ノート:人身御供

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ローマの人身御供[編集]

ローマの人身御供について記してある文献を見つけたので紹介しておきます。岩波書店の『ケルトの宗教 ドルイディズム』のp.48です。 要約しますと

  • ローマには幾通りかの人身御供の習慣が残っているが比較的新しい物は「ガルス・エト・ガラ、グラエクス・エト・グラエカ」というガリア人とギリシア人の男女を一組ずつ生き埋めにするものである
  • この風習については三件の記録が残っており、そのうちの最古の物は紀元前226年、二番目は216年のカンナエの戦いにおける物(現在人身御供の項に記されているものと同一)
  • 三番目は紀元前114年、ウェスタの処女達の姦淫が発覚した時の物

ということです。つまりこの本に従えばカンナエの戦いの人身御供は最後の物ではありません。また、紀元前114年の物についてはあくまで「ガルス・エト・ガラ、グラエクス・エト・グラエカ」についての最後の記録なので、その後に人身御供が行われたかどうかはこの本からは明らかではありません--雲霞会話2015年9月28日 (月) 14:15 (UTC)[返信]

殉死について[編集]

殉死は人身御供に入るでしょうか。卑弥呼の時代に殉死させて埋めるのは確かにそう思えますが、 たとえば乃木大将が明治帝の後を追ったのは、乃木大将の意思であり、「人身御供」ではないでしょう。 以下、辞書からの引用です。余裕があれば、他にも調べてみます。

 人身御供ひとみ‐ごくう【人身御供】〘名〙 ① 人のからだを神へのそなえものにすること。また、その人。いけにえ。 ▷ 浄瑠璃・賀古教信七墓廻(1714頃)一 「いにしへは年毎に、人身御供(ゴクウ)を受給ふ」 ② 転じて、人の欲望の犠牲になること。また、その人。 ▷ 雑俳・柳多留拾遺(1801)巻二〇 「御ゐんきょへ人身御供の美しさ」 [1]  --Kizhiya会話2021年12月13日 (月) 10:22 (UTC)[返信]

  1. ^ 精選版日本国語大辞典 (C) SHOGAKUKAN Inc.2006