グラート (イスラム教)

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グラートغلاة, Ghulat‎; Exaggerating, 極端派、過大派)はGhuluww (غلو‎; Exaggeration, 極端、過大)の形容詞形で、イスラム神学において、いくつかの少数派のイスラム教徒グループを表現する言葉であり、彼らは預言者ムハンマドの家系、通例イマームアリーか後のシーア派のイマーム、またはペルシア人のサルマンのような預言者の初期の教友、もしくは後の宗教指導者に神性を帰属させる。グラートという名称はそうした宗教的人物の重要性や崇敬が過大視されているという見方に由来する。広く知られたグラートの宗派にはアラウィー派(アリーは神だと信じている)、アレヴィー派(アリーは神の代理だと信じている)、バズィグ派(イマーム・ジャアファル・サーディクは神だと信じていた)、ヤフリーヤ派(輪廻とムァンマル・アル・クーフィが彼らの主だと信じていた)、ダミーヤ派(アリーは神で、ムハンマドは彼に指名された伝令で預言者だと信じていた)がある。