ノート:太閤左文字

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改名提案[編集]

解決済み「時期尚早なので改名しない」「新しい号での使用が一般的になった時点で再度議論を行う」で解決済み。--いやしけよごと会話2020年11月23日 (月) 13:40 (UTC)[返信]

太閤左文字は所蔵館による名称が「国宝《短刀 銘左/筑州住》(号じゅらく(太閤左文字))」で、2020年8月に発売された書籍でもその表記です。「太閤左文字」という名称は1966年(昭和41年)刊行の『日本刀大鑑』では使用されておらず、歴史的名称と呼ぶには年月が経っていないように考えます。太閤左文字では半分しか正しくないため、記事の名称は「じゅらく(太閤左文字)」もしくは「じゅらく左文字(太閤左文字)」のほうが相応しいと思うのですが、どうでしょうか。--いやしけよごと会話2020年10月25日 (日) 10:35 (UTC)[返信]

  • 返信  こんばんは、初版執筆者です。本記事の名称を太閤左文字とした経緯として、以下の2点の理由があります。1つ目は複数媒体にて「太閤左文字」という表記がされているため、世間に広く周知されていると判断したためです[1][2]。2点目は、所蔵館であるふくやま美術館が「昭和から付けられたものである」としていますが、近代以降に名付けられた刀剣が作品名称として世間に広く浸透している例として、(Wikipedia記事にはございませんが)昭和46年に昭和名物として指定された”蜂須賀虎徹”の例もあったためです[3]。これらも踏まえて、いやしけよごと様が指摘されている歴史的名称と呼ぶには年月が経っていないように考えられるという点も理解できますが、「世間に広く通用している名称」として”太閤左文字”が適切ではないかと考えております。以上、取り急ぎ自身の考えを述べさせていただきました。 --従六位上河内介会話2020年10月26日 (月) 15:45 (UTC)[返信]

つるぎの館のリンクがWP:ELNEVERに抵触する恐れがあるため、リンクを除去--従六位上河内介会話2020年10月28日 (水) 13:36 (UTC)[返信]

脚注

  1. ^ 広島)「左文字」華麗なる名刀 ふくやま美術展でのメディア特別展 - 朝日新聞 2020年10月27日閲覧
  2. ^ 国宝 太閤左文字 - NHK 投稿!DO画くん 2020年10月27日閲覧
  3. ^ 蜂須賀虎徹 - つるぎの館 2020年10月27日閲覧
  • いつもお世話になっております。「刀銘 長曾祢興里入道虎徹 寛文五年乙霜月十一日 弐ツ胴截断 山野加右衛門永久(花押)」については現状の号が「蜂須賀虎徹」ですので、今回の反例として挙げるのは不適当ではないでしょうか。自分が「太閤左文字」と呼ばれ始めた時期について書いたために混乱させてしまったようですが、これは公式で使用されている号とそれ以外の号のどちらを採るのかという案件ですので、むしろ義元左文字(ノートで類似の議論あり)や日向正宗の記事名をどうするのかが近いと思われます。(それと従六位上河内介さまが提示された蜂須賀虎徹に関するページの画像などは著作権法の引用基準を満たしていないと思われるのですが、そこへリンクを張っても大丈夫なのでしょうか?)
  • 「太閤左文字」の認知度が高いのはわかりますが、2020年8月に発売された『週刊日本刀 第60号』でこの刀の名称は所蔵館公式の提示する最新の号である「じゅらく(太閤左文字)」となっており、今後刊行される書籍でもそうなる可能性が高いため、認知度もいずれ変化していくと思われます。Wikipedia:記事名の付け方#正式名称 を読んだ限りでは、百科事典として今後記事が残っていくことを考えると、(括弧で太閤左文字という言葉も入っていますし)項目名は所蔵館に寄せるほうが相応しいと自分は考えています。--いやしけよごと会話2020年10月27日 (火) 11:49 (UTC)[返信]
  • 報告 先般の私のコメントでつるぎの館のリンク先が著作権の引用基準を満たしていないのではないかとの指摘があったため、リンクを除去いたしました。申し訳ございませんでした。--従六位上河内介会話2020年10月28日 (水) 13:36 (UTC)[返信]
  • 返信  いやしけよごと様の記事名の判断基準として、「公式で使用されている号とそれ以外の号のどちらを採るのか」を重視されていることは承知いたしました。ただ、私の印象としては所蔵館であるふくやま美術館が、正式な号として「じゅらく」であり、正式な号でないその他の名前として「太閤左文字」として公的に提示しているといういやしけよごと様のご指摘には違和感があります。まず、現在のふくやま美術館HPでもその様な記載はなく、”国宝《短刀 銘左/筑州住》(号じゅらく(太閤左文字))”とのみ記載されています。また、繰り返しにはなりますが、NHKや朝日新聞などマスコミの記述にて”太閤左文字”と記載されています。例え”太閤左文字”が正式な号でないとするならばマスコミの取材時に所蔵館から指摘が入り正式名称が表記されるところでしょう。また、刀剣画報編集部のTwitterアカウントでの記述ですが『昨日も書いたけど図録(注:ふくやま美術館寄贈時に作られた「小松安弘氏寄贈刀剣図録」)には「じゅらく に変更するから 太閤左文字 とはもう呼ばない」などとは書いてなくて、「号じゅらく(太閤左文字)」と併記です。』、『「#小松安弘氏寄贈刀剣図録」の解説では、「変更したから #太閤左文字 は間違い」などとは書いてません。あくまで併記ですし、「光徳刀絵図」では志ゆらく、「大坂御腰物帳」にはしゆ樂の号があったことが知られ、今は太閤左文字と呼び習わされている、と書かれています。』と記されています[1]。『週刊日本刀 第60号』については、こちら内容を読めておりませんのでどのような内容であるのかは不明ですが、少なくとも私が確認した中では、所蔵館や信頼できる情報源と目されるメディア媒体には”太閤左文字”の号が正式ではないという記述は見られませんでした。また、改名案に反対する理由としてはいくつかありまして、Wikipedia:記事名の付け方(WP:CRITERIA)において、記事名の付け方として以下の基準を挙げられています。

ウィキペディアにおいては、あらゆる記事にはひとつ題名を付ける必要があります。記事名は理想的には次のような基準を満たすのが望ましいです。

  1. 認知度が高い - 信頼できる情報源において最も一般的に使われており、その記事の内容を表すのに最も著名であると考えられるもの。
  2. 見つけやすい - 読者にとって記事の中で見つけやすいもの(そして編集者にとって最も自然に他の記事からリンクできるもの)。
  3. 曖昧でない - できれば、記事名が重複してWikipedia:曖昧さ回避が必要になることを避ける。
  4. 簡潔 - 短く、要点を突いているもの(曖昧さ回避の場合でも、括弧内を短く保つことは必要です)。
  5. 首尾一貫している - 他の似たような記事においても、同じように使われているもの。

このうち、 曖昧でないという点において、現在じゅらくは株式会社聚楽のリダイレクトになっており、もし改名すれば重複としてWikipedia:曖昧さ回避が必要となる可能性があります。また、認知度が高い見つけやすいという面においても括弧付きの記事名と比較すると、現行記事名の方がより望ましいのではないかと思慮しております。また、正式名称(WP:COMMONNAME)のところを見ると「記事名の括弧内に別名、原語、読み仮名(通称のほうを記事名としている場合には正式名称)を併記してはなりません。」とありますが、いやしけよごと様が改名案に提示していただいている「じゅらく(太閤左文字)」もしくは「じゅらく左文字(太閤左文字)」だとこの一文に抵触すると考えられます。--従六位上河内介会話2020年10月28日 (水) 13:36 (UTC)[返信]

脚注

返信

  • ①まず、『正式な号として「じゅらく」であり、正式な号でないその他の名前として「太閤左文字」として公的に提示しているという』という2020年10月28日 (水) 13:36 (UTC)の指摘は従六位上河内介さまの明らかな誤読で、どうしてそうとられたのか非常に困惑しています。自分は最初から所蔵館による名称を「国宝《短刀 銘左/筑州住》(号じゅらく(太閤左文字))」と書き、記事の名称を最新の号から「じゅらく(太閤左文字)」もしくは「じゅらく左文字(太閤左文字)」と併記で表記するべきだと主張しています。(所蔵館の号からすると)「太閤左文字」だけだと半分しか正しくないとは書きましたが、従六位上河内介さまの書いたような内容を記述した覚えは読み返しても見当たらないのですが。それと一応言っておきますが、従六位上河内介さまの編集した時点での本記事には「号 じゅらく(太閤左文字)」が書かれていなかったので、2020年10月25日 (日) 10:46‎ の編集で追加したのはこちらです。さらに念のために言いますと、所蔵館による最新の号は「じゅらく(太閤左文字)」ですが、「太閤左文字」も依然この刀の号であることは一度も自分は否定していません。自分は記事名を所蔵館が表記する最新の号に合わせるべきだと主張しているのです。
  • ②次に、『NHKや朝日新聞などマスコミの記述にて”太閤左文字”と記載されています。例え”太閤左文字”が正式な号でないとするならばマスコミの取材時に所蔵館から指摘が入り正式名称が表記されるところでしょう』という点ですが、従六位上河内介さまが提示されたのは朝日新聞が2018年(NHKは2020年ですが読者による投稿のため除外)、ふくやま美術館が号を「じゅらく(太閤左文字)」としたのはそのあとです(『筑前左文字の名刀』と『小松安弘氏寄贈刀剣図録』を確認すれば明白です)。2018年のプレスリリースにそれまで所蔵館で使われていた「号 太閤左文字」で出てくるのは至極当然ですので、それを以て根拠とされるのは時系列を無視しています。2020年以降で、『所蔵館に取材したメディア媒体』が「号 じゅらく(太閤左文字)」ではなく「号 太閤左文字」を用いた記事を提示していただけますか?
  • ③『現在じゅらくは株式会社聚楽のリダイレクトになっており、』とのことですが、リダイレクトの削除依頼を出すなり曖昧さ回避なりTemplate:Otherusesを使用するなり対応策はあり、重大な障害ではありません。
  • ④認知度の高さは②や 2020年10月27日 (火) 11:49 (UTC)の書き込みの通り、これから変化していく可能性が高いですし、「太閤左文字」をリダイレクトすれば問題ありません。
  • WP:COMMONNAMEの「記事名の括弧内に別名、原語、読み仮名(通称のほうを記事名としている場合には正式名称)を併記してはなりません。」について、「号 じゅらく(太閤左文字)」は公式で括弧を含めての表記なのでこの一文には当てはまりません。
  • ⑥第三者が「号 じゅらく(太閤左文字)」と主張しているのでしたら「~とも呼ばれている」と書けばいいだけですが、この号を主張しているのは所蔵館、「『大坂腰物帳』の時点でじゅらくの号があり、太閤左文字は昭和の後半から言われ始めた」という研究のうえで号を併記しています。それを踏まえると、今後は「号 じゅらく(太閤左文字)」が公的な場では使用されていくと思われます。でしたら現行の号に記事名を更新した方が、一般の利用者の方が混乱しないと自分は考えます。--いやしけよごと会話2020年11月2日 (月) 11:35 (UTC)[返信]

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こんばんは、お世話になっております。従六位上河内介です。まず、いやしけよごと様におかれましては御気分を害されたのであればお詫び申し上げます。いやしけよごと様が先般の返信で述べられておりました『公式で使用されている号とそれ以外の号のどちらを採るのかという案件ですので、(後略)』という文面からそのように類推したものであり、『記事の名称を最新の号から「じゅらく(太閤左文字)」もしくは「じゅらく左文字(太閤左文字)」と併記で表記するべきだと主張しています。』という一文から、改めていやしけよごと様のご意見は把握させていただきました。そのうえで、以下、2点の意見を述べさせていただきます。
(1)『2020年以降で、『所蔵館に取材したメディア媒体』が「号 じゅらく(太閤左文字)」ではなく「号 太閤左文字」を用いた記事を提示していただけますか?』の点について、残念ながら『所蔵館に取材したメディア媒体』と確証できる媒体はありませんでしたが、2020年以降に作成されたとされるWEBメディア媒体で「太閤左文字」と表記されていたサイトはいくつかありましたので、ご紹介させていただきます。(秀吉が愛した「天下取りの刀」左文字の最高傑作!名刀・太閤左文字とは? ‐ 和楽WEB【刀剣ワールドBlog】埋忠展「有楽来国光」や物吉貞宗・太閤左文字などの刀剣情報 ‐ 刀剣ワールド)。また、いやしけよごと様は先述の返答にて『ふくやま美術館が号を「じゅらく(太閤左文字)」としたのはそのあとです(『筑前左文字の名刀』と『小松安弘氏寄贈刀剣図録』を確認すれば明白です)。』とありますが、これは収蔵館が号の名前を変更する趣旨の記述があったのでしょうか?もし差し支えなければ、その記述部分についてご紹介いただけますでしょうか。
(2)また、いやしけよごと様が主張されている『記事名を所蔵館が表記する最新の号に合わせるべき』という意見は傾聴に値するものだと考えております。ただ、現行のWikipedia記事の名前も収蔵館での呼称ではなく、世間で広く知られている通称の方が採用されているケースがままありまして、例えば、へし切長谷部なら所蔵館の福岡市美術館は名物「圧切長谷部(へしきりはせべ)」と呼称[1]しておりますが、へし切長谷部が記事名になっています。また、妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリでなら所蔵館の久能山東照宮博物館は重要文化財 太刀 無銘 光世作(ソハヤノツルキ)と呼称[2]しておりますが、妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリが記事名になっています。このようにWikipedia記事名では必ずしも収蔵館の呼称が絶対優先的に使われるわけではなく、Wikipedia:記事名の付け方#記事名を付けるにはにもありますように『記事名を選ぶにあたっては、編集者の関心よりも読者の関心を、専門家よりも一般的な利用者の関心を重視してください。』として広く通用する名称を用いることもあると考えております。いやしけよごと様は、認知度の高さはこれから変化していく可能性が高いと指摘されておりますが、今後変化していく可能性を踏まえて先に現行の号に記事名を改めるのではなく、現行の号が一定メディアなどで浸透してきており、複数の出典から明記できる状態になってからでも遅くはないと考えています。--従六位上河内介会話2020年11月4日 (水) 14:56 (UTC)[返信]

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お疲れ様です。4つに分けてご回答します。

  • ①リンク先を読む限り、「和楽WEB」「刀剣ワールドBlog」は最初に従六位上河内介さまが条件として挙げた「マスコミの取材時に所蔵館から指摘が入り正式名称が表記される」に該当しないようです。別の記事の提示をお願いします。
  • ②2018年11月ふくやま美術館・刀剣博物館発行の『筑前左文字の名刀』では「号 太閤左文字」と表記(この時点では小松コレクション(ふくやま美術館寄託))、寄贈後の2019年12月にふくやま美術館が刊行した『小松安弘氏寄贈刀剣図録』では「号じゅらく(太閤左文字)」表記です。この間に変更されたことがわかります。
この件で質問なのですが、従六位上河内介さまは2020年10月28日 (水) 13:36 (UTC)の返信で『小松安弘氏寄贈刀剣図録』の内容を挙げています。刀剣画報編集部のTwitter引用という形ですが、こちらにこの本に掲載されている他の内容について聞いたということは検証せずに孫引きで根拠としたということでしょうか? Wikipedia:信頼できる情報源#オンラインや自己公表された情報源の利用の『信頼性の評価』に「一般的に、情報源を確認するのが重要なのに加え、主張のためには元の情報源を引用することが望ましいです。」とあります。刀剣画報編集部のつぶやきはもちろん図録の内容に沿っていますが、そうでない可能性を除外するために、論拠とする場合は大本の情報を確認することがルールだと思っていました。それをしないのでも問題ないのでしょうか。
  • ③「へし切長谷部」も「妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリ」も文化財指定名称(所蔵館のものではないが国による公式の名称)であり、ここでの例に挙げるのは不適当に思われます。国指定の名称と所蔵館の名称を比較して初版執筆者が国指定名称を優先したと推測できますし、所蔵館による名称もリダイレクトされています。
この記事も、文化財指定名称にたとえば(太閤左文字)などと号が追記されていたら、改名提案は出しませんでした。
  • ④今回この記事で表記を問題にしたのは、今後公式が「じゅらく(太閤左文字)」を使用する関係上、記事名が「太閤左文字」だと「じゅらく」と検索してここにたどり着くのはある程度知っていなければ難しいからというのも大きいです。現状だと、とりあえず先に来る「じゅらく」で検索した利用者さんは聚楽へ飛ばされ、「太閤左文字」と入力しなおさなければならないという二度手間となります。ふくやま美術館公式twitterでは号の変更後は「短刀 銘左/筑州住(号じゅらく(太閤左文字))」と表記しており、『小松安弘氏寄贈刀剣図録』『週刊日本刀 第60号』など変更後の号で記載された出典も出てきています。従六位上河内介さまのいう『現行の号が一定メディアなどで浸透してきており、複数の出典から明記できる状態』の基準は曖昧で主観に依存していると思われます。

それと報告ですが、お互いにヒートアップしていますのでコメント依頼を出しました。--いやしけよごと会話2020年11月5日 (木) 13:52 (UTC)[返信]

コメント コメント依頼から来ました。刀剣に関しては素人にて、見当違いのことを述べるかもしれませんが、その際はご容赦下さい。結論から申し上げると、改名は最終的には不可避の様に思いますが、現時点では時期尚早と存じます。理由は以下の通りです。

  • 現記事名は複数の二次資料(例:[1][2][3][4][5][6][7][8])により当該刀剣の号として使用されてきたことが明らかであり、「明らかに、ページ名が記事名の付け方のガイドラインに沿っていない」とまでは言えないこと。
  • 本件改名提案は「正式名称の変更によるものではない(号の変更ないし追加)」と受け取っているのですが、そうであれば本件は「Wikipedia:記事名の付け方#記事名を付けるには」(本件は論争がある場合なので特に「記事名は信頼できる情報源における慣例を参考にしつつ、議論して決めてください」の部分)により決めるべきですが、信頼できる情報源としての二次資料の提示は1件(2020年8月発売「週刊日本刀 第60号」=内容は私は未確認です)のみであり、号の変更自体が「信頼できる情報源において(注記「最も」の語句は外すとしても)一般的に使われており」に該当するか判断するには情報源が足りないと感じること。また、信頼できる情報源の提示が1件だけは、仮に記事名の変更自体は行うにしても、改名案として挙げられている「じゅらく(太閤左文字)」「じゅらく左文字(太閤左文字)」のどちらが妥当かは判断できない状況であること。

今後については、所有者(所蔵館)が使用する「新号」が貸出先の美術館展示にも使用されるだろうし、展示会の報道も「新号」で行われるでしょうから、「新号」使用の二次資料が増えていくものと思われます。その二次資料がある程度出揃った段階で、(改名案も一つに絞れるでしょうし)仕切り直しで改名提案することが妥当と思います。--むらのくま会話2020年11月7日 (土) 15:09 (UTC)[返信]

返信

むらのくま様、丁寧でわかりやすいコメントをありがとうございます。

  • 改名提案は、おっしゃる通り「号の追加」によるものです。所蔵館による新号が公表されていたのに、それには触れずに記事が新規で作成されたために提案しました。しかしwikipediaのルール的に時期尚早なのでしたら、取り下げます。
→本日から一週間待って、改名に賛成意見がなければ取り下げます。その際、「じゅらく」がリダイレクトされている「聚楽」の記事にTemplate:Otherusesを追加し、「この項目では、東京都文京区に本社を置くレストラン・ホテルの運営を行う会社について説明しています。「日本刀 号じゅらく(太閤左文字)」については「太閤左文字」をご覧ください。」という形で対応するつもりです。--いやしけよごと会話2020年11月9日 (月) 14:34 (UTC)[返信]
  • 返信  お世話になります。従六位上河内介と申します。先般、いやしけよごと様よりご返答があった内容について、順を追って回答させていただきます。
②『2018年11月ふくやま美術館・刀剣博物館発行の『筑前左文字の名刀』では「号 太閤左文字」と表記(この時点では小松コレクション(ふくやま美術館寄託))、寄贈後の2019年12月にふくやま美術館が刊行した『小松安弘氏寄贈刀剣図録』では「号じゅらく(太閤左文字)」表記です。この間に変更されたことがわかります。』という表記について、こちらは2つの文献の表記の差異から、号が変更されたといやしけよごと様が判断されたという認識でよろしいでしょうか?それともいずれかの文献で『収蔵館が号の名前を変更する趣旨の記述』があったのでしょうか?おそらく双方の文献共にいやしけよごと様がすでにご確認いただいている上での回答だと推測してお伺いいたしますが、もし後者であれば、改めてにはなりますがその記述部分について記載頁も含めてご紹介いただけますでしょうか。
続いて『従六位上河内介さまは2020年10月28日 (水) 13:36 (UTC)の返信で『小松安弘氏寄贈刀剣図録』の内容を挙げています。刀剣画報編集部のTwitter引用という形ですが、こちらにこの本に掲載されている他の内容について聞いたということは検証せずに孫引きで根拠としたということでしょうか? Wikipedia:信頼できる情報源#オンラインや自己公表された情報源の利用の『信頼性の評価』に「一般的に、情報源を確認するのが重要なのに加え、主張のためには元の情報源を引用することが望ましいです。」とあります。刀剣画報編集部のつぶやきはもちろん図録の内容に沿っていますが、そうでない可能性を除外するために、論拠とする場合は大本の情報を確認することがルールだと思っていました。それをしないのでも問題ないのでしょうか。』という記述に対して、回答いたします。2020年10月28日 (水) 13:36 (UTC)の返信では、マスコミ(=信頼できる情報源となる2次情報源)が「太閤左文字」という名称を用いる典拠として、朝日新聞、NHK、そして刀剣画報編集部のTwitterアカウントで「太閤左文字」という表記が為されていることを示すために提示しました。なので、文脈からも2次情報源での使用例として提示したものであり、『小松安弘氏寄贈刀剣図録』の内容を提示することを目的として提示したものではございませんでした。特に刀剣画報編集部のTwitterアカウントでは、日本刀の専門雑誌である刀剣画報発信という有意性、また『小松安弘氏寄贈刀剣図録』という1次情報源をもとに述べていることから信頼性が高いと判断して上げました。元の情報源を引用することが望ましいのは確かですが、今回の出典も『独立した二次資料』の条件に当てはまっていると考えており妥当な出典提示だと考えております。
③『「へし切長谷部」も「妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリ」も文化財指定名称(所蔵館のものではないが国による公式の名称)であり、ここでの例に挙げるのは不適当に思われます。』については、「へし切長谷部」の文化財指定名称は【名物へし切 】ですし、「妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリ」の文化財指定名称は、【無銘(伝三池光世作)裏ニ「妙純傳持ソハヤノツルキ」表ニ「ウツスナリ」ト刻ス】ですので、あくまでりWikipedia記事の名称は文化財指定名称ではなく通称名が採用されているものと考えており、例として不適当とされるまでは言えないのではないかと私は考えております。
④『従六位上河内介さまのいう『現行の号が一定メディアなどで浸透してきており、複数の出典から明記できる状態』の基準は曖昧で主観に依存していると思われます。』については、むらのくま様のおっしゃる通り2次資料で新号を広く利用していると認められ、ある程度出揃った段階であれば記事名改名の検討段階に入ることが出来ると考えられます。この基準であれば、曖昧で主観に依存している可能性を排除できると考えられるため、いやしけよごと様の懸念材料をクリアできると考えられます。また、『とりあえず先に来る「じゅらく」で検索した利用者さんは聚楽へ飛ばされ、「太閤左文字」と入力しなおさなければならないという二度手間となります。』という指摘については、現状は「太閤左文字」をリダイレクトにするのではなく、「じゅらく」や「じゅらく(太閤左文字)」をリダイレクト設定、もしくは曖昧さ回避を設定すれば問題ないと考えます。
以上、取り急ぎではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。--従六位上河内介会話2020年11月9日 (月) 15:21 (UTC)[返信]
すみません、そもそも疑問に思っていることがあるのですが、なぜ博物館における呼び名が変わったかというのを証明する資料ってありますでしょうか。どっちに決めるにしろ、できればその経緯が分かると決定のための一つの参考になるんじゃないかなと思うのですが。--遡雨祈胡会話2020年11月15日 (日) 08:54 (UTC)[返信]
  • どうして変えたかという件に関しては、明言されている資料を自分は持っていません。2019年の「小松安弘コレクション寄贈記念 日本の名刀」展で「今回から号を変更して展示することになった」というレポートならばtwitterと個人Blogで複数見かけましたが、情報源としては弱い上に理由は未記載でした。『小松安弘氏寄贈刀剣図録』に「慶長十六年(1611)や元和元年(1615)にはじゅらく(聚楽)の号があったことが知られる」「太閤左文字という号は明治時代以前の史料にはなく、昭和の後半になってから言われたものと思われる」、『刀剣画報』に「2019年にふくやま美術館が、『光徳刀絵図集成』に「聚楽左文字」と記されているものと同定した」と掲載されているのが近いくらいでしょうか。
  • 2018年には「二条城会見」の際に秀頼から家康へ送られた刀となっていたのが、2019年には秀吉から家康へ送られたと原田一敏氏により変更されているので、その期間にこの刀の知見が更新されたのだと思いますが、それについては今後の発表待ちです。--いやしけよごと会話2020年11月15日 (日) 13:52 (UTC)[返信]
  • コメント 時系列での号表記と寄託/寄贈の表記の変遷状況による素人の推察ですが、小松安弘氏所有(ふくやま美術館寄託)時は「太閤左文字」、2018/11月に小松氏ご遺族から寄贈されふくやま美術館所有となったことを機に所有者として号の再検討した結果「じゅらく(太閤左文字)」または「聚楽左文字」としたのではないかと個人的には考えています(直接的な証拠はなく、あくまで推察=独自研究なので、見当違いでしたら申し訳ないのですが)。以下は時系列での号表記と寄託/寄贈の表記の変遷状況です。
  1. 2018/11/8掲載:朝日新聞デジタル「太閤左文字」[9]、「『小松コレクション』が寄託」の記載あり。
  2. 2018/11~12月展示:ふくやま美術館「短刀 銘 左/筑州住(号 太閤左文字)」[10]、「小松コレクション(ふくやま美術館寄託)」表記。
  3. 2019/1~2月展示:刀剣博物館「短刀 銘 左/筑州住(太閤左文字)」[11][12]、「小松コレクション(ふくやま美術館寄託)」表記。
  4. 2019/9~11月展示:福岡市博物館「短刀 銘 左/筑州住 名物 太閤左文字」[13]、「ふくやま美術館・小松安弘コレクション」表記。
  5. 2019/12~2020/4月展示:ふくやま美術館「短刀 銘左/筑州住(号じゅらく(太閤左文字))」「聚楽左文字」[14]、「小松安弘コレクション寄贈記念」表記。--むらのくま会話2020年11月15日 (日) 14:43 (UTC)[返信]
  • 図録などの情報も検討した限りでは、むらのくま様のご推察通り所有者の変更を機に号が再検討されたのだと思われます。ただあくまで状況証拠ですので、それを本記事には反映できないのですが。一応、手持ちの資料からわかる経緯は次の通りです。
  • 秀吉から家康へ。1611・1615年には「じゅらく」の号あり。(※ただし『大坂御腰物帳』には「二条城会見で「聚楽」の号を持つ左文字の脇差を家康へ贈る」旨の但し書きあり。2019年に贈り主が秀頼から秀吉に変更になっているが、その経緯が記された書籍はまだ見つからず。『小松安弘氏寄贈刀剣図録』に無いので市販の本では未発表の可能性が高い)
  • 1943年『光徳刀絵図集成』に聚楽左文字の名でこの刀の記載あり。ただし埋忠寿斉本の押形が記載されているだけだと思われる。(デジタルコレクションの参加館内公開で確認できるかもしれない)
(家康~昭和初期に号が失伝? 『大名家刀剣目録』を確認すれば時期を絞り込めるかもしれない)
  • 1966年『日本刀大鑑』 青山孝吉所蔵、号記載なし「光徳押形に所蔵され、秀吉の愛刀の一口である」
(この期間、青山孝吉氏より後の持ち主か仲介人が「太閤左文字」と名付けた可能性が非常に高い)
  • 1997年『日本のかたな展図録』 日本刀装具美術館蔵「号 太閤左文字」 「光徳押形に所蔵された秀吉の愛刀の一口であって太閤左文字の号がつけられている」 
  • 2018年「号 太閤左文字」小松コレクション(ふくやま美術館寄託)「確実な太閤御物であり「太閤左文字」の号で知られている」
  • 2019年「号じゅらく(太閤左文字)」ふくやま美術館蔵「じゅらく(聚楽)の号があったことが知られる」「今は太閤左文字の名で呼びならわされているが、昭和後半になってから言われはじめた」
  • (戻します)とりあえず、改名提案は時期尚早として次の日祝くらいに一度取り下げる予定です。じゅらくでの検索についてはTemplate:Otherusesを使用することで対応します。
ただ刀剣雑誌の編集部さんがtwitterで「雑誌としての表記は所蔵元の指示に合わせるのを基本としているので、現在はじゅらく(太閤左文字)と書いています。」と述べる通り、新しい号を使用した二次資料も今後増えていくと思われます。所蔵館以外の美術館・博物館での展示を含めて数が集まった段階で、いずれまた改名提案の議論が行われればいいと考えています。--いやしけよごと会話2020年11月19日 (木) 14:29 (UTC)[返信]