ガルバニック皮膚反応

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ガルヴァニック皮膚反応(Galvanic skin response)(がるばにっくひふはんのう:Galvanic Skin Responce (GSR)、または皮膚コンダクタンス反応)とは、皮膚を流れる電流の抵抗が皮膚の湿気で低くなることを言う。

1791年イタリアの解剖学者ガルヴァーニが動物組織の電流を発見したことに因む。心理学者ユングは1904年皮膚の湿気は発汗によるものとし、発汗は交感神経の作用、とする三段論法の仮説を立てた。

ガルヴァニック皮膚反応とは、電気皮膚反応(GSR)と呼ばれる皮膚コンダクタンス、皮膚電気反応(EDR)、精神電流反射(PGR)、皮膚コンダクタンス反応(SCR)または皮膚コンダクタンスレベル(SCL)によって、皮膚の電気伝導度を測定する方法である。(個人のもつ水分レベルによって異なる。)人の汗腺は交感神経系によって制御されているので、皮膚コンダクタンスは、心理的または生理的覚醒の指標として使用されている。全般的に自然変動や刺激に対する皮膚電気活動の反応の研究があるといわれている。「ガルヴァニック皮膚反応: スキンコンダクタンス(英文簡易訳)」しかしながら皮膚コンダクタンスレベルのシグナルでは、心理状況、覚醒状況は全く反映されておらず、欧米では疑似科学として検証はされていない。現在は仮説レベルの段階である。

ガルヴァニック皮膚反応(スキンガルヴァニックリアクション)のセオリーは長年嘘発見器にも応用されたが、信憑性に乏しく、発汗レベルの計測に対し、ポリグラフを使用した装置には及ばない。また最近ではロシアの研究者が自動車等の運転時の覚醒時に起きるコンダクタンスレベルを計り、居眠り防止用にも研究もされていが、エビデンスそのものがなく、その精度はまだ実用性に至っていない。

下記は英文サイトでガルバニック皮膚反応について、中立的な解釈がなされている。
http://en.wikipedia.org/wiki/Skin_conductance