ターミナル作戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

ターミナル作戦 (Operation Terminal) は、第二次世界大戦中1942年11月の連合国軍の北アフリカ上陸作戦(トーチ作戦)時に実行された作戦の一つ。フランス側により破壊される前にアルジェ港を占領するため、港へ直接部隊を上陸させるというものであった。この作戦は1941年11月8日に実行された。

上陸部隊はアメリカ軍第34師団所属の第135連隊戦闘団622名であり、指揮官はエドウィン・スウェンソン (Edwin Swenson) 中佐であった。これを運ぶのはイギリス海軍の駆逐艦マルコムブロークであった。完全な奇襲になること、もしくはフランス側が上陸を受け入れるか少なくとも攻撃をおこなわないことが望まれたが、実際は2隻の駆逐艦はフランス軍による攻撃を受けることになった。 . アルジェ港に接近する2隻の駆逐艦に対し、午前4時6分にフランス軍は砲撃を開始した。モンカルムは被弾し大きな損害を出した。死者10名と負傷者25名を出し、4ノットしか出せなくなったモンカルムは撤退した。一方、ブロークは陸軍部隊を上陸させることに成功した。しかし、フランス軍の砲撃により8時にはブロークも港内からの脱出を余儀なくされた。結局、ブロークも被弾損傷し、11月10日に沈んだ。

ブロークの撤退時、港には60名が残された。彼らは弾薬も尽きたため12時30分に降伏したが、アルジェ周辺に上陸した部隊によって同日中にアルジェは占領された。この作戦でスウェンソンの部隊は戦死者15名、負傷者33名を出した。

関連項目[編集]