ノート:グルタミン酸

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編集合戦は好みませんので私からは戻しませんが、化学的に glutamate(s) は glutamic acid の塩、エステル、共役塩基、あるいは誘導体の総称を指す言葉であって、glutamic acid を示す言葉ではありません。aspartate なども同様です。生物系でもしも glutamic acid そのものを glutamate とも呼ぶのであれば、「生物系では~」と断りを入れていただければ助かります。--スのG 2007年7月17日 (火) 07:08 (UTC) 下線部挿入 --スのG 2007年7月17日 (火) 14:41 (UTC)[返信]

この辺 やリンク先のその他の例を見ると、アミノ酸に関してはどうもプロトンが付加しているかどうかについて区別していないように思われます(少なくともそのサイトでは)。私も詳しくないので、うかつには書けないのですが。--Calvero 2007年7月17日 (火) 13:57 (UTC)[返信]
グルタミン酸、共役塩基、共役酸を含む総称、混合物の呼称、どの形で存在しているか分からないときの便宜的な呼称として glutamate(s) を使うのはありです。結局、化学者は酸と共役塩基/酸を区別するのですが、生物系は区別しない(話が水系に限られるので区別しても意味がない。酸塩基平衡を考える習慣がない)ことによる芸風の違いなのでしょうね。--スのG 2007年7月17日 (火) 14:41 (UTC)[返信]
神経伝達物質としてのグルタミン酸は "glutamate(s)" と表現される事が結構あります。でもそれは動物生理学の中のさらに一分野の話ですので、「生物系は~」と断るとかえって顰蹙を買いそうな気がします。それ以外の場合、例えばタンパク質合成などでは普通に "glutamic acid" なので。これも分野に依りけりですが、生物屋の方が電離に無頓着、というのはその通りだと思います。- NEON 2007年7月17日 (火) 15:14 (UTC)[返信]
グルタミン酸のプロトンはアミノ基上にあるのかカルボキシル基上にあるのかというのではほとんど禅問答(手を打ち合わせたとき鳴ったのは右手か左手かという公案があります)です。冗談はさておき遊離酸・塩・エステル・共役塩基・誘導体で語幹部分が変わる"ic acid", "ate"というのは英語の文法からくる(?)要請なので日本語表記「グルタミン酸」とは一対一では馴染まないというのも事実です。語の読み方・表記方法は百科事典というよりは辞典の話なのでどこまで力をいれるかということもありますし、分野で呼ぶ呼ばないを本文に書いてしまうというの説明の本筋からは脱線気味と考えます。私ならリガーゼの<ref />のように脚注で逃げています。--あら金 2007年7月31日 (火) 15:08 (UTC)[返信]
新参で不慣れなので、「ノート:」の存在にいままで気づきませんでした。私が追加した部分についての論議だと思いますので、意図を伝えます。みなさんのおっしゃるとおり、生物学でも単体のグルタミン酸はGlutamic Acidです。さて、生物学ではほとんどの場合が単体で使わず、実質的に化合物または残基の状態での呼び方になります。しかし、英語でどう呼ばれるかは本来はここで問題にすべきではないでしょう。が、現実には、英語の発音に従って使用される例が(少なくとも生物系研究者間では)多いのです。なのに、文字に表されるときは、「学術用語集」に従って旧来の書き方をすることがほとんどです。百科事典としての位置づけを考えるときに、口語としての表現を同列に扱うべきではないのかも知れませんが、どこにもきちんとした説明のない用語をいきなり聞かされ、当然のように理解を求められる学生(や他分野研究者)は気の毒です。こういう知識優先的な考え方は、他分野との交流や学習上の障害になり、研究分野の門戸を狭め、タコ壺化を促進する以外の効果はありません。さらに、生物学の用語はものすごく語彙が多いため、英語の語彙を知っていても対応する日本語訳を知らないか、複数あるうちのどれを選んで良いかわからないひとが少なからず存在します。もちろん単体の名前を知らない人はいないだろうと思いますが、複合体として表記されたとき、よく知っている分子の化合物なのに、得体の知れないもののように感じられてしまったりすることもあるわけです。こんなつまらない理由で、難しくない問題を難しくする必要はないと思い、せめて補足的にでも(本当はわかりやすい簡易な方を中心に据えたいですが)きちんと記載してゆくべきと考えています。--tosendo 2007年8月1日 (水) 01:28 (UTC)[返信]