システムズシンキング

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システムズシンキングSystems thinking)とは、 物事をシステムとして捉え、その要素間の因果関係をグラフとして表し、その構造を利用して振舞の特徴把握や定性的分析を行う考え方。 システムの各要素は、環境やシステムの他の要素から分離した場合、異なる振る舞いを見せるという前提に基づく。 全体論的なシステム観を持ち、デカルト還元主義と相対する考え。

システムシンキングでは、全体のシステムを構成する要素間のつながりと相互作用に注目し、その上で、全体の振る舞いに洞察を与える。 全ての人間活動は開放系であり、それゆえ、環境からの影響を受ける、という考えに基づく。

システムシンキングでは、複雑系において、出来事は距離と時間によって区別され、 小さな種となる出来事がシステムにおける大きな変化へとつながりうる。 ある領域での変化が、別の領域で逆向きの変化をもたらすこともある。 従って、縦割りの思考の弊害をさけるため、全てのレベルでの有機的なつながりを強調する。

システムダイナミックスから生まれた分析手法で、主に経営経済問題の分析など定量的な把握が困難なものに関して用例が見られる。アメリカ経営学者ピーター・センゲ(Peter Senge)がその著書『The Fifth Discipline』(ISBN 0385517254、邦訳『最強組織の法則』(徳間書店))で用いて広く認知された。

書籍[編集]

  • 最強組織の法則―新時代のチームワークとは何か ISBN 419860309X
  • システム・シンキング―問題解決と意思決定を図解で行う論理的思考技術 ISBN 4820740156
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方 ISBN 4492555757