議論領域

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Luckas-bot (会話 | 投稿記録) による 2010年3月19日 (金) 17:28個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ロボットによる 追加: ca:Domini de discurs)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

議論領域(ぎろんりょういき、: Domain of discourse)は、演繹、特に一階述語論理で使われる用語である。量化子で扱われる実体の適切な集合を指す。

議論領域という用語は一般に、特定の議論で使われる項全体の集合を指す。特定の議論とはすなわち、任意の1つの関心領域での言語学的または意味論的項の集まりである。モデル理論的な意味論では、議論領域という用語は、モデルが基づく実体集合を指す。

データベースは組織の現実のある面をモデル化したものである。このような現実を便宜的に「議論領域」と呼ぶこともある。

関連項目