鳥居清朗
鳥居 清朗(とりい きよあき、生没年不詳)とは、江戸時代にいたとされる浮世絵師。
来歴[編集]
初代鳥居清信の門人で作画期は享保の頃とされるが、『浮世絵師伝』は「諸書に初代清信門人として、此の名を伝へたれども、恐らくは清朝の『朝』を『朗』と誤りたるものならむ」と述べている。ただし関東大震災で失われた美術品を載せる『罹災美術品目録』には、浅草区小林亮一の項に「鳥居清朗遊女図」とある。
参考文献[編集]
- 飯島半十郎(虚心) 『浮世絵師便覧』 1893年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。35コマ目。
- 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。62コマ目。
- 国華倶楽部編 『罹災美術品目録』 1933年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。104コマ目。