これはこのページの過去の版です。JapaneseA (会話 | 投稿記録) による 2015年8月2日 (日) 07:50 (個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。
紀 利貞(き の としさだ、生年不明 - 元慶5年(881年))は平安時代初期の貴族、歌人。甲斐守・紀貞守の子。官位は従五位下・阿波介。
貞観17年(875年)少内記に任ぜられ、元慶3年(879年)従五位下・大内記に叙任される。元慶5年(881年)阿波介に任ぜられるが、同年卒去。『古今和歌集』に四首が入集する歌人であった。
※以下、註釈の無いものは『古今和歌集目録』の記載に従う。