ノート:ヴィルヘルム・ビヤークネス

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流体力学と電磁気学との類推について[編集]

ヴィルヘルム・ビヤークネスの父カールが追求していた流体力学と電磁気学の類推については、参照されている Fleming の Inventing Atmospheric Science には、「流体力学がマクスウェルの電磁場理論のような形で説明できないかという研究」 と読めるところもあります。しかし、同じ本の、カールがヴィルヘルムに手つだわせたパリの博覧会での展示の趣旨のところは、電磁気学の基本的知見を流体によって模擬するもののように読めます。19世紀後半に、多くの物理学者が、電磁気学をエーテルとよばれていた流体の運動で説明しようとしており、20世紀になって、アインシュタインの相対性理論が正しいとみとめられたことによってその発想がとだえた、という大きな流れがあり、カールにもそういう発想があったはずだと思います。ただし、その裏づけがとれていません。ヘリガ・カーオ (原著 1999年、日本語版 2015年) 『20世紀物理学史』の第1章 (10ページ) に、カール・ビヤークネスが重力を流体運動によって説明しようとしていたことが書かれていて、そのすぐ近くに電磁気学を流体運動で説明しようとしていた話がありますがそこにはビヤークネスは出てこないのです。ひとます、双方向の類推を考えていたと読めるように表現を修正したいと思います。--Masudako会話2022年11月28日 (月) 22:31 (UTC)[返信]