ノート:パクス・ロマーナ

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改名提案(2008年4月30日)[編集]

「パックス・ロマーナ」から「パクス・ロマーナ」への改名を提案します。ラテン語 pax は「パークス」と延ばして発音はしても、「パックス」と撥ねては読まないからです。ラテン語との近似性のみを言うのであれば「パークス・ローマーナ」ですが、長母音は略した単音表記にすることの方が多いので、ここでもその慣例に従い長音は増やしません。
Google での検索結果は

  • 「パックス・ロマーナ」 53,400件
  • 「パクス・ロマーナ」 52,600件

ですので、改名することで一般的な通用性が著しく損なわれるということもなさそうです。告知期間は1週間とします。--黒の聖書 2008年4月30日 (水) 15:23 (UTC)[返信]

  • (反対)「ラテン語だと”パクス”だから」が改名の理由なのでしたら反対します。なぜなら「パックス・ロマーナ」はおそらくギボンあたりが使い出した言葉であり、英語であってラテン語ではないからです。「専門書で”パクス・ロマーナ”表記が一般的である」といった理由を示していただければ反対は撤回します。--ミッキーマウスのぬいぐるみ 2008年5月1日 (木) 01:23 (UTC)[返信]
    • (コメント)「パクス」だとラテン語的で「パックス」だと英語的ということなのでしょうか? それもまた疑問なのですが。英語のpaxに「パクス」の表記を用いても、誤りということにはならないと思うのです。--モンゴルの白い虎 2008年5月1日 (木) 16:00 (UTC)[返信]
      • 「パクス」「パックス」のどちらも間違いとは言えないということです。専門書、教科書等を比べてみて、「パクス・ロマーナ」「パックス・ロマーナ」「ローマの平和」の中で最も一般的な表記を採用することに賛成します。とりあえず、『クロニック世界全史』での索引の見出し語は「ローマの平和」でした。--ミッキーマウスのぬいぐるみ 2008年5月2日 (金) 00:39 (UTC)[返信]
  • (コメント)やや賛成、書籍での言及は「ローマの平和」の方が多いようです.論文は知りません。ギボンが初出だとしても英語版でないので英語読みにする理由はないと思います。他の用語ではローマに限定する意図で音訳語に変更されていますが、その必要がなく日本語で意味がぶれなければ日本語の方がよいと思います。johncapistrano 2008年5月1日 (木) 16:28 (UTC)[返信]

『岩波講座 世界歴史』等の概説書をいくつか調べてみましたが、johncapistrano さんが書かれたとおり、「ローマの平和」が多いですね。カナ書きの場合は「パクス・ローマーナ」という表記も見られました。あとは歴史学関係の辞典などを調べた上で改めて賛否を問おうと思います。--黒の聖書 2008年5月7日 (水) 12:33 (UTC)[返信]

改名案追加[編集]

概説書・辞典を調べた結果。

  • 『世界大百科事典』改訂新版、平凡社、2007年:ローマの平和
  • 『詳説 世界史B』山川出版社、2006年:ローマの平和 - 高校教科書
  • 『図説 世界の歴史3』創元社、2003年:ローマの平和(パクス・ローマーナ)
  • 『地中海世界史1』青木書店、2000年:ローマの平和
  • 『岩波講座 世界歴史4』岩波書店、1998年:ローマの平和
  • 『地中海事典』三省堂、1996年:パクス゠ロマーナ
  • 『新編 西洋史辞典』改訂増補版、東京創元社、1993年:ローマの平和
  • 『世界の歴史3』講談社、1976年:パクス・ローマーナ(ローマの平和)

調べた範囲内では、ラテン語転写より日本語表記の「ローマの平和」の方が広く用いられているようです。
学会誌等に掲載される論文内での表記は把握しかねますが、一応の目安として CiNii(NII論文情報ナビゲータ)で検索した結果は

  • ローマの平和:6件
  • パクス・ロマーナ:3件
  • パクス・ローマーナ:3件 - 「パクス・ロマーナ」と検索結果一致
  • パックス・ロマーナ:2件

でした。
以上を鑑み、「ローマの平和」も改名案として提案します。--黒の聖書 2008年5月8日 (木) 13:36 (UTC)。修正--2008年5月10日 (土) 05:52 (UTC)[返信]

(追記)Google でフレーズ検索をした結果は
  • パクス ロマーナ:40,700件
  • パックス ロマーナ:10,200件
  • ローマの平和:4,820件
通常の検索より実際に用いられている件数を反映していると思います。--黒の聖書 2008年5月10日 (土) 05:52 (UTC)[返信]

ここの記事名は、派生語として本文中に掲げられている「パックス・アメリカーナ」「パックス・ブリタニカ」「パックス・オトマニカ」etc.にも影響すると思われますが、それらとの兼ね合いはどうなりますか。 2008年5月9日 (金) 23:59 (UTC)[返信]

「ローマの平和」以外は日本語表記は聞き慣れませんし、現行のカナ表記でよいと思います。「『ローマの平和』のラテン語表記 Pax Romana に由来する」と添えておけば十分わかるでしょう。ただ、どちらかに統一するのは難しいところですが(現状だと、アメリカーナとブリタニカが「パックス」で、オトマニカが「パクス」)。--黒の聖書 2008年5月10日 (土) 05:52 (UTC)[返信]
当初のご提案、「パックス」か「パクス」かの決着はついてないわけですね。 2008年5月19日 (月) 10:35 (UTC)[返信]
派生語は別でしょう。統一的な規格ではなくギボン以下単にラテン語を使えばそれらしく(学術的に)見えるというものだと思います。派生語は内容や意図もそれぞれ別で記事ができてから挙げるぐらいでいいのではと思います。日本語でラテン語表記はする必要もないので、混乱の元にはなりますが用例毎に判断すべきだと。統一的な概念でないのに表記を統一する方が却って派生語に同じ重みがあるかのような誤解を招くと思います。johncapistrano 2008年5月20日 (火) 17:30 (UTC)[返信]

ネット上では「パクス・ロマーナ」が主流で、書籍では「ローマの平和」。議論が止まって約1ヶ月、どうしたものやら……と、考えた結果。当初の提案とは異なりますが、ここは「ローマの平和」でいこうかと思います。Pax Romana は、「プリンキパトゥス」のように原語の転写でないとニュアンスが伝わらないというものでもありませんし、ネットよりは専門的な書籍の用法に倣った方が適当でしょう。——というわけで、今日より1週間のうちに特に反対意見がなければ「ローマの平和」に改名します。
なお議論の冒頭にあった「pax はラテン語か否か」という問題ですが、ほかの言語版を見ても、「Pax Romana はラテン語でローマの平和の意」といった風に書いてあるのでラテン語と見なして構わないと思います。--黒の聖書 2008年6月21日 (土) 10:28 (UTC)[返信]

パックス・ブリタニカパックス・アメリカーナなどとの対応を考えると、ラテン語のままが良いのではないでしょうか。パクスでもパックスでも良いと思いますが、ラテン語に忠実なら前者でしょう。 - TAKASUGI Shinji (会話) 2008年6月21日 (土) 10:49 (UTC)[返信]

要するに Pax 〜 はすべて「パクス・〜」で統一した方がよいということでしょうか。最初は私もできればそのほうがよいと思っていたのですが、今回のような意見がまた出てきて話がまとまらないのではないかなと。「ブリタニカ」「アメリカーナ」は「ロマーナ」と違って、専門の書籍でもパクス/パックスが混在していますし、ブリタニカとアメリカーナでそれぞれ頻度の高い用法も異なっています。本来は同じ語句の表記が記事ごとにバラバラという状態は好ましいと思えませんが、「ラテン語に合わせるべし」と言ったところで統一は難しいでしょう。Pax 〜 の各記事の名称を「パクス・〜」で統一 という提案はしてもよいですけど。--黒の聖書 2008年6月26日 (木) 15:21 (UTC)[返信]

おっしゃるとおり、 Pax はすべて「パクス」で統一するべきだと思います。パクス・ロマーナパクス・アメリカーナというようにです。 - TAKASUGI Shinji (会話) 2008年6月26日 (木) 15:42 (UTC)[返信]

色々と反対意見も出てきそうですが、やってみなければ何も始まらないのでまずはそれで提案するとします。私自身も最初はやりたかったことですし。駄目なら駄目でまた、記事ごとに個別に考えればいいでしょう。--黒の聖書 2008年6月26日 (木) 16:49 (UTC)[返信]

パクスではなくパークスにすべきです。ラテン語は短母音と長母音を間違えると意味が通じません。記事名をパクスにするということは言語を蔑み踏みいじっているということです。そんなことは許せません。あくまでWikipediaは原音主義を貫き通すべきです。--いんぺ 2010年8月29日 (日) 03:06 (UTC)[返信]

改名提案・再(2008/06/26)[編集]

二転三転して申し訳ないのですが、上記の議論をふまえ、パックス・ロマーナパックス・ブリタニカパックス・アメリカーナをそれぞれ、パクス・ロマーナパクス・ブリタニカパクス・アメリカーナに改名したいと思います。現在これらの記事に言及する多くの記事(同じ項目の中ですら)でパクス/パックスが混在していますが、百科事典としてはやはり統一的な表記が望ましいでしょう。「パクス」は書籍・web どちらにおいても決して「パックス」と比べて通用性の劣った表記ではありませんし、「パックス・ブリタニカ」の記事にいたっては冒頭部以外はすべて「パクス」で書かれています。
これらの記事で用いられる pax は(おそらくは)ギボンに始まるものであり英語的ではないかとの意見もありました。が、それぞれの記事の解説や他言語版の記事を見ても「ラテン語で〜〜の平和の意」という趣旨の記述があるので、この場合の pax はラテン語であると見なせます。したがって「パクス」は、ラテン語転写としてもより正しい表記です。
なお「ブリタニカ」に限っては、ブリタンニアという記事が既にあるので「パクス・ブリタンニカ」も改名案として挙げておきます。--黒の聖書 2008年6月26日 (木) 17:44 (UTC)[返信]

(報告)移動しました。ご協力いただきありがとうございます。--黒の聖書 2008年7月5日 (土) 11:47 (UTC)[返信]