サンタ・メサ駅

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サンタ・メサ駅
北側の機関車両用プラットホーム 地図
所在地 フィリピン
マニラ首都圏サンタ・メサ
ラモン・マグサイサイ大通り英語版 and Teresa Street
座標 北緯14度36分2.74秒 東経121度0分37.25秒 / 北緯14.6007611度 東経121.0103472度 / 14.6007611; 121.0103472座標: 北緯14度36分2.74秒 東経121度0分37.25秒 / 北緯14.6007611度 東経121.0103472度 / 14.6007611; 121.0103472
所有者 フィリピン国鉄
路線   PNR南方本線
  アンティポロ線 (廃線)
ホーム数 両側ホーム
線路数 2
接続 LRT-2線プレサ駅へ乗り継ぎ可能
建築物
構造 地上駅
アクセシビリティ 対応
その他
駅コード SA
歴史
開業 1905年12月22日
改築 1920年、2009年
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サンタ・メサ駅サンタ・メサ英語版地区内に存在するフィリピン国鉄南方本線の駅。駅名は周辺の地区名からとられている。

トゥトゥバン駅から4つ目の駅であり、現在サンタ・メサ地区内で唯一運用されている南方本線の駅である。

多くの駅と同じように地上駅である。ラモン・マグサイサイ大通り英語版近くにあり、接続する名前のない独自の駅の間口への道があり、パサイ・ロード駅とともに独自の道がある珍しい駅となっている。また、サンタ・メサ駅は新しいフィリピン国鉄気動車のためにホームの延長とかさ上げを行った3駅(パサイ・ロード、エスパーニャ)の一つである。もともとのプラットホームも特に都市間列車(機関車両)などのコミューターエクスプレスの列車の利用のために維持されているものの、サンタメサはこれらの列車が止まれる駅には指定されていない。

かつてはアンティポロ線タガログ語版やその支線のモンタルバン線にも使われアンティポロ駅モンタルバン駅タガログ語版と接続していた。これらの路線は現在は廃線となっている。

歴史[編集]

サンタ・メサ駅は1905年12月22日に開業し駅で、もともとは東南東にグアダルーペにむかうサンタ・メサ-マンダルヨン間の路線への駅であった。その後まもなくこの路線から分岐し南西方向に向かう路線が建設された。パシグ川橋によってパシグ川を渡るMRR(現在のPNR)の最初の路線となり、パシグ川の先にあるパンダカン駅や石油貯蔵所、さらにその先のマラカナンへの敷設権を含むその他の支線へ接続する路線であった。これが現在の南方本線となっている。当時は現在は廃線となった多くの路線(ナリック・カルモナ、バタンガス、サンタクルス・パンガシナン、ブントグ)への列車も運用されていた。

駅配置[編集]


1階
ホーム
側面ホーム、右開き
ホームA 首都通勤線英語版 トゥトゥバン行 (←)
ホームB 首都通勤線英語版 アラバン行 (→)
側面ホーム、右開き
1階 コンコース
地上階
券売所、駅事務所

近隣施設[編集]

近隣施設にサンタメサ公設市場、SMシティ サンタ・メサ英語版フィリピンポリテクニック大学英語版(PUP)メインキャンパス、エウロヒオ・アマン・ロドリゲス科学技術研究所英語版(EARIST)、イエス聖心カトリック学校、慈済基金会フィリピン本部などがある。

交通アクセス[編集]

マグサイサイ大通りを通るジープニーやバスとアクセスできる。自転車タクシーも駅の近くに停車している。

サンタ・メサ駅からの徒歩、トライサイクルによるLRT-2線プレサ駅と乗り継ぎが可能である。