イパラ山

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イパラ山は、グアテマラ南東部に存在する成層火山である。火山なので山容が変わる可能性が有るため、山頂の標高は参考程度ながら、標高は約1650 mとされている。

地理・地史[編集]

イパラ山の山容。
イパラ山の山頂部に存在するカルデラ湖であるイパラ湖

イパラ山は、グアテマラ南東部のチキムラ県フティアパ県との県境に当たる。なお、この場所は、エルサルバドルとの国境に比較的近い地域でもある。この山は環太平洋造山帯の上に存在し、火山活動を繰り返し、成層火山として形成された。山頂部には直径約1 kmのカルデラが形成されており、外輪山からカルデラの底までの標高差は約150 mである。このカルデラの底部にはイパラ湖が存在する。

参考文献[編集]

座標: 北緯14度33分00秒 西経89度37分48秒 / 北緯14.55000度 西経89.63000度 / 14.55000; -89.63000