。見てご意見をいただけたら幸いです。--marienbad 2006年12月2日 (土) 22:27 (UTC)[返信]

上の私のコメント、さっき本文と合わせて読み直してみたら、裏をかいて読みすぎで、なるほど誤読と言われるのもさもありなんと思いましたので、訂正しております。コメントの履歴も読みまして、結局、アヴェイラブル・ノート・スケールにも教会旋法と同じものがある、ということを言いたいのかなと思い至りました。なるほど、コルトレーンはアヴェイラブル・ノート・スケールを高度に使っていることは間違いないでしょうが、コルトレーンが代表者であるかのような書き方は本当に正しいのか疑問に思いました。--marienbad 2006年12月3日 (日) 08:15 (UTC)[返信]