オオルリソウ属

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オオルリソウ属
CynoglossumOfficinale-bloem-kl.jpg
Cynoglossum officinale
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: シソ目 Lamiales
: ムラサキ科 Boraginaceae
: オオルリソウ属 Cynoglossum
  • 本文参照

オオルリソウ属( - ぞく、Cynoglossum)は、ムラサキ科の属の一つである。

学名の由来[編集]

学名はギリシャ語kynoglossum(犬の舌)に由来し、葉の形から出た名前である。英語ではhound's tongueという。

性状[編集]

本来は旧大陸の温帯地方に分布していたが、性質が強健なため、現在は極地や砂漠、高山帯以外のほとんどの地域に分布しており、日本でもオオルリソウが、西日本の荒れ地などに自生している。現在55種あまりの自生種が知られている。耐寒性のある一年草または二年草で、一部多年草のものもある。長い柄のあるへら型の根生葉で越冬し、茎に付く葉は互生する。花は総状花序で、春から夏に咲き、青紫のものが多い。

C. officinaleは、かつて、虫さされや小さな傷の手当てに使われる薬草として用いられ、アメリカやオセアニア大陸にも持ち込まれたが、鍵状のとげのついたタネが、家畜の毛につきやすく、現在ではやっかいな雑草の一つになっている。

また、シナワスレナグサは、秋まき一年草の草花として、家庭園芸で栽培されている。