ノート:スコモローフ

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初版覚え書き[編集]

「スコモローフ」初版に使用した文献について、簡単に述べておきます。

  1. 坂内徳明『ロシア放浪芸人研究の問題点:アナトーリイ・ベールキン「ロシアのスコモローフ」』(1975年) 一橋大学機関リポジトリ HERMES-IR
  2. ウラジーミル・ボリソヴィチ・ポポノフ『新版 ロシア民族音楽物語』(2000年) 新読書社
  3. 中村喜和『ロシアの遠景 歴史と民俗の旅』(1996年) 彩流社
  4. 中村喜和『ロシア英雄物語 語り継がれた《ブィリーナ》の勇士たち』(1994年) 平凡社
  5. 伊東一郎 編『ロシアフォークロアの世界』(2005年) 群像社=佐藤
  6. 音楽之友社『ムソルグスキー(ラヴェル編曲) 展覧会の絵 OGT221』(2009年)
  7. フランシス・マース『ロシア音楽史 《カマリーンスカヤ》から《バービイ・ヤール》まで』(2006年) 春秋社

1は、ベールキンのスコモローフ論文についての書評です。スコモローフの歴史全般、とくに演劇との関連で詳しい記述があります。

2は、ロシア民族音楽についての著作。スコモローフの音楽と楽器については本書に多く拠っています。

3は、日本のロシア文学研究者のエッセイ集。スコモローフについては「忘れられた芸能者たち」として1章が割かれています。土地台帳やアバクーム自伝の紹介など、当時の史料が具体的に紹介されているのが特徴です。 記述のほとんどは、以上の3冊を参考としており、あとの4冊は補足的に用いました。

4と5は、ブィリーナとスコモローフの関連について述べたもので、5については編者は伊藤一郎ですが、文章は佐藤靖彦によるものです。

6は、ムソルグスキー『展覧会の絵』管弦楽版のポケットスコアで、その解説を参照しました。 7は、近現代のロシア音楽についての著作です。副題にあるように、グリンカ(カマリンスカヤの作曲者)からショスタコーヴィチまでを扱っており、その前の時代についてはほとんど言及がありません。スコモローフについては1ヶ所のみ、ストラヴィンスキーの項で触れています。--みっち 2011年3月7日 (月) 12:31 (UTC)[返信]