ゴアテックス

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防水透湿性のメカニズム

ゴアテックス (Gore-Tex) は、アメリカWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する防水透湿性素材の商標名。

概要[編集]

ゴアテックスは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE、テフロン)を延伸加工したePTFEフィルムとポリウレタンポリマーを複合化して作る。1969年にボブ・ゴアが、PTFEを用いた低コストなシールテープを作るための実験の中で、押し出しPTFEを急速に大きく延伸させることに成功した。 1平方センチメートルに14億個の微細な孔を含む。その最大の特徴は、防水性と透湿性を両立させていることにある。つまり、水蒸気は通すが雨は通さない。通常、ナイロンなどの生地でゴアテックスを挟んで使用するが、表面生地の撥水性が落ちたり完全に水没している場合は、表面に水の膜ができるため、水蒸気を通さなくなり蒸れてしまうので注意が必要である。

1976年にアメリカの Early Winters 社のテントに採用されて以降、主にアウトドア用品、特にレインウェアなどを中心に多く採用されている。レインウェアは、雨だけではなく風も通さないため、ウインドブレーカーとしても着用できる。

3レイヤー地の場合、耐水圧は 45000mm 以上、透湿性は JIS L1099B-2 法で測定され 13500g/m2/24hrs である。

なお、ゴアテックスは可燃性素材であり、アメリカ国内でテントの素材としてゴアテックスを使用することが禁止されたため、現在テントには難燃性の皮膜に変えた専用生地「X-TREK Fabrics」が採用されている。

製品タグ[編集]

ゴアテックス製品にはすべて、黒いタグがつけられる。これは厳しい品質基準によって作られたことを保証するためのものである。タグには、ゴアテックス XCR やゴアテックス PacLite など、多くの種類がある。

医療分野にも多く用いられており、人工血管や歯科における骨増生のためのメンブレンなどに使用されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]