イヌワラビ

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イヌワラビ
Japanese Painted Fern Athyrium nipponicum 'Pictum' Leaf 1500px.jpg
イヌワラビ A. niponicum
分類
: 植物界 Plantae
: シダ植物門 Pteridophyta
: シダ綱 Pteridopsida
: ウラボシ目 Polypodiales
: イワデンダ科 Athyriaceae
: メシダ属 Athyrium
: イヌワラビ A. niponicum
学名
Athyrium niponicum
(Mett.) Hance.
和名
イヌワラビ

イヌワラビ(学名:Athyrium niponicum)とは、イワデンダ科メシダ属に分類されるシダの一種。

分布[編集]

アジア日本中国北部、朝鮮半島台湾)に分布する。

特徴[編集]

落葉性草本植物であり、葉は根茎から輪生する。野生の場合、葉の部分は長さ 25-40cm・幅 15-25cm の羽状で、長さ 4-9cm・幅 2-3cm の葉が 6-10 対ほど深く分かれてつき、葉は明るい緑色、茎は暗い赤茶である。胞子をそなえた胞子嚢が全ての羽片の下面にある。

栽培と利用[編集]

この植物は庭園の観葉植物として栽培され、いくつかの栽培変種がある。

  • Pictum - 銀色がかった緑色の葉、明るい赤色の茎を持つ。Japanese Painted Fern とも呼ばれる。
  • Red Beauty - 黄色の葉、明るい赤色の茎を持つ。
  • Pictum Cristatum - トサカ状の葉を持つ。
  • Metallicum - 葉全体が銀色、緑色、赤色でまだら状になっているのが特徴。


近縁種のヘビノネゴザAthyrium yokoscense)は、重金属に汚染された強い毒性を持つ土壌に極めて強い重金属耐性を持つ。バイオレメディエーション(Bioremediation)用とされ、重金属を高蓄積する土壌浄化植物として利用される。

外部リンク[編集]