ノート:キサントパンスズメ

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

MINET et al.(2021) による亜種の格上げについて(X. praedicta について)[編集]

本文中にも書きましたが、X. morganii の二亜種をそれぞれ種に格上げする分類が MINET et al. (2021) によって提唱されています。両亜種はそれぞれ独立種とすべきなのでは?という話は以前からあったようで(Netz & Renner, 2017参照)、スズメガの世界的データベースである Sphingidae Taxonomic Inventory でもさっそくこの分類体系が採用されています(下書き着手段階では採用されてなかったんですが、放置してる間に更新されてしまいました)。とはいえ、おそらく日本ではまだ一般的な分類ではないでしょうし、日本語の信頼できる情報源においてこの分類が採用されるようになるにはまだ時間がかかるでしょう。もしこの分類にしたがって記事を分割する場合、「キサントパン」は学名のカナ音写であり従来は単型属として扱われてきた経緯も鑑み、「キサントパンスズメ」は Xanthopan 属の記事タイトルとして残し、それぞれの種の記事をサブカテゴリに配置するのが適切なのではないかと思われます。とはいえ現状、アフリカ本土のタイプ亜種と比べてマダガスカルの亜種 ssp. praedicta の方が有名なため、和名「キサントパンスズメ」を X. praedicta の種和名にあてる文献も出てくるかもしれません。まあその時はその時なんですが、いちおう、初版投稿時の状況はこうだったというのは備忘録的に残しておきます。--森津会話2022年2月6日 (日) 06:47 (UTC)[返信]

「キサントパンスズメ」を X. morganii の種和名として記述している情報源
「キサントパンスズメ」を X. m. praedicta の亜種和名として記述している情報源
  • 松谷, 茂 (2018). “共進化;ダーウィンのランとその受粉媒介者スズメガとの関係”. 呼吸 eレポート 2 (2): 98-104. ISSN 2433-5436. http://www.respiration.jp/erep/preview.php?x=40010001_20180903205357.