ヴェスヴィウス (企業)
種類 | 公開会社 |
---|---|
市場情報 | |
本社所在地 |
イギリス ロンドン |
設立 | 1704年 |
業種 | 材料技術 |
代表者 |
ジョン・マクドナー(会長) フランソワ・ワネック(CEO) |
売上高 | 13.220億ポンド(2015年)[1] |
営業利益 | 1.240億ポンド(2015年)[1] |
純利益 | 0.540億ポンド(2015年)[1] |
外部リンク | http://www.vesuvius.com/ |
ヴェスヴィウス社 (Vesuvius plc) は、ロンドンに本社を置く大手セラミックス会社である。同社の製品は、製鉄・鋳造・ガラス・太陽エネルギーといった分野の企業に使用されている。ロンドン証券取引所に上場しており、FTSE250種総合株価指数の構成銘柄である。
歴史
[編集]1704年にアイザック・クックソンによって、タインサイドの金属・ガラス企業の集合体として設立された[2]。1851年には鉛の製造に手を広げた。1924年、ロック・ランカスター社 (Lock Lancaster) 及びW. W. & R. ジョンソン & サンズ社 (W.W. & R. Johnson & Sons) と合併して「アソシエイテッド・レッド・マニュファクチャラーズ社 (Associated Lead Manufacturers)」となった。1930年、初めてロンドン証券取引所に上場した[3]。1966年、「レッド・インダストリーズ・グループ社 (Lead Industries Group) 」に改称し、1979年には非鉄金属製造業者のA. J. オスター社 (A. J. Oster Company) を買収した[2]。1982年に再びに改称してクックソン・グループ (Cookson Group) となり[3]、1987年にはセラミックス製造業者のヴェスヴィウス・クルーシブル社 (Vesuvius Crucible Company) を買収した[3]。
ロバート・マルパス卿は、1991年から1998年まで同グループの会長であり、1996年から1998年までユーロトンネル会社(現在のゲットリンク)の共同会長を務めた.[4]。
クックソン・グループは2005年、先端技術製品と新興市場に注力する道を選択した[3]。2008年、フォセコ(冶金産業や鉄鋼産業への供給元)を買収した[5]。
2012年12月、社名をヴェスヴィウスに変更するとともに、機能性材料部門を分社して新会社アレント (Alent) を設立し、「クックソン」という社名の使用を終了した[6][7]。
事業
[編集]同社の事業は、鉄鋼流量制御、鋳造技術、高度耐火物、貴金属加工の4部門からなる[8]。
脚注
[編集]- ^ a b c “Annual Report 2015”. Vesuvius plc. 16 April 2016閲覧。
- ^ a b Cookson America Profile[リンク切れ]
- ^ a b c d Cookson Group History Archived 2008年12月1日, at the Wayback Machine.
- ^ 'MALPAS, Sir Robert', in Who's Who 2012 (London: A. & C. Black, 2012)
- ^ Cookson Group Divisions
- ^ “Vesuvius”. ADVFN. 3 April 2015閲覧。
- ^ Super User. “Cookson becomes Vesuvius”. ceramrefractories.co.uk. 2015年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月3日閲覧。
- ^ “Vesuvius - about us”. vesuvius.com. 2015年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月3日閲覧。