藤原高扶

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藤原 高扶(ふじわら の たかすけ、生没年不詳)は平安時代初期の貴族藤原南家伊賀守藤原弟河の子。官位従五位上陸奥守

曾孫に当たる為憲が工藤大夫を号して工藤氏の祖となり、子孫は工藤氏伊東氏伊藤氏吉川氏鮫島氏二階堂氏相良氏などに分かれた。

経歴

天長10年(833年)11月18日、正六位上から従五位下叙爵[1]承和4年(837年)2月13日に従五位上に叙せられ[2]陸奥守右衛門権佐を歴任した[3][4]

系譜

脚注

  1. ^ 続日本後紀天長10年11月18日条。
  2. ^ 続日本後紀承和4年2月13日条。
  3. ^ 尊卑分脈藤原南家
  4. ^ または右衛門佐(『系図纂要』)。
  5. ^ または藤原真夏の娘(『系図纂要』)。

参考文献