郵便書簡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Xingxing (会話 | 投稿記録) による 2012年5月21日 (月) 13:55個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎大きさ)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

郵便書簡(ゆうびんしょかん)は日本郵便が提供している郵便のサービスのひとつ。

概要

主に郵便局やゆうゆう窓口で販売されている第一種郵便物のひとつで折り畳み式の便箋兼封筒の形をしている。そのまま折り畳んで投函できる。

特殊取扱

特殊取扱料金を追加することにより、速達書留扱いとすることも可能である。 その他にも内容証明、本人限定郵便、特別送達等の特殊取扱もできる。

大きさ

日本郵便が発行している縦20.1cm、横27.7cmの表に料額印面(2012年4月1日現在60円)が印刷された紙で折り畳むと16.5cm、9.2cm の大きさになる。内面が便箋になっており、はがきの約3倍のスペースを持っている。そこに文章を書くことができる他、厚さ1cmまでであれば封筒として写真等の薄いものを同封できる。 全体の重量が25gを超えない範囲で納入することができる。それを超えた場合は定形外郵便の扱いになる。

歴史

1966年に導入されたが、当初は定形郵便物と同一料金であり、周知もほとんどされていなかったため非常に知名度が低かった。しかし、1981年に定形郵便物が50円から60円に値上げされた際に郵便書簡のみ料金が50円のまま据え置かれ、それまで禁じられていた薄い物の封入が認められるようになったため、割安の郵便制度として注目を浴びることとなった。なお過去は簡易書簡(かんいしょかん)の名称がつけられており、現在はミニレターの別名がつけられている。

関連項目

  • 航空書簡 - 日本国外に送ることのできる郵便書簡。詳細は当該記事を参照。

外部リンク