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石子詰め

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石子詰め(いしこづめ)は、日本中世近世刑罰私刑のひとつ。

概略

地面に穴を掘り、首から上だけ地上に出るように、人を生きたまま入れ、その周囲に多くの小石を入れ、圧殺したもの。

刑罰としては、越後国上杉家で行なわれた。「俚諺集覧」に、「小石にて人を生きながら埋める刑なり、中古辺土にて往々ありしことなり」とある。江戸時代寛永5年、奈良春日社狛犬を盗んだ山伏飯合川で石子詰めにした記録がある。春日野のシカ殺しの犯人は興福寺で石子詰めにされたという[1]

また私刑として行なわれた。