阻塞弾発射機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。114.148.19.110 (会話) による 2010年2月1日 (月) 11:57個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (項目追加)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

7cm阻塞弾発射機

阻塞弾発射機(そさいだんはっしゃき)とは、第二次世界大戦日本軍が使用した迫撃砲のような対空兵器である。

概要

低空で地上攻撃してくる敵戦闘機爆撃機を迎撃する目的で作られた。直径70mmと81mmの二種類が存在し、南方戦線で使用されたといわれている。

7cm阻塞弾発射機

地上から垂直に打ち上げられると高度600mで7個の子弾に分裂してパラシュートでゆっくり降下する、パラシュートの紐に敵機が引っかかると爆発する構造で、引っかからなかった場合は3秒後に自爆する。

  • 口 径:70mm
  • 砲身長:1200mm
  • 最大射高:600m

8cm阻塞弾発射機

7cm阻塞弾発射機の拡大版で到達高度が1000mとなり射程距離が伸びた、これに伴い自爆するまでの時間も12秒に延長された。

  • 口 径:82mm
  • 砲身長:1880mm
  • 最大射高:1000m

関連項目