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聞こえ(きこえ、英語では"sonority")とは、音声学において言語音を聞き手の聴覚によって分類するための基準の一つ。音声が同じ大きさ・高さ・長さであることを条件にしてどれだけ遠くに届くかを説明する。遠くに届くものは聞こえが大きいものであり、遠く届かないものは聞こえが小さいものである。
聞こえの度合いを小さいものから並べると以下のようになる。
- 無声子音
- 有声破裂音
- 有声摩擦音
- 側面接近音・鼻音
- ふるえ音・はじき音
- 狭母音
- 広母音
聞こえは言語の音節構造を説明するのに使われることがあり、聞こえが周囲より大きい音を音節主音とし、これによって音節数が数えられる。