クセノター

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クセノターまたはクセノタールXenotar )はギュンター・クレムト(Günther Klemt )が設計したレンズ。F2.8からF3.5に留めると周辺までシャープなレンズができる。

前群ガウス型後群トポゴン型で、この形式の元祖はカール・ツァイスビオメターだが、現在「クセノター型」と呼ぶことが多い。

エクサクタ66シリーズ用[編集]

  • クセノター80mmF2.8

グラフレックスXLシリーズ用[編集]

  • クセノター80mmF2.8 - ローライ二眼レフカメラ用と同じ設計。

ローライ二眼レフカメラ用[編集]

  • クセノター75mmF3.5がローライフレックス3.5Dから3.5Fに、クセノター80mmF2.8がローライフレックス2.8Dから2.8Fに固定装着された。

ローライ6000シリーズ用[編集]

ローライ#6000シリーズ用レンズを参照のこと。

大判用[編集]

  • クセノター80mmF2.8 - アタッチメントはφ49mmねじ込み。イメージサークルφ91mm(F16)。シャッター#1。
  • クセノター100mmF2.8 - アタッチメントはφ58mmねじ込み。イメージサークルφ117mm(F16)。シャッター#1。
  • クセノター100mmF4 - アタッチメントはφ49mmねじ込み。イメージサークルφ110mm(F16)。シャッター#0。
  • クセノター135mmF3.5
  • クセノター150mmF2.8 - アタッチメントはφ77mmねじ込み。イメージサークルφ160mm(F16)。シャッター#3。
  • クセノター210mmF2.8

出典[編集]

参考文献[編集]

  • シュナイダークロイツナッハ英文カタログ
  • 『カメラ年鑑'82年版』日本カメラ社