トムバック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トムバック(Tombac)は亜鉛15%程度を含む合金である。日本では黄銅、または丹銅がこれにあたる。装飾品などに用いられる。

性質[編集]

  • CuZn15(DIN:CuZn15; UNS:C23000; BS:CW 502L(CZ 102); ISO:CuZn15) -とtombak ゴールド色、冷間成形のための非常に良い、押圧するのに適した、ハンマリング、またはエンボス加工
  • CuZn12(標準化されていません)-CuZn15と同じ特性とアプリケーション、わずかに異なる色
  • CuZn10(DIN:CuZn10; UNS:C22000; BS:CW 501L(CZ 101); ISO:CuZn10)-CuZn15およびCuZn12と同様の特性と用途、顕著な赤みがかった色
  • 白トムバック-亜鉛含有量10%のCuZn10、微量のヒ素
  • エナメルトムバックまたはメールラートムバック -銅95%と亜鉛5%の合金で、エナメル処理に適しているため、その名前が付けられている