アルファベット (計算機科学)

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計算機科学において、アルファベット (alphabet) または字母とは、文字や数字の有限の集合のこと。有限の文字列は、アルファベットからなる文字の有限の並びである。特に、{0, 1}からなるアルファベットはバイナリアルファベットと呼ばれる。また、二進列 (binary string)は、バイナリアルファベットの並びである。また、うまく処理することで、無限の文字の並びも考えることが可能である。

アルファベットΣが与えられたとき、Σ*はアルファベットΣからなる有限の文字列全てを意味する。ここでの*クリーネ閉包を意味する演算子である。また、\Sigma^\infty (or occasionally, \Sigma^\N or \Sigma^\omega)は、アルファベットΣからなる無限の文字列全てを意味する。

例えばバイナリアルファベット{0, 1}からは{ε, 0, 1, 00, 01, 10, 11, 000, ...}のような文字列が生成できる(εは空文字列を意味する)。

アルファベットは、形式言語オートマトンの分野で重要である。特に決定性有限オートマトンなどでは、アルファベットの形式的な定義が必要である。

関連項目[編集]