能動態

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。WikitanvirBot (会話 | 投稿記録) による 2011年11月27日 (日) 10:30個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.1) (ロボットによる 追加: ko:능동태)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

能動態(のうどうたい、active voice)とは、のひとつ。

対応する受動態が存在する場合、能動と受動の対立のうちの無標の態を指す。初期変形文法の枠組みでは、核文に受動変換 (passivization) を適用したものが受動態の文であり、適用せずに表層形に写像したものが能動態の文となる。

日本語文の能動態文では、動詞の語幹に「られ」などが付かない。

  • 太郎がパンを食べた。
    日本語文の能動態文の例。対応する受動態文は「パンが太郎に食べられた。」
  • The concert impressed Mary.
    英語文の能動態文の例。対応する受動態文は「Mary was impressed by the concert.」