玉台新詠
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『玉台新詠』(ぎょくだいしんえい 玉臺新詠)は、中国の南北朝時代に編纂された詩集。『玉臺新詠集』ともいう。全10巻。陳の徐陵の撰。ただし実際には、梁の簡文帝が皇太子(東宮)時代に徐陵に命じて編纂したものといわれる。漢代以来の「艶詩」や、当時流行した「宮体詩」(「宮体」とは「東宮の詩体」の意味)と呼ばれる、男女の情愛をうたった艶麗な詩を中心に収録する。
訳注書
- 『玉台新詠集 上中下』鈴木虎雄、岩波書店〈岩波文庫〉、初版1953~56年、度々復刊。
- 『玉台新詠 上下』内田泉之助、明治書院〈新釈漢文大系 60・61〉、1974~75年。
- 『玉台新詠』石川忠久、学習研究社〈中国の古典 25〉、1986年。